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平成27年度予算特別委員会(第2日目) 本文 開催日: 2015-09-15
平成27年度予算特別委員会(第2日目) 名簿 開催日: 2015-09-15

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  1. 小金井市議会 2015-09-15
    平成27年度予算特別委員会(第2日目) 本文 開催日: 2015-09-15


    取得元: 小金井市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-14
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1        午前10時03分開会 ◯中山委員長 おはようございます。ただいまから予算特別委員会の会議を開きます。  直ちに本日の議事に入ります。当委員会に付託されております案件は、議案4件です。以上4件については、お手元に配付しております予算特別委員会審査予定表の順序で行うことといたします。  ここで、委員長から一言申し上げます。これから議案の審査に入るわけでございますが、部局におかれましては、質問の趣旨を明確に捉え、簡潔明瞭に、かつ必要に応じて、個々の事業に関する内容の答弁等には、課長職者、課長補佐職者及び係長職者が答弁するなどご配慮いただくようお願いいたします。なお、質疑につきましては、委員からページ数、項目等をお示しの上、お願いしたいと思います。  以上、委員長から一言申し上げ、審査に入ることといたします。  初めに、議案第44号、平成27年度小金井市一般会計補正予算(第4回)を議題といたします。  本日、部局から資料が提出されておりますので、初めに資料の説明を求めます。 2 ◯今井企画調整担当課長 それでは、企画財政部企画政策課提出資料について説明させていただきます。  1番、福祉会館及び新福祉会館に関する庁議の議事録。2番、平成26年度社会保障税番号制度対応に係る経費一覧(システム整備費関連)。3番、平成27年度社会保障税番号制度対応に係る経費一覧(システム整備費関連)以上、3点でございます。 3 ◯菅野情報システム課長 それでは、企画財政部情報システム課提出資料についてご説明いたします。  資料番号4番、社会保障税番号制度の施行に伴う総務省からのシステム状況調査及び回答についてです。詳細は資料をご覧ください。 4 ◯松井市民課長 市民部市民課提出資料2点についてご説明いたします。  まず、1点目、個人番号カード交付用予約管理システムの概要でございます。予約管理システムの概要及び導入目的、予約管理システムの利用イメージについてご説明したものです。詳細については資料をご覧ください。  続きまして、2点目、通知カード作成送付の手順でございます。市民の方に個人番号を付番した後、通知カードを送付するまでに行われる市及び地方公共団体情報システム機構の作業内容についてまとめたものでございます。詳細については資料をご覧ください。 5 ◯大関環境政策課長 それでは、環境政策課より提出しました資料につきましてご説明いたします。  栗山公園修景池配管修繕についての資料でございます。詳細が分かるものということで依頼がありましたので、資料のとおりでございますので、ご覧いただきたいと思います。 6 ◯関地域福祉課長 それでは、福祉保健部地域福祉課10点の資料についご説明いたします。  まず、福祉保健部地域福祉課地域福祉係時間外勤務時間数、昨年度との比較でございます。地域福祉係の昨年度と今年度の4月、5月、6月の時間外の比較を表にしたものでございます。  続きまして、(仮称)新福祉会館建設検討委員会設置要綱です。新福祉会館建設に当たり、市民の方からご意見を聞くための検討委員会を立ち上げるための要綱案でございます。詳細は資料をご覧ください。  続きまして、新福祉会館スケジュール(案)でございます。福祉会館開館までの項目ごとのスケジュール案をお示ししたものです。詳細は資料をご覧ください。
     続きまして、(仮称)新福祉会館建設検討委員会検討の内容についてでございます。検討委員会においてご検討いただくことの概要についてお示ししたものでございます。詳細は資料をご覧ください。  続きまして、現福祉会館利用者安全確保対策等に係る会議議事録です。福祉会館をご利用いただいている方の安全策を早急に講じることを目的とした会議の議事録です。詳細は資料をご覧ください。  続きまして、福祉会館閉館に伴う市民説明会の実施計画概要です。8月5日及び8月9日に教育委員会と合同で開催いたしました市民説明会の結果の概要です。詳細は資料をご覧ください。  続きまして、(仮称)新福祉会館建設基本設計等委託概要です。公募型プロポーザル方式による業者選定に当たり、委託内容の概要を示したものです。詳細は資料をご覧ください。  続きまして、小金井市の集会施設です。市民部コミュニティ文化課と連名で提出しております。福祉会館閉館に伴い、市内の集会施設の配置図及び利用方法、利用状況をまとめたものを、定期利用団体等に代替施設としてご案内するために作成したものです。近日中に、団体に送付し、また、福祉会館始め市内公共施設に配置する予定のものです。詳細は資料をご覧ください。  続きまして、公民館本館の仮移転です。教育委員会、公民館と連名で提出しております。福祉会館閉館に伴い、公民館が作成した本館利用者の方へのお知らせと、公民館本館の一般利用団体向けにご案内するために他の公民館各館の附帯設備の状況などをまとめたものです。本資料につきましても、近日中に定期利用団体に代替施設としてご案内するため送付し、また、福祉会館始め市内公共施設に配置するものです。詳細は資料をご覧ください。  最後に、(仮称)新福祉会館基本設計等委託事業者選定方法についてです。公募型プロポーザル方式による業者選定の方法について、概要としてまとめたものです。詳細は資料をご覧ください。  なお、委員からお求めがございました新福祉会館の位置及びどのような建物かが分かるものにつきましては、以前、資料として提出したものと変更はございませんので、本日は資料として提出しないこととなりました。 7 ◯堀池自立生活支援課長 それでは、福祉保健部自立生活支援課提出資料4点についてご説明させていただきます。  11点目の、小金井市福祉共同作業所暫定施設賃貸借契約使用概要(案)でございます。詳細については資料をご覧いただきたいと思います。  12番目の、小金井市福祉共同作業所参考図面でございます。こちらにつきましては、市政センター予定地の中に落とし込んだ参考図でございます。  13点目、小金井市福祉共同作業所の仮移転場所に係る経過についてでございます。今回、仮移転に係る行政決定までに係る経過をお示ししたものでございます。詳細については資料をご覧ください。  14点目の、小金井市福祉共同作業所仮移転場所についてでございます。こちらにつきましては、仮移転場所に係る位置をお示ししたものでございます。東小金井駅より東に徒歩1分のところでございます。 8 ◯河田庶務課長 それでは、学校教育部提出資料についてご説明させていただきます。  1点目、庶務課提出の市立小・中学校非構造部材改修設計委託の内容についでございます。詳細は資料をご覧ください。 9 ◯鈴木学務課長 学校教育部学務課提出の資料4点についてご説明さしあげます。  ナンバー2の通学路防犯カメラ設置場所、表面が、学校ごとに設置を予定している場所及びカメラの撮影方向で、裏面が、学校ごとの設置要望理由を記載してございます。詳細は資料をご覧ください。  資料ナンバー3、通学路防犯カメラ設置に係る学校長宛て通知。平成27年7月7日付けで、教育委員会から14校の学校長宛てに通知した内容です。詳細につきましては資料をご覧ください。  4点目、平成27年度第1回町会長・自治会長連合会質問・要望事項の回答についてでございます。平成27年5月22日の平成27年第1回町会長・自治会長連合会開催前に寄せられた質問・要望事項に回答した内容について資料としたものでございます。詳細は資料をご覧ください。  5点目、通学路防犯カメラの検討状況等について。平成26年度から通学路防犯カメラに関する検討状況を一覧にまとめたものでございます。詳細は資料をご覧ください。  なお、ご請求のありました防犯カメラ設置要綱につきましては、現在、作成中のため提出しないこととなりました。 10 ◯石原生涯学習課長 それでは、生涯学習部生涯学習課提出資料についてご説明いたします。  ニュースポーツ出前教室の概要でございます。内容は資料をご覧いただきたいと思います。 11 ◯中山委員長 以上で資料説明が終わりました。  これから質疑を行いますが、質疑につきましては、歳入、歳出、総括の順序で行うことにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 12 ◯中山委員長 ご異議なしと認めます。したがいまして、歳入、歳出、総括の順序で行うことといたします。  初めに、歳入に対する質疑を行います。      (「なし」と呼ぶ者あり) 13 ◯中山委員長 以上で、歳入に対する質疑を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 14 ◯中山委員長 ご異議なしと認めます。したがって、歳入に対する質疑を終了いたします。  次に、歳出に対する質疑を行います。 15 ◯白井委員 ちょっと、いろいろ聞いていきたいと思いますので、答弁をお願いいたします。  まず、福祉会館に関する経費ですので、予算書で言うと25ページに当たりますか、福祉会館に要する経費のところであります。  私もいろいろ、委員会を通じたくさん資料を要求いたしましたので、出していただいてご対応ありがとうございました。  まず、1点目でございます。資料の福祉保健部地域福祉課地域福祉係時間外勤務時間数、昨年度との比較というものがございます。ちょっとこちらを見ていただいて質疑したいんですが、これを見ますと、平成26年度と平成27年度、一番下の職員数が、正規職員が4名、再任用職員が1名ということで、昨年度、今年度、特に変わりはありません。ところが、時間外勤務時間数ですね、昨年が、例えば4月は41時間だったものが、今年は302時間、5月は、昨年が78時間だったものが、今年は346時間、6月は昨年、72時間だったものが、今年度は281時間。これは、あくまで4月、5月、6月だけの数字でありますが、ここまで異常に時間外勤務時間が増えているわけなんですね。これは、前回の行財政改革調査特別委員会でも、この件に関して若干、質疑はさせていただいたところでありますが、前回、行財政改革調査特別委員会で質疑した際には、人員配置はどうなっているのか、増員とかしていないのかと質問させていただいたところ、1名、2名したという話は聞いたんですけれども、これは、確か地域福祉係という限定ではなかったんですよね。地域福祉課として多分、お聞きしたような気がするので、この職員数を見る限りは、結局、増員は関係なく、昨年度の人員のままでこれだけの時間外勤務が増えているということになるということが明らかであります。  大体、理由は分かっているんですけれども、特に4月、恐らく5月の途中までは、共同研究に関するしりぬぐいといいますか、後処理なんかでも結構時間がかかったのかなということが分かっているんですけれども、恐らく5月の中旬、もしくは5月の初旬から6月にかけては、仮移転、福祉会館の閉鎖ということも含めて、その段取りなんかも時間がかかっていたんだろうなと推察しているところではあります。  この状況を見て、なぜ、この状況で職員を特に増員することもなくスルーして、そのままの体制でやっているのかというのを、職員管理されている方にお聞きしたいんですけれども、だから、これは福祉保健部長になるのか、もしくは職員課になるのかよく分かりませんが、例えば、職員のメンタル面の相談とか、そういった相談など、入っていないでしょうか。こういった状況、職員を増員することなく見過ごしきたということなのでしょうか。その辺、ちょっと市の考えを明確にしていただきたいというのが1点でございます。  次に、資料、1ページめくっていただけば出てくるんですが、(仮称)新福祉会館建設検討委員会設置要綱(案)とあります。新しい検討委員会の要綱が示されたわけですね。前回、確か6月11日付けで、最新のものがお示しされたままで、今回、9月15日付けで今日、これが出てきたと思うんですけれども、前回と変わったところが、確か4か所あると思います。まず、第2条の、委員会は基本設計等に関するうんぬんですね。その等というのが入っていますね。もう一つが、第3条の委員、これは12人が13人になっています。その理由としては、第4条(3)の公民館運営審議会が推薦する者1名というものが、確か入ったという、そういう説明になると思うんですね。だから、一応、もう説明は要らないんですけれども、ここでお聞きしたいのは、基本設計等の「等」に何が入るのかということをお聞きしたいのが1点、これが大きな2問目の1番です。  更に、ここで公民館運営審議会が推薦する者1人以内というのが入っているんですが、これは、なぜここに公民館運営審議会が入ったのか。以前示された建設計画案によると、公民館は入らないということを示されて、それについてはいろいろな議員からも、市民からも意見が出たと思うんですが、このたび、公民館本館を新福祉会館に入れることを想定してのことなのか、そこをちょっとはっきりさせていただけないでしょうか。これが大きな2問目の2番ですね。  次に、もう1枚めくった資料で出していただいたのが、新福祉会館の建設スケジュール(案)でございます。これも、前回の資料と見比べますと、工事期間が、前回、19か月ぐらいスパンをとっていたのが、このスケジュール(案)を見ると工事期間は24か月になっているんですね。その理由を教えてください。次に、基本設計、これが、前回、11か月だったのが、7か月に短縮しています。この理由、根拠を教えてください。市民検討委員会が、前回、10か月ぐらいスパンをとっていたのが、4か月短く短縮されてしまっているんですね、この理由を教えてください。  次に、そもそもの予算額の話をしたいんですが、新福祉会館の基本設計等委託料、これが、今年度は少ないんですが、債務負担行為で、確か、平成28年度までで2,214万円という額が示されてございます。ここには多分、コンサルタント業務なども含めた金額だと思うんですが、これは基本設計ですよね。基本設計をした後は、いずれ、実施設計というのが入ってくると思うんですが、これは、今回の予算には当然、示されてはいないんですが、ちょっと参考程度に教えていただきたいんですが、今、基本設計が2,214万円という額になっているのに対して、これでいくと、大体、この規模でいうと実施設計というのは幾らぐらいになりそうかというのは、しっかり予算を今、出されているわけではないと思うんですが、基本設計に対して実施設計は、感覚的にどれぐらいの額になりそうかという、ちょっと、そこの感覚なんかを、もし答えられる範囲で答えていただければ助かります。これが大きな4番ですね。  次に、資料の(仮称)新福祉会館建設設計等委託事業者選定方法、ちょっと後ろの方の資料なんですけれども、ここで、(2)で、二次審査、プレゼンテーション審査と書かれてあって、市で定めるテーマに対する技術提案内容や、市が抱える課題への理解度等を審査し、総合的に判断すると書かれているんですね。ここで書かれている市の抱える課題というのは、具体的に何を指すんでしょうか、ちょっと教えていただきたいんですね。これが大きな5番です。その市の抱える課題というのは具体的に何を指すのか、その理解をどのように求めるのか、そこをちょっと教えてください。  次に、これは特に資料ではありませんが、今、新しい福祉会館を建設する予定地というのが、既に、行政決定しました第二庁舎北駐車場で、本町暫定庁舎の敷地ということなんですけれども、ここの隣接する民間マンションについて、ちょっとお聞きしたいんですね。現在、どういう協議状況なのかということをお聞きしたいんです。  市は、議会の場でも、例えば、積極的に支援するとか、そういった意向なんかは示されていたわけなんですけれども、結局、ここが耐震診断の結果としては、一定の危険性があるということは、もう周知されている事実であります。これに関しては、厚生文教委員会でもその質問をしたところ、所管の担当がいないので回答はいただけなかったわけなんですが、今回、ここで建設していくための基本設計に取りかかる、この予算を出すということは、そこのめどが立っているということなんですよね。解決するめどが立ってきているから、この予算を出してきているという判断でよろしいのかどうか、そこをちょっと明確にしていただけないでしょうか。解決のめどが立っているというのでしたら、具体的に、どういう対応になるのか、その辺も詳しく教えていただけますか。福祉会館については、取り急ぎは以上でございます。  次に、予算書の33ページ、都市公園の維持管理に要する経費で、栗山公園の修景池の排水管の修繕の予算が計上されています。こちらも資料を出していただきまして、ありがとうございました。一応、これは、配管の工事ということは分かるんですけれども、具体的に、いつ、工事を行うのか、その工事期間などはどのようになっているのか、ちょっと、まずそこを確認させてください。これが大きな7番ですね。  次に、予算書39ページに当たるんですが、学校運営に要する経費の中の、通学路の防犯カメラ設置工事に関する件についてであります。ここで、幾つか質問したいんですが、こちらは、いろいろな議員も資料要求していたと思うんですが、各学校での通学路の防犯カメラ設置場所ということで、資料を出していただいています。ありがとうございます。  まず、ここでお聞きしたいのは、各学校の設置台数、箇所については、それぞれの学校の保護者のどれぐらいが認知していることなんでしょうかということが一つです。  次に、そもそも、防犯カメラを設置すること自体、全ての保護者が認知されていることなのでしょうか。もし、そうだということであれば、その根拠も示してください。  次に、この3問目なんですが、今、資料で出していただいている通学路防犯カメラ設置場所がございますね。各小学校で2か所から5か所ということで、ここに、このような向きで、今、考えている段階だということは認識していますが、これは、書かれている場所は、全て指定された通学路ということでよろしいでしょうか。念の為に、これは確認です。  次に、ちょっと資料をいろいろ見ていきますと、防犯ということと、それ以外の目的を混同しているのではないかなというのも、あるのではないかと思われるところがあります。その辺り、少し整理する必要があるのではないかと思っているんですね。あくまで、私の感覚ではあるんですけれども、全てではないんですけれども、いくぶんか見てきました。例えば、一番最初の第一小学校のところですね、5)通学路の安全点検時に、これは、第一小学校の設置要望理由についてという、裏面に書いてある設置理由なんですが、通学路の安全点検時に危険箇所として保護者からの指摘が多い箇所のためにと、理由があるんですね。この5)というのは何かというと、農工大の南西角、ここの信号がある交差点のところなんですが、これは、防犯という意味なのか、交通対策の話なのか、どちらなんでしょうか。これを、ちょっと具体的に教えてください。  次に、出していただいている第二小学校、これの2)、別に、書いてあること自体がおかしいと言っているわけではなくて、あくまで防犯対策としてこれを出す上で、交通対策と防犯対策を混同して出していいものなのかどうかというのが、私の方でちょっと判断がつかなかったものですから、一応、ここで明らかにしておきたいという意図でございますので、書いてあることが、そうじゃないだろうということではなくて、防犯カメラの設置の上で、こういう要望理由というのが適切かどうかを判断したいという意図なので、そこだけ、ちょっと見てください。  もう一回言います。2)の方ですね。自転車の危険運転の事例があり、児童への被害も考えられるため。これは、危険な場所というのはよく分かるんですけれども、今回は、防犯カメラの設置と目的が合致しているのかどうかですね。これも、いわゆる交通対策の部分だと思うんです。  次に、第四小学校ですね。この2)のところ、書いている設置要望の理由としては、学校周辺の防犯対策のためと書かれているんですね。ここは、私も行ったことがありますが、特に狭い道路でもないですよね。どういう意味で、防犯対策とかけ離れているのか、ここをちょっと詳しく教えてください。  次に、東小学校ですね。1)、これが、設置要望理由が、自治会からの強い要望があるためと書かれているんですね。これではちょっと判断できませんので、自治会からの強い要望の背景、要するに、強い要望の内容をちょっと教えていただけないでしょうか。  次に、本町小学校の2)、小金井保育園のある角ですね、交差点というか、信号はありませんが。ここの2)も書かれているのが、飛び出し等事故の多い交差点であるためとあります。これも、いわゆる交通対策の話だと思うのですが、これも、今回の防犯カメラの通学路の設置の目的に合致するのか、ここをちょっと、念のため確認しておきます。  最後に、出していただいた資料の一つで、平成27年度第1回町会長・自治会長連絡会質問要望事項の回答についてとあります。ここを読みますと、東町の協和会から出されているらしいんですけれども、東小学校の東門近辺に防犯カメラの設置をと要望されている。別に、私が出したわけではないですよ。以前から、東門経由で夜間、部外者が校内に入り込み騒ぐことがあったと。これは大変なことですよね。現在も不審者が東門近辺をうろついたり、私じゃないですよ。ごみが前の道路に投棄されていることがあると、このようなことも書かれていて、地元の自治会から要望があってのことだと思うんですが、しかし、このように要望が書かれてあるにもかかわらず、結局、東小学校の東門には設置は予定されていないんですね。ほかのところでは、要望されているところもあって、だからここに設置しろというつもりではなくて、何か、どういう基準で要望を適切として捉えて、設置の基準としているのか、何か、その辺がはっきりしないわけですから、こういう、実際の連絡会で要望があったということも踏まえて、いや、ここはもうこのように解決しているから、全く必要ありませんと、そういう判断が一定あって、この東門の設置に至っていないのだったら、それはそれで納得いくんですけれども、その辺の定義があいまいというか、どういう判断基準でやられているのかがよく分からなかったので、その辺を明確にしていただきたいということであります。  多くて申し訳ありませんが、よろしくお願いします。 16 ◯渡辺(大)委員 関連。白井委員に関連して何点か伺わせていただきます。  予算審査に当たりまして、私どもリベラル保守の会でも、予算をいろいろと分析いたしましたので、百瀬委員からの質問も預かってきておりますので、併せて伺います。  まず、福祉会館の関係から伺いたいと思うんですが、新福祉会館建設基本設計等委託概要という資料が提出されているわけでありますが、それの4の委託内容の(1)に、コンサルタント業務とありまして、アで、建設計画策定支援業務というふうにあるんですけれども、これは、建設計画という言葉が使われているんですが、これは、一般的に言うところの基本計画、例えば、市役所庁舎建設基本計画とか、そういう基本計画に該当するものというふうに理解しておいていいでしょうか。  普通、基本計画という形でありますと、当然、どこに建設するとか、立地の問題、あるいは、どのように建てる、そういう問題ですね。あと、床面積とか、こういう基本的なスペックを定めるものなんですね。ところが、あえてここで基本計画という言葉を載せず、建設計画という言葉を選択しているということになりますと、これは、要するに、どこに建てるかとか、そういう業務は含まないと、こういう趣旨で、あえて基本計画という言葉でなく、建設計画という言葉が選択されているのか、そこら辺の真意を明確にしておいていただきたいと思います。  それから、同じく基本設計と委託概要の4、委託内容(2)に、基本設計業務とありまして、イ、その他基本設計に必要な調査と書かれておりますが、その他基本設計に必要な調査というのは、具体的にどのような調査を想定されているでしょうか。  例えば、今回、先ほど白井委員も触れられているんですが、現在、市長の方から提案されている建設予定地というのは、隣接するマンションが構造上の耐震強度不足を来しております。そうすると、そういう建物が隣にあるということでありますから、そういうことを加味した調査などが、その他基本設計に必要な調査というものの中に含まれるんでしょうか。そして、隣の建物に何かあったときには、この調査に基づいて、それに耐え得るだけの基本設計にすると、そういうことが含まれているのか、いや、隣の建物の耐震不足のことは何の関係もないんですと、この調査というのは、全然、そういう調査ではないんだということなのか、そもそも、その他基本設計に必要な調査というのは何を意味していて、どこまでを範囲に含んでいるものなのかということを明確にしていただきたいと思います。  それから、次に、(仮称)新福祉会館建設基本設計等委託概要という資料が出されておりまして、そこに、業務スケジュール(3)として、市民の声を聞く会については、受託希望者の提案によるというふうに書かれておりますが、百瀬議員ならずとも、この市民の声を聞く会というのは、この書き方だと、やり方も含めて、受託希望者への丸投げということになるんでしょうか。ちょっと、そこら辺、市として具体的にこのようにやるべきだという方策・方法論というものは、明確にはないんでしょうか。この書き方だと、市としての考え方は何もなくて、業者さん、どうぞ決めてくださいということになるんですよね。そういうことなのか、どのように理解しておけばいいでしょうか。  次に、(仮称)新福祉会館基本設計等委託事業者選定方法のところで、(2)に二次審査とあります。ここについては、先ほど白井委員も、市が抱える課題とはそもそも何なんだということで、これは、私も、まさに市が抱える課題というのは何を言っているのか全然分からないので、是非、教えいただきたいということと、この市が抱える課題というものの中に、隣接するマンションの耐震強度が不足しているという問題については、市が抱える課題の中には、含まれているんでしょうか。そして、含まれている場合には、この設計に当たる受託事業者、これに、隣のマンションの耐震強度不足の問題については、きちんと説明するでしょうか、それとも、説明しないんでしょうか。これまでの小金井市の対応を見ていると、例えば、まちづくり推進課の方はデータを持っているわけですよね。耐震強度不足ということも分かっているんですが、最初、そもそもの問題で言うと、福祉保健部にはそういったお話はされていないんだということでしたよね。そうすると、データを持っているのはまちづくり推進課ですよと。ところが、この設計うんぬんの方を統括するのは地域福祉課ですよということになると、基本設計の業者というのは、隣のマンションが強度不足だということを、まさか知らないまま設計を進めるんでしょうか。これは、地域福祉課はどうされるんでしょうか、きちんと説明するんでしょうか。そこら辺の認識をきちんと聞いておかないと、隣のマンションの強度不足ということを全く度外視して、見てみないふりをして、受託業者には説明もせずに設計に入るんですか。ちょっと、そこら辺、どういう考え方でいらっしゃるのか明確にしておいていただく必要があろうかと思いますので、ご答弁をお願いします。  それから、白井委員が触れられた時間外です。本当に異常な数字だと思っておりまして、職員の健康などが強く懸念される状態になっておりますが、資料が6月までということになっておりまして、その後、どういう状況になっているのかが分かりません。鎮静化して、少し数字が、昨年度同様に落ちてきているのか、相変わらずこういう常識外れの時間外勤務が続いているのか。それは、実際に時間外勤務に当たられている課員の課長は見ていらっしゃると思うんですけれども、7月、8月、9月はどうですか、こんな状況のまま来ているんですか。それとも、4月、5月、6月がちょっと異常だったというだけで、その後、大丈夫なんですか。ただ、7月、8月、9月も相当大変でしょう、資料を作ったり、説明会もあったりで、そんなに変わっていない気もするんですけれども、7月、8月、9月どんな状況になっているのか、ちょっと、資料にはないんですが、しっかりした数字でなくても結構ですけれども、大体、同じような数字で推移してきているのかどうかということについては、ちょっと、ご説明を願いたいと思います。  また、これは市長に伺いたいと思うんですけれども、やはり、前から言っているんですけれども、繁忙期というんでしょうか、その年度、その年度、その時期、その時期、忙しい課と、まあそうでもない課がいろいろあるわけです。役所というのは、それぞれ課ごとに定数を割り振っているようなものでして、非常に硬直的なんですね。やはり、今の地域福祉課の状況というのは、傍で見ていてももう人間わざを超えているような状況になっていると思うんですね。若干の、法政大学の問題などは自業自得の感もありますけれども、その後の流れというのは、がらがら、がらがら市の方針が変わったことも含めて、仮移転しかり、その他のこともしかりなんですけれども、やはり、そういう中で言うと、もう少し柔軟に、市長、あるいは副市長の方で全体の業務の量なども見定めながら、適切な配置をして、職員の健康を守るという考え方に立つべきではないかと、私も思いますが、その点、市長、副市長辺りはどのように考えていらしたでしょうか。  それから、白井委員からあった、検討委員会、これが一番大事なんですね。今回、要綱は出していただいてありがとうございました。前に出されたものから半歩ほど前進したかもしれません。公民館運営審議会の委員などは、我々議員提案で何度も出したんですが、そこら辺は少し歩み寄りがあったのかなというふうには理解するところなんですけれども、ただ、大事なのは、今回、要綱だけだとよく分からないので、一体、何を検討する検討委員会なんですかということで、資料をお願いしたところ、出していただきました。皆様の手元にある、(仮称)新福祉会館建設検討委員会検討内容についてという資料がそうなんです。ただ、やはり、これを見てはっきりしたことは、結局のところ、一番、今、根本的な問題になっているところの立地ですね。どこに建てるのか。それから、どういう建て方をするのかということですね。それから、安全性をどう確保するのかということなんですね。例えば、隣接マンションとの兼ね合いもあります。こういうことについては、何を検討するのか、これを見る範囲では、全然、この検討委員会は全く議論する選択がないんですね。あくまで機能なんだと。等と書いてありますけれども、あくまで等というのは、機能に付随する、少々、それを外れるところというぐらいであって、等の中に含まれているというのは、まさに理解ができないということで、全く立地、安全性、建て方、あるいは公共施設マネジメントとの兼ね合い、こういうものについては何ら射程距離に入っていない検討委員会だということが分かって、一体、この間、市議会の中でも、いろいろな会派からいろいろな意見が出ているんですけれども、どのように分析されているのか。  福祉会館を建てることには、全ての会派が賛成しているわけじゃないですか。建てること自体に反対があるわけではないんですよ。そういう中で、行政のコーディネート能力が問われていますよ。何で根本的なところの検討をしないんですか。なぜ、一度決めたら危ない道だと分かっていてもそのまま進むんですか。私は、全く理解できないですね。行政と議会で、やっぱり、歩み寄りとかいろいろな相互理解ということが大事だと思っていて、本当に工夫がないですよ、これ、毎回、毎回。私はもう、こういうのを見ていると情けなくなってきますね。これは調整能力の欠如ですよ。  みんな建てることに賛成しているんですよ。全員が建てるべきだと言っているものについて、何でもうちょっときちんとした道を歩めないのか。私は、毎回、毎回の定例議会で、本当にこういうやり方は不毛だと思います。この件について、立地、安全性、それから建て方、こういうものについては、これで検討させないということなんですね。ちょっと真意をちゃんと伺っておきたいと思います。  それから、最後に、白井委員も先ほど触れられた隣接するマンションの話ですが、過日、これは全ての議員に来たんだと思うんですけれども、隣接マンションの管理組合法人からお手紙をいただいたところでありますが、これを見るとこう書いてあるんですね。マンション名は避けますけれども、この管理組合法人は、小金井市及び東京都の条例に従い、耐震改修等に努めてきましたが、種々の理由により座礁に乗り上げつつあり、条例の目的とする災害時に緊急輸送道路の確保が困難で、市民の安全を確保不能な状態になることが判明しつつあります。この現状を解決する方法を管理組合法人はいろいろ模索いたしておりますが、小金井市が共に検討いただくことがますます必要となってきております。  ただ、新福祉会館の建設が早くとも5年後となりましたが、一度、行政決定された建設予定地に小金井市が単独建替えを行うと、その後の都市計画等に及ぼす影響、シャトー小金井のマンションの建替え不可能となり、種々、検討しなければならない状態ですと、こういう文書が全ての議員の手元にも届いているのかなと思っております。小金井市議会議員各位と書いてあるので、届いているのではないでしょうか。  そこで伺いたいんですけれども、これを見てももう明らかなとおり、この間、まちづくり推進課は、建替えではなくて耐震補強だというようなことを、一時期、言っていました。その後、少し言葉が改まって、耐震改修等という言い方に変わったのかなと思っていますが、先般もちょっと聞いたところでは、相変わらず小金井市は、行政の考え方は、耐震補強、もう一点張りなんですね。ところが、マンションの方はそういう考え方を持っていないわけなんですね。  それで、具体的に伺いますけれども、隣に、例えば、福祉会館を単独建替えした場合、隣接のマンションが、例えば、ここで百歩譲って仮に耐震補強をしたとしても、いずれ建替えでしょう。そこら辺の、将来的にこの建物がどうなるかということについては、どのように調整が進められているんでしょうか。これを読む範囲では、もう全くお話は進んでいないということになるんですね。こういう問題を、ここから打診したまま、見切り発車で福祉会館の単独建替えの設計などに着手することは、やはり、市民の不幸の上、市民が将来展望を失うようなものの上に公共施設の計画を立脚させるのは間違いですよ。ちゃんと一体的に解決できるように、あるいは、少なくとも両立できるように総合的に調整するのが、総合調整権を持っているのは市長ですから、市長の役割だと思うんです。その点、隣接マンションとどういう調整が進んでいるでしょうか。  白井委員からも聞かれていますけれども、今の文書も前提に、こちらは、もう単独建替えされたら完全に息の根が止まるという認識を、マンション側は持っていらっしゃるわけですから。どういう調整をしているんでしょうか。まちづくり推進課と地域福祉課それぞれでご答弁いただけないでしょうか。  次に、白井委員の、防犯カメラの件についてなんですが、実は、この資料は、私が、カメラはどっち向きに設置するんですかということで、地図も全部出していただきましたが、今日、実は、この全てのカメラの場所について、一つずつ、これは変だとか、これはどうだとかということを質問したら、恐らく何時になっても終わらないと思っておりますので、私は、あまり個別的なことは伺わないんですが、ちょっと総論的なところで伺います。  さっき白井委員が言われたとおり、考え方がまちまちですね。児童の安全を確保するために設置するんだなというものも見受けられれば、例えば、OKストアの前の交差点のところって、あれだけ人通りが多くて、不審者があそこで何か起こすと思えないですよね。これは何のために設置するかというと、これはひょっとして、あそこでがしゃんと交通事故が起きたときの証拠写真の収集でしょうか。ちょっと、よく分からないんですね。  さっき、朝もちょっと伺いましたけれども、通学路の防犯カメラということになっているんですけれども、例えば、児童・生徒が全く無関係で、自動車とお年寄りが、がしゃんといっちゃったり、大人同士で自転車同士ががちゃんといっちゃったと、こういう場合に、警察から証拠写真の提出ということで求められたら、この通学路防犯カメラで入手した動画は提供するということなのかどうか。条例上とか運用上も。  それは警察から求められたときの話なんですが、もう一つは、例えば、AさんとBさん、市民同士でがしゃんといってしまって、民事でトラブルになって、裁判で使いたいから動画を出してくれと要求された場合、民事裁判なども含めて、要望があれば出すんでしょうか。これはどういうことなのか。つまり、幾つかは、これはどう見ても、児童の安全確保というよりは、交通事故の証拠収集ですよね。その点、どうかということが一つ。  あとは、これはうちの会派の中からも出ているんですが、とりわけ、東小学校について、相当無理があるんじゃないかという意見がありまして、具体的に言うと、子どもが通学するときに使わないルートを選んでいるのではないかと。つまり、カメラの手前で、カメラの映らないところで、もう曲がって、別の道からみんな通学しているというんですね。地域事情が分かっている地元の議員から見ると。そうすると、これはどういう考え方に立っているのか。子どもが通学に使っている、通学路防犯カメラだからそうじゃないかと思うんですけれども、あえて、子どもがそこは通らないところにカメラを設置する意図は何なのかということで、疑念を持たれているわけですね。特に、東小学校で2か所ぐらい散見されています。ちょっと、個別に全ての学校にわたってはやりませんけれども、東小学校に関しては、個別具体にそういう意見が出ていますので、東小学校関係のそれぞれのカメラの合理的根拠については、白井委員からもさっきありましたけれども、ちょっと説明願いたいということであります。 17 ◯鈴木委員 関連。白井委員の、多分、2点目の質問に関連しようかと思います。  これは、福祉会館の問題であります。検討委員会の設置要綱ということで、資料を使わせていただくんですね。白井委員の言うとおりで、委員構成が若干変わっているということであります。気になるのは、やはり、立地の問題なんです。この検討委員会、お願いする委員の方に対してもそうですし、検討内容について、立地に対する考え方、要するに、立地の行政決定のまま、そのままあの場所で作るということを、明確にどこにも示されていないような気がするんですね。どこかにお示しされているようでしたら教えていただきたいということです。まず、1問目で伺いたいのはそこのところであります。 18 ◯梅原職員課長 それでは、白井委員の1点目、地域福祉課地域福祉係の職員体制についてでございます。  年度当初の時間外勤務時間数にもあらわれております業務増の状況を踏まえまして、8月1日付けで地域福祉課地域福祉係に1名の増員を行い、対応に努めているところでございます。 19 ◯関地域福祉課長 いろいろ、いただきまして、多々、抜けるかと思いますが、ひとつそこはご容赦いただきたいと思います。  まず、白井委員の2点目でいいかと思うんですが、要綱についてです。等については何かということで、この等につきましては、まず、検討委員会の意見を基本設計に反映するための、まず、その前段として建設計画、基本計画を作っていただくというのが重点的になりますので、そういった意味で、この等と含めているものでございます。  それと、同じく要綱で、なぜ公民館が入ったのかということと、新しい福祉会館に公民館機能が入るという想定なのかというご質問だったかと思います。この6月の審査会と何が変わったかというと、公民館運営審議会が1人入ったということでございます。そこにつきましては、やはり、これまで現福祉会館で行ってきた公民館の活動について、新福祉会館においてどのように行われるものなのかということで、公民館で活動されている方から直接ご意見をいただきたいと思い、現段階からではございますが、委員の中で1人加えさせていただいたということです。  新福祉会館に公民館の機能として入るという想定はないんですが、ただ、その場において、今まで現福祉会館において公民館の活動をされていたという状況も踏まえて、今後、新福祉会館においてもどのような活動をしていただけるものなのかということも、ご意見としてもお伺いしたいと思い、公民館運営審議会のメンバーを1人加えさせていただいたところです。  あと、スケジュールのところでございます。工事期間と実施設計、合わせて市民検討委員会の期間で、それまで6月にお示ししたものと差異は何かということでございます。まず、工事と実施設計の差異につきしては、工事期間中に、棒の中に、いわゆる議会の上程と議決とか契約とか、そういったものを含めてお示ししているところでございます。工事期間においては、いわゆる、その前の事務的な手続も含めということで、その前の資料としては契約とか業者選定とか議会の議決等、細かくなっていたものを、今回、表を出すに当たっては、そこら辺、一緒くたという形で、建設工事という形にしちゃっていますけれども、そういった意味で内包されているということでございますので、実際のハード面の工事を含めて、それ以外の事務的なことということで、それは、実施設計と同じということです。  委員会につきましては、今、9月でご議決いただいたら、その後に委員会を開くというところで、年度ということで、まず、いったん、こういう形で4か月、5か月弱というところで、市民検討委員会の中でご議論いただいて、ここで結論を出していただくような形になるかと思います。ただ、引き続き、今、資料としては「・」があるかと思いますが、そこでも、今、予定だと7月というところで「・」にしてございます。引き続き、検討委員会としては、今、想定しているのは、委員会で叩いてもらいました。それで、基本設計をやってもらいます。実際に年度が明けて設計していただく中で、果たして、そのまま検討委員会が意図したものが設計できているのかというところで、審査というわけではないんですけれども、予定としては7月に入れさせいただいているところで、期間的には、6月にお示ししたものとは変わらないのかなと思っているところでございます。  あと、実施設計の金額というお問合わせだったかと思いますが、今、債務負担行為ということで組ませていただいていますけれども、その中に実施設計の金額というのは入っておりませんので、今の段階で幾らというのは、ちょっと、概要でもお答えすることはできないということです。  あと、選定方法で、市が抱える課題は何かというところの、委託業者選定方法についての資料でお示ししています、2、二次審査、市が抱える課題について、市としてどういう課題という想定があるのかということでございます。これは、渡辺大三委員、もしかしたら関連でちょっとあったかもしれないんですけれども、こういうお答えもちょっと変かもしれないんですけれども、逆に、業者が小金井市に対してどれだけの理解を得ているのかというところも、面積もありますし、人口の問題もありますし、地理的な問題もありますし、あと、少々、小金井市がいろいろ特異に抱えている問題というのを業者がどの程度理解していただいているのかということを、逆にお伺いしたいということです。ちょっと、答えになっていないかもしれないですけれども。  すみません、関連も併せてやれば良かったんですけれども、順序が逆になったら申し訳ございません。今、市が抱えるということで、渡辺大三委員から、隣のマンションの問題ということがあるかと思います。市が抱える課題という中で、我々としては課題という形では考えてはいません。ただ、業者が、小金井市の福祉会館を建てるに当たって、いろいろな問題、現状を把握した中で、そういった問題もあるのかもしれないですけれども、ただ、私どもとしては、市が抱える課題と書かせていただいていますけれども、想定としては、隣のマンション等というのは意識しているものではございません。  併せて、渡辺大三委員の関連で答弁させていただきたいと思います。資料でお出ししました新福祉会館建設基本設計と委託概要のところの4番の1の、建設計画策定のところを言われたかと思うんですけれども、ここは、基本計画ではないのか、なぜ、建設計画なのかというお問合わせだったかと思います。あくまでも、福祉会館を建てていただくに当たっては、現在の新福祉会館の建設計画(案)という、小金井市が策定したものがございます。それをもとに、新しい福祉会館を建てていただくということですので、この建設計画策定支援業務という名称にさせていただきました。  あと、続きまして、2番の、基本設計業務のイ、その他、基本設計に必要な調査というのは何かというところで、これは、我々としては、地盤調査を想定しているところです。  あと、5の業務スケジュールで、市民の声を聞く会というところで、市としての考えなんですけれども、一定、検討委員会とは別に、市民の声を直接お伺いする場を設けるべきかなとは思っています。ただ、具体的に、どういう形でやるかというのは、事務局としてはまだ細かくは想定していないんですけれども、業者としての考えもお伺いしたいと思っているところでございます。  時間外勤務の7月、8月、9月以降についてです。確かに、地域福祉係の4月、5月、6月につきましては、昨年に比べて時間が大変多くございました。7月、8月につきましては、やはり、同じような状況で、若干、4月、5月よりは下がってきてはいますけれども、ほぼ同じような状況が続いているということで報告させていただきます。  あと、市民検討委員会で何を検討するのかということで、立地については議論しないのかというところです。あくまでも、(仮称)新福祉会館建設計画(案)をもとに、基本計画、基本設計を作っていただくということでございますので、立地につきましては、行政決定させていただいた場所、本町暫定庁舎敷地を予定していますので、そこに建てるという前提でございます。
     恐らく、ちょっと漏れがあるのかもしれないですけれども。  隣のマンションの方との調整ということで、地域福祉課としてどういったことをされているのかというご質問かと思います。私どもとしましては、隣のマンションの方と具体的な協議というところは、持っているところではございません。  漏れがあるかもしれませんけれども、地域福祉課としては以上です。 20 ◯高橋まちづくり推進課長 それでは、白井委員と、関連の渡辺大三委員、併せてご答弁させていただきます。  白井委員からは、協議状況ということでございますけれども、こちらにつきましては、当該マンションの方から、方針が決まったということは聞いていないところでございますが、ただし、様々な観点でご検討されているのは理解しているところでございます。今までもご答弁してきましたとおり、当該マンションは耐震診断、耐震補強設計が完了している段階でございます。ただ、耐震補強工事の実施に当たっては、個別のご事情、課題等々ある中で、直ちにそういう方向でということは難しいということは聞いているところでございます。今後、引き続き耐震改修等の協議をしていくというふうに考えてございます。  また、確かに当該マンションの個別の事情がございまして、簡単ではない課題があるということは聞いているということは、先ほども答弁したところでございますけれども、その中で、当該マンションは、検討を深められるためにコンサルタント会社を入れられたというふうに聞いているところでございます。様々なご事情、課題があると考えているところでございますが、それらを踏まえて、様々なご検討、例えば、耐震補強工事はもちろん、建替え、マンション建替法による敷地売却制度等、様々な方法、多角的なご検討を今後、されていくことをお願いしたいと考えているところでございます。 21 ◯川上副市長 渡辺(大)委員から、時間外勤務の考え方につきましてご質問いただきました。  まず、一般論でお話しさせていただきますと、これまで行財政改革を進めてきた中で、各係でもぎりぎりの人数で仕事をしております。そういった中で、何か突発的な事象ですとか事故ですとか、そういうものが発生すれば、実質的な時間が増えるというのが、望ましくはないですけれども、やむを得ない状況かなと考えてございます。  今回は、福祉会館ということで非常に業務量が増えて、地域福祉係、非常に苦慮しているわけですけれども、その中で、こういった状況というのはしばらく続くだろうということで、我々としても判断いたしまして、8月に地域福祉課に2名、うち地域福祉係には1名ということで、重点的に配置をしたつもりでございます。  4月以降の状況を見て、8月ということで、4月、5月、6月はどうするんだという話はあるかもしれませんけれども、我々としては8月の直近で対応させていただいたと思っています。  また、今後の状況につきましては、当該職場の状況をよく見ながら、適切に対応していきたいというふうに考えております。 22 ◯大関環境政策課長 栗山公園の修景池のご質問でございます。この修景池につきましては、地下水を汲み上げて給水して、常時、水を張っている状況でございますけれども、ただ、年に1回、水を抜きまして清掃を行っていたり、また、最近では、蚊の発生を少しでも防ぐために、夏場の一定期間、給水を行っていないところでございます。  そして、この修景池は、消防法による消防水利に指定されていますことから、通常は、この作業修了後、速やかに水を戻す必要がございますが、現在、資料にもお示しのとおり、給水管の腐食等により管がつまっていたり、給水レンジ弁の故障により池に給水が行えない状況であるために、早急に故障個所の修繕を行う必要があると考えております。  したがいまして、ご質問のありました工事期間はとのことですけれども、議決をいただいた後、11月ぐらいまでには完了したいと考えてございます。 23 ◯鈴木学務課長 それでは、白井委員関連の、渡辺大三委員からのご質問についてでございます。すみません、質問が多いので、答弁漏れがありましたらご指摘いただければと思います。  まず初めに、各学校の保護者に対しての通知、周知の関係についてでございます。本日、提出させていただきました資料にもございますとおり、平成27年7月7日付けで、教育委員会から、14校の学校長に対し、通学路の防犯カメラの設置に向けた取組についての通知をさせていただいております。  こちらは、予算前ということもありまして、まずは、通学路防犯カメラの設置に向けた考え方をお示しさせていただき、小学校9校中1校が1学期中に、中学校4校が2学期に、学校から保護者等に、学校だより等によりましてお知らせしていただいているところです。認知につきましては、校長会が開催されるたびに、学校の方に意見・要望とかが寄せられているかという確認をさせていただいておりますが、特段、ご意見等はないというふうに聞いております。  それから、まず、本日、提出させていただきました通学路防犯カメラ設置場所のところについて、まず、通学路なんですけれども、通学路につきましては、小金井市立学校児童・生徒の通学路整備要綱に基づきまして、学校長が設定し、教育委員会に報告することとなっておりまして、通学路を承認するのは教育委員会となっております。その通学路を使って設置予定をしているかということですが、今回、条件としまして、通学路における児童の安全確保に資することを目的としておりますので、通学路上に設置を予定しているものでございます。  それから、各学校の設置についての判断基準ということですけれども、東京都の通学路防犯設備整備補助金交付要綱の中にも、専ら犯罪、防犯ですね、または事故の防止を目的としてということが条件となっておりますので、交通に関することと、あと、防犯、予防ということに対することについてが基本的な基準になってくるかと思います。  それから、提出させていただいた資料の通学路防犯カメラ設置場所の、第一小学校から第三小学校、第四小学校、東小学校、本町小学校の設置場所についての主な理由ということなんですけれども、こちらの方は、学校長が設置しています通学路につきましては、学校の方で安全点検ですとか、保護者の方でハザードマップとかいうものを作っておりまして、その通学路の中で、危険箇所を一番認識していただいているのは、学校の方で認識している状況でございます。その中で、保護者、学校、地域の方からの要望とかで、必要だというところを挙げていただいていますので、教育委員会としては、その要望に基づきまして設置していきたいという考えでございます。  それから、東町の要望についてのところなんですけれども、必ずしも要望があったところ全部に付けられる状況ではないところもあります。学校の中で、一定、地域、保護者の方と学校の方で協議していただいて、場所を確認していただいた上で設置場所を決めてきているという状況でございますので、今回、校門のところに付けてほしいという要望は要望として出てきているということでございます。  それから、渡辺大三委員からのご質問です。  OKストアのところの交差点ということなんですけれども、第一小学校の地域性ということもあるんですけれども、第一小学校のところは、通学路、大きな通りに設定しているということもございます。先ほども要件ということで、事故の防止ということを目的としている部分もございますので、学校から挙げられている設置場所については、学校の方でそこの子どもたちを守るために必要ということで、設置の要望が出ているということでございます。 24 ◯中山委員長 答弁中、ちょっと委員のご発言は控えてください。答弁を進めてください。 25 ◯鈴木学務課長 それから、次の、民事のトラブル等のご質問についてでございます。こちらの方は、防犯カメラの画像及び画像データで知り得た情報を設置目的以外に利用することについてでございますが、法令の規定に基づく場合に、例えば、裁判官から発する令状に基づく場合や、裁判所からの文書命令に基づく場合を考えております。  それから、実際に、請求があった場合に、捜査機関から、事故の内容なのか、具体的に事件制があるものの内容なのかということは、我々のところでは、多分、ちょっと分からないと思いますが、そういった捜査目的による要請があった場合については、文書によって提出していただき、提出できるものかどうかというのは、中で検討する必要があるかなと思っております。 26 ◯中山委員長 答弁は一通り終わりましたか。東小学校がありますよね。渡辺大三委員の関連質問の、東小学校の設置の目的ですね。 27 ◯鈴木学務課長 すみません。渡辺大三委員の関連質問の、東小学校のところで、子どもが使われている通学路、通り抜けられる場所で、通学路は使っていないのではないか、そういった場所はどうなんだというお話かと思いますが、学校長が定めています通学路を守って、子どもたちは来ている認識でおりますので、そこの通学路の途上で必要な場所に設置するという考え方でおります。 28 ◯中山委員長 あと、福祉会館の件で、鈴木委員の関連の、立地について示されていれば教えてほしいというような質問があったかと思うんですが、ご答弁をお願いします。 29 ◯関地域福祉課長 すみません、漏れていました。  立地場所につきましては、現在、(仮称)新福祉会館建設計画案の中で、新福祉会館につきましては、建設地としまして、現本町暫定庁舎及び駐車場敷地ということで、現建設計画案の中でお示ししているものでございます。 30 ◯中山委員長 質問が多岐にわたっておりますので、答弁漏れ等々、ちょっと不十分なご答弁もあったかもしれませんが、再質問で絡めていただければと思います。 31 ◯森戸委員 議事進行。先ほどの地域福祉課長の答弁の中で、渡辺(大)委員の質問だと思うんですが、要綱の中で、委託のところかな。 32 ◯中山委員長 課題と思っていないというところですね。 33 ◯森戸委員 選定方法ですね。そこで、課長の方から、隣地のマンションについては課題として考えていないというご答弁があったんですが、ちょっと、やっぱり、そういう言い方ではないだろうと思うんですね。一方で、まちづくり推進課の方は、困難、簡単ではない課題があると考えているという認識があるわけです。  したがって、縦割り行政になっていますから、それぞれ、自分たちのことだけということかもしれませんが、やはり、隣地のマンションについても課題があるわけで、それをここでやるかどうかは別にしても、ちょっと、先ほどの地域福祉課長の認識を、もうちょっと丁寧に説明された方がいいんじゃないかと。  隣地の課題はあるけれども、それを含めるかどうかは分からないわけですよね。それは担当課としてはどう考えているかということはあるかもしれませんが、もう少し丁寧に答えていただけないでしょうか。 34 ◯宮下委員 議事進行。議事進行しなければいけませんので、ちょっと手短にいきますけれども、最後の部分で、立地の場所について、従前にお示ししてきた内容でという答弁があったと思います。ちょっとすみません、今、正確に引用できませんけれども。そういう答弁になるのか、それとも、行政決定をしているんですというふうなところからの答弁なのか、要は、多分、ここが一番大きな争点になる部分だと思うので、ここの根拠が、行政決定で決まっているというふうに答えるのと、そうではなくて、今までの検討委員会の経緯の中でお示ししているんだというのと、全然、強さが違ってくるので、どっちなのかはっきりしておかないと、どっちでもいいという話にはならないと思うんです。  行政決定で決定しているというのは、非常に大きな決定の仕方だと思うので、ちょっとその根拠の部分は、きっちりと最初のうちから答弁しておいてもらわないと、後でぐちゃぐちゃの答弁になってしまうといけないので、この辺をお聞かせください。 35 ◯渡辺(大)委員 議事進行。今、森戸委員と宮下委員から議事進行上のご発言があったんですが、さっき地域福祉課長が、この隣のマンションが抱える問題に関しては、私の手元のメモですけれども、我々は課題とは考えていません。更には、もう一回答弁されて、意識していませんということなんですね。ということで、私はもう聞くに耐えないようなお話だと思わざるを得ない。それを聞かれたときにも、部長も市長も副市長も、それを訂正しようというふうにも見えませんでしたので、そうすると、行政としてそういう考え方なんだと思わざるを得ないんですが、現在、福祉会館は、耐震強度不足で建替えを進めようとしているわけですよね。緊急仮移転ですよ。そういうことに関して、自分のところの建物はそうだけれども、隣の建物は関係ないんだ、意識もしないんだということは、もう、こんなの公的議事録に残すようなお話ではないので、委員長、これは単なる一課長の答弁訂正ではないですよ。ちょっと行政で考え方をまとめて、きちんとした考え方を、行政としてきちんと答弁させてください。でないと、今のような話が前提にあるんだったら、全て認められませんから。休憩をとってもいいから、整理した答弁を聞きたいですね。 36 ◯板倉委員 学務課長が最後に、渡辺大三委員の関連質問に対して、民事の場合に動画や画像を提供するのかということに対しまして、裁判所からの求めがあればという話をしたんですが、そうすると、小金井市防犯カメラの設置及び運営に関する条例では、第9条の開示、設置者等、今回は小金井市ですね。小金井市は、市民等から自己の画像データの開示を求められたときは、当該市民等に対し、必要と認められる範囲内で、当該画像データを開示するよう配慮しなければならない。これは違うということになりますよね。  同じく、小金井市の教育委員会側と、小金井市側とでは条例の把握が違っているということなので、もし、学務課長の答弁が正しいとすれば、第9条は間違っているということになりますので、この点についても整理をお願いします。 37 ◯中山委員長 今、4人の委員の方からの議事進行で、2点、大きく出たと思います。福祉会館の課題としての認識、それから立地場所の決定の件と、それから、もう1点は、学務課関連の防犯カメラの設置についての、第9条に関連するところなんですが、まず、委員長としては、福祉会館の件につきましては、質問も多岐にわたっておりましたので、不十分なところは再質問等々で整理していこうかなというふうに思ったんですが、森戸委員、それから宮下委員、渡辺大三委員の方から、議事進行という形で出ましたので、これはちょっと後ほど、地域福祉課長のご担当の業務の範囲と、それから、福祉会館全体に係ることは福祉保健部長、もしくは市長、副市長レベルで、全体的な取扱いと、職務の関係で答弁の範囲もあるかと思いますので、ここら辺は、部局の方に整理していただくということにして、まず、先ほど板倉委員の方から議事進行のありました防犯カメラの部分について、今、その見解等々、ご答弁できるようであれば、ちょっとその見解についてご発言いただきたいんですが、時間が必要ですか。(不規則発言あり)では、ちょっと時間が必要ですか。先に福祉会館の件。(不規則発言あり)休憩しますか。まだ午前中ですし、時間もありますので、休憩しましょうか。 38 ◯川上副市長 市が抱える課題というところで。ここで書いてあるのは、業者の選定方法について、プレゼンテーションするに当たって、業者の方から提案してもらう内容について、審査の視点ということでございます。この市が抱える課題というところは、幅広く捉える必要があるというふうに考えてございまして、市が抱える福祉の状況、あるいは、周辺、マンションも含めた環境の状況等々も含めて考えてございます。  これまで、市議会等々でもいろいろな議論があったことは、提案業者等も、市の課題として捉えるべきものだと、私は思っておりますので、そういうことも含まれているということで、ご理解いただければというふうに思います。 39 ◯中山委員長 その点につきましては、よろしいですか。  では、後は、学務課長、ご答弁というか、見解、大丈夫でしょうか。 40 ◯鈴木学務課長 すみません、今のちょっと補足というか、説明なんですけれども、個人情報の開示請求がなされた場合についての関係だと思います。個人情報のプライバシーについては、厳正な配慮を求められているところもございます。画像データの開示、不開示の決定に当たりましては、条例に基づき判断することになっていくと思います。 41 ◯中山委員長 民事の場合の判断はどうなるかということで。 42 ◯吉田地域安全課長 それでは、条例第9条の部分の開示のところでご説明したいと思います。こちらの方につきましては、市民等からの自己の画像データの開示を求められたときは、当該市民に対して、必要と認められる範囲で、当該画像データを開示するよう配慮するということになっておりまして、こちらの方については、市民から自己のというところがありますので、例えば、複数写っている場合等もあると思います。そういったところについては、必要最小限というところで、その本人だけを開示するような形で、ほかの方については配慮していくというような形で考えているところでございます。  それで、第8条につきまして、先ほど学務課長の方からも答弁があったんですが、こちらの方については、先ほど、例えば、裁判所等、そういう関係機関から求めがあった場合については、目的外利用ということで、それは、こちらの法令等の規定に基づくときというところで、民事訴訟法等のそういう求めに基づきまして、証拠の提出をしていくような形になると思っております。 43 ◯中山委員長 渡辺(大)委員、詳細については、また関連質問でやっていただけますか。時間の関係もありますので。  では、引き続き質問を続けますので。 44 ◯白井委員 私が主質問です。  まず、時間外勤務の話であります。8月1日付けで地域福祉係に1名増員したという話がありましたが、この方は何を担当されているのか、ちょっと具体的に教えてください。  さっき、渡辺大三委員から、例えば7月、8月はどうかという話があって、答弁としては、7月、8月も同じような状況という話がありました。これは、明日予定している行財政改革調査特別委員会向けに提出された資料を見ると、7月だけは、ちょっと数字が出ているんですね。4月から7月時点で、前年対比1,411時間という形で、断トツではないですね、介護福祉課の方が実は多くて断トツなんですけれども、やっぱり多いんです。だから、4月、5月、6月で確か1,000時間ちょっとだと思うんですけれども、1,100時間かな、結局、7月も単月で300時間、400時間ぐらい増えているということなので、恐らく、あまり変わっていなかったんだろうなということです。  さっき、すみません、ちょっと質問が漏れていたので答弁いただきたいんですけれども、職員のメンタル面の相談など、地域福祉係の職員からは入っていませんかということを、明確に答弁いただけますか。  ここの質問は、8月1日付けに増員した方が具体的に何をやられているのかを教えてくださいということと、さっき質問した、地域福祉係の職員のメンタル面など、相談というのは入っているのか、入っていないのか、そこを教えていただきたいということであります。  要綱の件は、さっき述べられたとおりなんですが、先ほど、渡辺大三委員の、建設計画関係の質問でもあったんですけれども、ちょっともう一回確認しておきたいんですね。基本設計等の等に入るというのは、建設計画を含むということはおっしゃったんですが、ここで基本計画ということもおっしゃったんですね。基本計画を含むというようなこともおっしゃったんです。だから、基本計画なのか、建設計画なのか、そこをはっきりいただきたいんですが、もう同義ですよということであれば、同義ですと答えていただければ結構ですが、そこははっきりさせておいてください。  次に、建設スケジュールに関してであります。ちょっと、よく分からなかったのが、市民検討委員会なんですね。さっきの工事期間とか実施計画、その辺のスケジュールが前回提示されたものと違うというのは、よく分かりました。要するに、前回は議会へ上程とか、細かいスケジュールなんかも1か月単位で盛り込まれていて、それを含めると、大体、今、示されている20数か月という形になるかなというのは、資料を見返しましたので分かりました。市民検討委員会、確かに「・」で、来年度の7月か8月ぐらいまで見ているみたいな話がありましたけれども、実質、期間として示されているのは今年度いっぱいなので、もう実質、4か月ぐらいですよね。4か月でこんな大事なことが議論できるんですかね。  ほぼ並行して、もう基本設計に入っていく流れではないですか。今回、そのコンサルタント業務を含めて、この市民検討委員会の事務局機能も恐らく担うみたいな形になっていて、完全に丸投げ状態ではあると思うんですけれども、市民検討委員会、4か月ぐらいしかスパンがないという、何か、こういうのってほかに事例があったんですか。東センター絡みとかの答申で、何かすごい短い期間はありましたけれども、あれは元々、審議会が設定されている中で諮問して答申をもらったという形だと思うんですね。今回、新たに設置する検討委員会が、たかだか4か月の寿命のために設置するんですか。  さっき、鈴木委員、もしくは渡辺大三委員からの質疑の答弁でもあったように、結局、立地に関しては、ここで問うわけではないんですね。だから、現状の建設計画案に示されている行政決定した場所に建てるということが前提になっているわけですよね。この中で何を議論できるんですか。しかも、4か月しかないんですよね。もう、こんなのガス抜きとしか言いようがないじゃないですか。対面上、こういう形を一応とっていますというアリバイだけの市民参加というのは、もうやめてもらえませんか、市長。何でこんなに短いんですか。しっかり市民の意見を聞いて、一緒に福祉会館を作っていこうという形ではなくて、これは、私がこういう事情を知らなくて、仮に一市民だとして、いざと思って参加したら、4か月しかないのかよと思って、何、このアリバイ作りみたいな、そんな印象を、一般の市民は受けるんじゃないですか。市としても、市民参加というものを冒涜しているんじゃないかという非難を浴びると思いますよ。市としてのイメージも悪いと思いますよ、こんな形で検討委員会をやるなんて。  市長、どう思っているんですか。市民参加というのはこういうものですか。確かに、今年度、市民参加という言葉が、施政方針から消えましたものね。恐らく、こういうことなんですね。ちょっと、この市民検討委員会、4か月って、これは一体どういうことですか。誰が決めたんですか。これが市民参加ですか、市長。これが市民参加だと言うなら、そうやって答えてくださいよ、結構ですよ。こんなことをやっているというのを、やっぱり、市民にも広く知ってもらわないといけません。ちょっと腹立たしいですよ、こんなの。どういうふうに考えているんですか、これは。こんなのだったらやらない方がましですよ。ちょっと、ここに関して市長の意見を聞きたいですね。  次に、市の抱える課題については、今、副市長が丁寧に述べられたとおりだと思いますので、ここについては、あえて言うことはしません、いいです。  隣接のマンションの件なんですけれども、結局、さっき地域福祉課とまちづくり推進課でちょっと見解が違うなと思うところもあって、これが縦割りかという気付きも改めてあるんですけれども、結局、様々な観点で取り組まれているというようなことも答弁でいただきました。先日、厚生文教委員会で、私、このように質問したんですね。行政決定している建設予定地の隣接マンションの一定の危険性があることが、周知の事実となっていると、先ほど述べたとおりなんですけれども、市長に対して、訴訟リスクをどう考えているかということを聞いたんです。要するに、危険性が一定程度もう周知されているわけですから、それについては何らか、起こった際には、そういうリスクがあるということは、当然、考えておかなければいけない。しかも、行政は公的機関でありますと。そういう前提で物事を考えないといけないと思っているんですね。要するに、そこの見通しが立っていないということが、今、答弁で明らかになりました。そういう状況で予算措置しているということに対して、ちょっとまずいのではないかなと思うわけですね。  市長は、私の先日の厚生文教委員会の質問で、ユーストリームで聞き直してメモしましたから間違いないと思うんですが、この耐震診断の結果を見て判断していくことになるだろうと。専門家の方々も交えながら結論を出していきたい、今は何とも答えようがないわけですが、安全性が確保できるというもとでやっていきますということを述べられているわけですね。で、専門家の方を交えて、訴訟リスクをどう判断したのか答えていただけないでしょうか。  栗山公園の件は分かりました。しっかりお願いいたします。  通学路の防犯カメラの件であります。一応、学務課の方からは、保護者へ学校だより等々で周知している、お知らせしているということなので、周知という言葉が適切かどうか分かりませんが、お知らせというのは学校を通じてやっているという認識でよろしいんですね。一応、そういう答弁は答弁として受け止めさせていただきます。  ただ、ちょっと聞き及んでいるところによると、そんなの知らなかったよという声なんかが個別に聞こえるわけなんですね。これは、やはり、学校を通じてたよりというものが、事実、結果としてはそれは出しているかもしれないけれども、相手がそれをちゃんと受け取っているかどうかというのは、また別の話ですから、そういう観点で、周知というのを丁寧に捉えていただきたいと私は思うんですね。  昨日、総務企画委員会、ユーストリームで改めて確認しておきましたけれども、市民への説明に対して、今回のパブリックコメントの9番以降の質問に対する回答の仕方がちょっと雑だったのではないかなということも、市長の口からも述べられました。そういうことも含めて、市民への説明会というのもしっかりとやっていくべきかということで、まだそれを明言はされていなかったと思うんですが、そういう前向きな答弁があったのではないかと思うんですが、今、学務課として、私が言いましたように、個別に、事実結果としてはたよりを通じて伝えているかもしれませんが、知らない方が結構多いんですね。そういう事実を踏まえて、学務課として、各学校ごとか分かりませんけれども、ちゃんと保護者に対して説明会を行うということ、ここをちょっと明確に明言いただきたいんですが、いかがでしょうか。  あと、個別の件はもういいです。いろいろ、各小学校について、要するに、交通対策と混同していませんかという話をしましたが、あまりそこを細かくやってもあれなので。ただ、ちょっと気になったのが、東京都の補助の要綱ですか、事故の防止ということも踏まえて、今回、場所を設定しているというような説明も、先ほどの答弁であったかと思います。例えば、学校ごとで安全点検とかハザードマップを作る中でその場所を選んだという話も、今、されました。  ただ、気になったのは、事故の防止というのは、防犯カメラを設置することによっては、直接はつながらないですよね。だから、防犯カメラというのは、あくまで、ここにカメラが設置されてあるということを周知することによって、そこで犯罪が行われないということだと思うんですね。そこの効果は、それぞれ意見があると思うんですが、ただ、今言われた事故の防止というのは、どうやったら事故の防止につながるんですか。結局、事故が起こってからでないと、事故防止の対策なんかとれないわけですよね。事故の防止について、例えば、そういう観点で置いたカメラなんかは、定期的に、どういう危険なことが起こっているかというのは、事故が起こらなくても見るということですか。それは、例えば条例に反していたりとかしませんか。どうやったら事故の防止につながるのか、そこをちょっと明確にしてもらえませんでしょうか。 45 ◯渡辺(大)委員 ご答弁ありがとうございました。  少し再質問させていただきたいんですが、まず、福祉会館の件であります。市が抱える課題というところに関しては、いったん、地域福祉課長の方からご答弁があった後、副市長の方から、それに関しての答弁もあったというところかなと思っておりますが、ただ、これは大変大事なことだと思っておりますのは、現に、現在、この福祉会館に関する事務を進めていらっしゃるのは地域福祉課なわけですよね。そうすると、森戸委員からの議事進行などもあって、副市長で一定のお話をされましたけれども、担当がどういう認識のもとで事務を進められているかは分かりました。先ほどのご発言に関しては、今のところ撤回も訂正もないわけですから、そのまま議事録に残りますね。どういう認識で進めているかはよく分かりました。つまり、隣のマンションの種々指摘されている問題については課題とは考えていない、意識をしていないということが分かったんですね。  やはり、こういう前提で今回のような予算を出されても、大変な問題だと思いますよ。十分に考えた上で、対策もとれているんだと、そういうことでやっているんだったらまだ分かりますけれども、あとは政策論の違いですから。ただ、意識もしない、課題とも考えないでこういう予算が出てくるわけですからね、そういう認識だということで、私は、市長にやはり申し上げたいのは、もう一回、きちんと一から丁寧に積み上げた方がいいんじゃないかと思うんです。予算ということになれば、それは、賛成する議員もいれば反対する議員もいれば、いろいろだとは思うんですけれども、私、前々から言っているんですけれども、行政側できちんと練って、それは、政党によっても、議員によっても政策の違いはありますよね。だけど、今回のはどう見ても、前処理がちゃんとできていないじゃないですか。それで、あとは議決するかしないかは議会のご自由です、みたいなことで出してくる、こういう行政は良くないです。賛成していただく議員に対しても、行政が十分、きちんと行き届いた対応をした上で賛成をお願いするというのは、あるべき姿勢であって、まだ生煮えというか、生煮えどころじゃないですよね、根本的なところが間違っているもので出してきて、それで、採決は、与党の皆さんは賛成してくださいみたいな、そういうやり方は良くないと私は思います。  だから、市長、この検討委員会のところはいったん撤回されて、ちゃんと練り直された方がいいんじゃないかなと思うんですね。基本認識は、先ほどの地域福祉課長のご答弁で分かりました。そういうところから、ボトムアップでこの予算が出てきているんですよね、最後は、庁議で決めて出ているんでしょうけれども、元々、さっきの認識から端を発して今回のような予算が出てきたとなれば、私は、もうこれは撤回しかないと思います。市民もぎょっとすると思いますよ、これだけ今、問題になっているのに、意識もせずにやっているということになりましたからね。市長の見解を求めておきたいと思います。それから、なぜ、これは基本計画ではなくて建設計画なのか。さっきの話でだんだん明らかになってきているわけです。  それと、今回出していただいた資料で、こう書いてあるんです。新福祉会館建設検討委員会検討内容についてという資料、私が要求して出たものですが、何を検討してもらうんですかという資料ですが、ここでも、新福祉会館建設計画(案)をもとに機能等について検討すると書いてあって、いまだに、これは(案)なんです。この(案)はいつ取れるんですかということなんですね。  つまり、現状、何が問題かというと、まず、そもそも、福祉会館に関して、基本計画がないじゃないですか。建設計画もないんですよ、現状、(案)なんですから。そうすると、基本計画はない、建設計画も(案)だと。そういう中で、設計の予算とか、それから、中身は機能しか検討させない検討委員会の予算とか、そういう、元になるものがまだできていないのに、設計だとか、それから、単に機能だけを議論する検討委員会の予算だとか、順番が逆じゃないですか。だったら、まず先に基本計画とか建設計画を確定させなければいけないじゃないですか。何でその(案)なんて付いたまま、こんな設計の予算まで出てくるのか、全く理解不能ですよ。ちょっと説明していただけませんか。何を元にやるんですか、この(案)を元にやるんですか。(案)はいつ取れるんですかということを説明していただかないと、予算提案の順番が全然めちゃくちゃです。これを説明していただけないでしょうか。  それから、検討委員会で何を議論するかということで、先ほど、白井委員から、非常に厳しいご発言がありましたけれども、私は白井委員みたいな厳しい言葉はなかなかチョイスできませんけれども、やはり、ずっとこだわっているのは、ちゃんとした市民参加ということが大事だと思いますね。やはり、場所は議論させないとか、どういうふうに建てるかも議論させないとか。今の話って、単に建てたものの中の模様替えというか、部屋割りみたいな話でしょう。何を建てるかは議論させないんですから、部屋割りの話ですよ。4か月、しかも、答申は求めないんですからね。もう一回、この要綱を見ましょうよ、答申は求めないんだ、単に意見を聞くんですね。そこに集まった人たちが、いろいろな意見を言いますよ。図面を見せられれば、ここをもうちょっと広くしてとか、廊下はもうちょっと狭くていいんじゃないのとか、うちは3階嫌だから4階にしてとか、そういうことでしょう。それが、何十年と使う公共施設を建てる市民参加のありようですか。市長、どう思いますか。やはり、そういうところから考え直すべきではないかと思います。  ですから、まだ、検討委員会の在り方自体ももうちょっとよく練る必要があると思います。我々は、検討委員会を設置すべきだと思っていますよ。ただ、こんな内容だったら有害だから、もう一回行政で、いったん担当に差し戻してよく議論されたらいいと思うんですが、市長の認識はいかがでしょうか。  それから、隣のマンションの問題で、まちづくり推進課の認識は少し前進したんでしょうか。これまでは、そういう認識はあまりお話しにならなかったんですが、先ほどの答弁では、マンションの側に多角的な検討をお願いしたいというふうにおっしゃいました。これまで、私の認識では、市としては、とにかく耐震補強工事の一点張りで、建替えとかいう話に関しては非常に後ろ向きだったと思っていますが、先ほどは、建替え等多角的な検討をお願いしたいという表現に変わられたので、私は、いつもきついことばかり言っていますが、ちょっと、半歩ぐらい認識が改まったのかなというふうに思っております。  ということで、ただ、問題は、多角的な検討をお願いしたいというところは半歩前進ということで、前向きに評価しておきますけれども、ただ、多角的な検討をお願いするだけではなくて、隣に敷地があるんですから、小金井市も当事者なんですよ。隣に建物を建てようというんでしょう、小金井市も当事者なんですね。ですから、これは、お願いしますというだけではなくて、最終的にどうするかは別としても、まず、マンション敷地とこっち側の駐車場敷地は、これは一団の敷地ですから、この街区を一体的にまずどうするのか。必ずしも同じものを建てるとはまだ言っていませんよ。ただ、都市計画上も、この一体の街区をどうするのか、こういうことをまず整理するのが先なのではないでしょうか。今、そこのところが全然お留守になっていて、単純にマンションの方に球を投げていて、行政は勝手にその隣に建物を単独建替えで始めようとしているから、おかしくなるんじゃないですか。やはり、まちづくり推進課の認識が半歩前進したことを、私は前向きに評価したいと思いますが、単にお願いするだけではなくて、一緒に考えていかなければいけないと思うんです。そういう中で、また、この福祉会館の問題は、よりお金のかからないいい方向が出てくるかもしれないということで、まず、その前段の処理をちゃんとやらなければいけないと思うんですね。その点に関して、市長、どうなんでしょうか。多角的な検討という中で、マンション側はSOSを出しているわけです。自分たちだけではどうしようもないので、小金井市が隣接敷地を持っているんだから、当事者として一緒に考えましょうということを呼び掛けられていて、全部が全部、リクエストに答えられなくたって、一緒にある程度考えてみるしかないんじゃないでしょうか。そこの処理がないまま、まず、今回、そもそも基本設計予算とか言われても、まず、そういうまともな前処理を寸断するような予算になっているから、これは認めがたいと思うんですけれども、市長、その点、どうなんでしょうか。隣のマンションの問題については、担当の方の見解はいろいろ出ていますけれども、市長としてはどのように考えておられるでしょうか。  また、市長、もし仮に大丈夫なんだということであれば、市長はどういう根拠で、隣のこのマンション、耐震強度不足ですけれども、どのように安全確保ができると判断されているんでしょうか。その根拠を挙げていただきたいんですね。現に、設計の予算まで出されてきているわけですから、安全確保に関して、市長が今回の予算提出に踏み切られた根拠を知りたい。どのように、この耐震強度不足のマンションの安全は確保できると、どういう根拠でその判断に至ったのか、それは伺っておきたいと思います。  それから、防犯カメラ、昨日は安全安心カメラがいいなんておっしゃっていた方もいたんですけれども、宮下委員でしたか。私もその方がいいと思いましたので、修正案でも公明党が出されるんだったら、乗ってもいいと思いますが、それは余談といたしまして、要するに、この防犯カメラの問題では、今、一定のご答弁をいただいたんですけれども、一番私が気になっているのは、例えば、ここで、どこにどういう向きで設置しようとしているかのあらましが分かりました。ただ、同意調達はこれからだということでしたよね。近隣の、カメラを設置するところ、その人の家が映る、映らないではなくて、その人の家の前の道路だって、今回、この地図を見て、私も、何か所かは苦情が来ないだろうと思いました。なぜかと言うと、家がないので。ところが、相当数、人の家の目の前、一戸建ての家とかマンションの前を映し続けるだろうなと思われるカメラ、幾つかありますよね。これは、例えばの話なんですけれども、学務課としての判断も伺いたいし、教育長にも伺っておきたいんですけれども、やはり、通学路の安全確保は極めて重要だと思いますけれども、日々の市民生活に影響を与えたり、不安な気持ちを持ったりということは許されないと思うんです。一つ事例を紹介しますと、以前、小金井市のある奉仕団体が、犯罪防止を目的として、小金井市内の数多くの電柱の下の方に、反射板というのかな、ぴかぴか光る、あれで鬼の顔を全部張り付けていったの、記憶していますか。車で夜、走っていると、明かりが当たると電柱がぴかぴか光っていた。ところが、市民の方から苦情があったんですね。そうしたら、どうやったかと言うと、その団体は全部剥がしたんですよ、あれだけたくさん張ったのに。それは、市民の方に不快な思いをさせてはできないという判断だったので、私は、実は、あれはすごくいい取組だと思っていたんですが、撤去を決めたスピードも、この団体は、すごく早かったんですね。あれは立派な判断だったと私は思っているんですね。  ところで、この防犯カメラです。これから同意調達に入ると思います。相当、苦情が出る可能性もあると思いますね、自分の家の前を四六時中、映されているわけですから。これは、反対が1件でもあったら設置しないという考え方で臨むんですか。反対があっても設置するという考え方で臨むんですか。どちらの考え方ですか。今回、これは予算で、私は防犯カメラの設置は総論、賛成の人ですけれども、恐らく、個別には反対が出る場合があるわけですよね。その場合、これから同意調達していく中で、例えば、関係する家が5軒ありました、4軒はオーケーでしたけれども、1軒はどうしても嫌だという家があっても、それでも、その場合は関係ないんだということで設置していくのか、その点は大事なことだなと思うんですね。  私は、例えば、自分の家の前は、普通に歩いているだけなので、たまにふらふらして歩いているかもしれませんけれども、それは構わないんですが、ただ、気にする人はすごく気にすると思いますよ。反対が1軒でもあったらどうするでしょうか、その判断は聞いておきたい。でないと、これから進みますから。  それから、関係する家の範囲って、どれぐらいを見込むんでしょうか。映っているところの前面道路に面している家というぐらいになります。それとも、もう少し枠を広げて、その周辺ぐらいになるのか、どのぐらいの範囲に同意を求めていくのかについて、学務課は今、どういう考え方に立っているでしょうかということを伺っておきたいと思います。  あとは、事故防止の話は、さっき白井委員も言ったとおりなんですが、事故防止にはならないので、これは事故防止ではありませんね。事故の証拠収集です。今、もうしょっちゅうやっていますよ。交通事故が起きたりすると、その車がどういうふうに走ってきたのかとか、それが量刑にも反映されております。危険運転をしていたかどうかも分かりますので。そういうことで、事故防止にはならないだろうということですね。事後処理の問題だと思っております。  あと、民事訴訟の方に関しても、先ほど板倉委員から議事進行もいただきました。いろいろなケースがあると思います。例えば、事故が起きる、実際に、裁判所からなにか言ってくる前に、ひょっとしたら証拠保全とかをしてくれということを頼まれると思います。消さないでくれと。7日たったら消えるんでしょう。だから、事故の当事者はすぐに来ますよ、消さないでくれと。ところが、要綱というか、あれには、昨日、ひな型を示されましたよね。全部、何日以内に消去すると書いてありますよね。そうすると、申立があったらどうするのかとか、何か、そこら辺どうするのかなと思いますよね。ちょっと、よくシミュレーションしておいた方がいいと思いますよ。実際には、映ったものを役立てたいという人はいるんです、必ずいます。役立つことも多いです。だから、よく考えておかないと、消してしまったとか、それで問題になる場合だってあるわけじゃないですか。だから、いろいろなケースは想定しておく必要が、学校も大変だと思いますけれども、学務課の方でいろいろな形で、後日、学校がトラブルに巻き込まれないようにしていただく必要があるかなと思います。それは、今日はいいですけれども、再質問したことだけ教えてください。 46 ◯鈴木委員 私が聞きたいのは、立地のことをどう考えるかということだけなんです。関連質問なのであっさりいきたいところなんです。  2問目ですので確認しておきたいんです。立地は行政決定ということで、この決定を変更する考えはないかどうかということを確認したいんです。  市が考える課題、それぞれ、課題はあると思います。私は、隣接マンション以外にも、様々、今、市が検討すべき課題はあるなということは、これはもう繰り返し、一般質問等でもお話ししてきたので、ここでは繰り返しません。そういう中で、こういう状況はいかがなものかなという思いです。  これまでの福祉会館関連の答弁を伺っていても、やはり、福祉保健のところとまちづくりのところ、すり合わせがまだ不足しているんじゃないかなという思いを、印象として持っております。各部調整といっても、まだまだ調整すべき事柄はたくさんあるんじゃないでしょうか。これが、この短期間で行っていく、しかも、時間外勤務の資料を見ても、かなり現場にも負担が行っているなという思いの中で、このスケジュール優先で、もちろん、仮移転の期間は、これはもう短い方がいいに決まっています、これは私も同感です。しかし、そういった期間と引き換えに失うものということも、しっかり考えていかなければいけないと思うんです。  もう仮移転は決定的になったわけですから、ここで必要な協議を一定、しておくということを、私たち、小金井市議会民主党としても、前々からお話ししているとおりで、ここは是非、検討をお願いしたいということです。  質問なんです。資料を出していただいた、この新福祉会館建設検討委員会の設置要綱なんですね。第2条(3)その他、市長が必要と認めた事項ということであります。大体、こういった設置要綱の中には、こういった項目があるんですね。この検討委員会で想定する、その他、市長が必要と認めた事項というものは、一体、どういったことを想定していらっしゃるのかということ。  それと、まさに公民館運営審議会が推薦する方、1名、ここで入るわけです。しかし、公民館の施設そのものの在り方についての検討というのは、全くと言ったら失礼かもしれませんけれども、この議論は進んでいない印象を持っています。ここでも、やはりそごが出てくると思うんです。どういった意図で、ここにこうした委員を入れていくのか。入れていくことによって、公民館運営審議会とどう関連しいくのかということです。施設の全体的な配置の考え方というものを定まらないような印象を、私は持っているんです。これまで、一般質問で様々、議員の方が質問される中でも、この公民館の全体の施設量についての議論はされていないと思うんですね。  しかし、この中では、福祉会館の中にこうした公民館に関係する方が参加するということ、しかし、福祉会館に公民館機能をまた入れるということが、可能性として残されているのか、いないのか。これも、今、予算特別委員会ですから、確認させていただきたいことの一つになります。この辺、いかがですか。  それと、社会福祉協議会についてもそうです。これは、私の一般質問でやりましたので、繰り返しません。しかし、社会福祉協議会の仕事の非常に重要な仕事をお願いしている。法定受託事務もある、こうした中で、本当にその業務を継続していくのにふさわしい検討が行われているのかどうかということも、非常に疑問に思っております。もちろん、独立した法人格などで、社会福祉協議会自ら検討することが、テーマがあるということも、一般質問の答弁などで伺って分かっておりますが、この辺も、まだまだ時間が必要なのかなと思っています。このあたりは、もちろん、検討委員会で入っているので伺うんです。どういった議論をしていただくのかということについても、ちょっと伺っておきたいと思います。 47 ◯中山委員長 福祉会館関係の関連を含めた再質問、14件、防犯カメラ4件ほどあるかと思いますが、お昼休憩前ですが、答弁を求めたいと思います。  ご答弁お願いします。(不規則発言あり)休憩がいいですか。では、休憩を挟みますので、ご答弁の準備をお願いします。
     ここで、昼食休憩のため、おおむね1時間休憩いたします。        午前11時56分休憩      ────────────        午後1時01分開議 48 ◯中山委員長 再開いたします。  部局の答弁を求めます。 49 ◯柿崎福祉保健部長 それでは、白井委員のご質問、それから、関連の渡辺大三委員、それから鈴木委員からのご質問にお答えさせていただきたいと思います。  まず、担当業務等につきましては、後ほど、地域福祉課長等からご説明させていただきたいと思いますので、私の方につきましては、その後のご質問に順次お答えさせていただきたいと思っております。  まず、建設計画に関連したご質問で、渡辺大三委員の方からもいただいたところでございます。まず、こちらについては、建設計画ということで、我々は考えております。また、建設計画(案)の(案)がいつ取れるのかというご質問もあったかなと思います。我々としては、現状の、今の建設計画(案)につきましても、この間、市民説明会等々、開かせていただいた上で、ご意見等々を踏まえながら、建設計画(案)をここまで作成させていただいたところでございます。今後につきましては、市民検討委員会の中で、この建設計画(案)を更に一段も二段も高い状態のものに高めていただいた上で、最終的に今年度中には、この建設計画(案)の(案)を取れるような形で考えております。その上で、庁議等々にお諮りさせていただいた上で、行政決定という形になってくるのかなと思っております。  その(案)が取れた建設計画に基づいて、今度は基本設計に入っていくという考えでいます。その中で、市民検討委員会のスケジュールがタイトではないかというお話もございました。今年度については、今、言いました建設計画(案)を取るような形で、それぞれ、市民検討委員会の委員の方々からご意見等々をいただきながら、そういった作業を進めていかせていただこうかなというのが、今のスケジュールになっております。そのスケジュールの中で、平成28年度については、まだ来年度ということで、こちらも、予算が伴ってくる部分もございますので、なかなか、答弁としてはしづらいんですけれども、我々とすれば、平成28年度についても、市民検討委員会というのは、適宜、開催しながら、建設計画が基本設計の方にどのように反映されていくのかということについて、市民検討委員会の中でも見ていただくなり何なりしていきたいなということで、考えているところでございます。  それから、先ほど、地域福祉課長の方から、立地についてのところですとか、そういったところで、いろいろとご答弁させていただいたところでございますけれども、立地につきましては、基本的に、行政決定させていただいておりますので、行政決定した場所で、我々とすれば、今後、市民検討委員会等々に諮りながら、計画を進めていきたいと、このように考えているところでございます。  また、福祉会館の関連の、隣の民間マンションということでございます。こちらにつきましては、先ほど、ちょっと言葉足らずだったのかというところもございますけれども、我々とすれば、あくまでも、隣のマンションのことについては、耐震診断等の結果から、この間、議会の方でもいろいろ議論され、議員の方からもいろいろなご意見を頂いているというのは、重々認識しているところではございます。ただ、この間の議論の中で、私の方ではないですけれども、建築営繕課長の方からも答弁させていただいたかなと思うんですが、大きな被害の可能性ということについては、例えば、東側が崩落するですとか、それから、東側に傾いてくるとか、いろいろなご意見を頂いていたところだと思いますけれども、そういった大きな被害の可能性ということについては、少ないのではないかなということで、そういったところでは、意識というか、問題点というか、そういうところについては、そういう形で、我々は考えていたということで、そういったところが抜けていたかなと思います。  ただ、耐震診断の結果につきましては、詳細はちょっと、私たちの方では聞いていないところでございますけれども、そういった答弁等々から考えていきますと、例えば、新福祉会館の建設検討委員会の中にも、当然ながら、建築の専門家の方も入っていただくということもありますし、当然ながら、基本設計をされる業者というのは、当然ながら、専門家でもいらっしゃいますので、そういった中で、今の状況等についてご説明させいただいた上で、ご見解をいただくというところも出てくることもないかなと思っておりますので、そういったところについては、今後、ちょっと考えていくところかなと思っております。  それから、公民館との関係ということで、鈴木委員の方からご質問をいただきました。我々としますと、今回、公民館運営審議会の委員の方を1名入れるという形で、市民検討委員会のメンバーの中に入れさせていただければなと思っております。  そういう中では、確かに、先ほど地域福祉課長の方からご答弁させていただきましたけれども、公民館の本館の事務所機能というものについては、今回、福祉会館を新しく建設する中には含めるということは考えておりません。ただ、この間の福祉会館の中の公民館の、今やっている事業ですとか、そういったところについては、当然ながら、高齢福祉ですとか障がい者福祉、福祉に関連する事業等々も行っておりましたので、我々とすると、そういう公民館運営審議会の委員の方が入っていただいた中で、今後、検討していくことによって、公民館との関係というのは築いていけることもあるかなと考えているところで、そういった方向で考えているところでございます。そのことが、しいては公民館全体のお話にもつながっていく部分も出てくるかなということで、むしろ期待しているところではございます。  あと、社会福祉協議会についての関係も、今後、我々は福祉会館を新しく建てた中では、当然、社会福祉協議会の力というのも非常に必要になってくるというのは、重々承知しているところでございますし、今回、仮移転という形で、一定程度、期間がちょっと開いてしまいますけれども、その後については、是非、社会福祉協議会についてもご活躍いただきたいなというのが、私たちの気持ちでございます。 50 ◯関地域福祉課長 それでは、私の方から、まず、白井委員の最初の質問の、業務の分担についてでございます。  8月1日付けで、地域福祉課地域福祉係に1名、事務職を配置してもらいました。担当業務につきましては、福祉会館の事務的なことを担ってもらっています。また、その他、ほかの、福祉会館以外のこともやってもらっています。  それと、鈴木委員の関連の、要綱のところの所掌事務のところの(3)の、その他市長が必要と認めた事項について、まず、何を想定しているのかということです。事務局としては、こうこう、こうだという具体的なものは持ってございません。ただ、これだけの福祉会館を建てるということでございますので、何らかの事象が発生するかもしれませんので、3番のような形で加えさせていただきました。 51 ◯梅原職員課長 それでは、白井委員のご質問にお答えさせていただきます。  メンタルヘルスに関する相談についてでございますが、地域福祉係の職員から相談があったかどうかということかと思いますが、特定の課、また特定の係の職員の相談状況につきましてお知らせするということにつきましては、この場では控えさせていただきたいと思います。  現在、1か月の時間外勤務時間数が3か月続けて80時間を超えた職員につきましては、産業医、産業保健師による面談を実施することとしておりまして、職員の健康管理に努めているところでございます。 52 ◯鈴木学務課長 それでは、白井委員からのご質問です。  1問目が、市民への説明会を行うのかというご質問でございます。通学路防犯カメラに関しての説明につきましては、補正予算可決後、教育委員会、関係課、学校関係、警察等と設置場所の近隣住民の説明及び合意を得て、設置場所の最終確定が整いましたら、保護者に対しましては、学校を通じて通知することや、市民に対しましては、市報ですとかホームページでお知らせしたいと考えているところです。  引き続き、保護者、地域の方からのご意見につきましては、丁寧に対応してまいりたいと考えております。  それから、2問目の、直接事故防止につながらないんじゃないかといったご質問の関係でございます。防犯カメラを設置すれば犯罪、事故がなくなるわけではございません。防犯カメラのみに頼ろうというのではなく、様々な見守り活動を併せて、相乗効果を狙うものと考えております。  防犯カメラを整備することにより、学校や地域が行う見守り活動を補完し、通学路上における児童の安全確保をより一層高めたいと考えているところでございます。  それと、点検の際に監視するのかとか、見るのかというご質問もございました。今回、設置を考えている防犯カメラにつきましては、監視カメラではございませんで、カメラで撮りっぱなしというんですか、撮影のみをしている状況で、学務課としては、画像データを取り出して確認するという形では考えておりません。  それから、渡辺大三委員からのご質問になります。設置場所の近隣住民、マンションの方々からの反対が出た場合、どうなるかというご質問でございます。防犯カメラを設置する市立小学校の通学路につきましては、撮影対象の区域については、学校、保護者、地域からの設置希望によるもので、更に、警察との協議により設置場所を決め、設置場所の近隣住民の合意を得て設置を行うものと考えております。  防犯カメラの機能につきましては、防犯カメラの撮影に当たって、24時間、録画することを考えております。プライバシー等に配慮することはもちろん、不用意な部分は映さないよう設置するとか、カメラの設置位置から、どうしても撮影範囲内に入ってしまう場合には、画像の該当部分はマスキング処理を行うなど、プライバシーを保護するように考えております。  また、同意が得られない場合につきましては、設置場所の変更という形で考えているものでございます。 53 ◯高橋まちづくり推進課長 順番が前後してしまいまして、申し訳ございません。  白井委員と関連の渡辺大三委員のご質問、併せてご答弁させていただきます。  まず、訴訟リスクということでございましたけれども、耐震担当である私が答弁して良いか迷うといいますか、分からないところではございますけれども、訴訟リスク、法律的な責任ということになろうかと思いますけれども、耐震担当といたしましては、法の目的に沿いまして耐震化を推進していくというのが役割と考えてございます。耐震改修法では明確に示されているところでございますが、あくまで、所有者の責任において、耐震改修等をされていくというものと考えているところでございます。  まず、ご決断につきましては、所有者のご選択ということになりますので、これから多角的に様々、ご検討されていく中で、市としましては、引き続きそのための支援、補助に努めていく、傾注していくということが責務であると考えているところでございます。 54 ◯白井委員 議事進行。幾つかあるんですが、最後のところだけ、委員長に議事進行していただきたいんですが、その訴訟リスクの件について、まちづくり推進課長から答弁をいただいたんですが、冒頭でおっしゃられたように、私では分からないというのだったら、答弁していただきたくないんです。  私が、先ほど申し上げたのは、厚生文教委員会、先日、行われた中で、隣接マンションの一定の危険性があることが周知の事実となっている中で、訴訟リスクをどう考えるかという問いに対して、市長が、診断結果を見て判断していくことになるだろうと。専門家の方々も交えながら結論を出していきたい。今、何とも答えようがないが、安全性が確保できるもとでやっていきますということを答えたものですから、質問させていただいたので、これは、私は市長に聞いているんですね。ほかの方が答えられるはずがないんですよ。私が聞きたいのは、訴訟リスクをどう判断したのですかということを、市長に聞いているわけですから、何で市長が答えないのかよく分からないので、委員長の方で整理していただきたいんです。ほかの方が答えられる内容ではありません。 55 ◯渡辺(大)委員 議事進行。すみません、答弁漏れがあったので、そこだけです。  市長の認識を先ほど伺ったのは、現在の単独建替えで予定されている敷地の、その隣接マンションの安全が確実に確保できるということについては、どういう根拠で判断されたのかということで、予算提案は市長の判断でありますから、こういう設計とか検討委員会の予算を提案されるに当たって、安全確保が図られていると、どういう根拠で判断されたのかと伺って、答弁がなかったと思いますので、促していただきたいということと、あと、防犯カメラの件なんですけれども、反対があれば、合意が得られない場合は変更ということは、さっき答弁があったんですが、さっき、委員長、私が伺ったのは、どの程度までを合意を得る対象に考えているのか伺ったので、そこは答弁がなかったので、例えば、映り込む範囲によってなんでしょうけれども、大体、どれぐらいなんでしょう。例えば、道路が映っていたら、その映っている道路の前面の、そこが前面道路になる家屋だけなのか、その数軒先なのか、どのぐらいの範囲の合意を得ていく予定なんでしょうか。それはさっき聞いているので、答弁をお願いします。 56 ◯湯沢委員 議事進行。すみません、横から口を挟むようですが。私、厚生文教委員会での白井委員の質問を聞いていまして、訴訟リスクがあるのかという質問だったんですけれども、訴訟リスクがあるのかというのは、非常にあいまい過ぎて、普通、答えができないんじゃないかなと。例えば、この間、安全配慮義務違反の話をされていたので、すごく考えにくいですけれども、建てただけでも債務不履行責任があるのかとか、不法行為責任があるのか、国家賠償法上の責任があるのかとか、ちょっと、状況とか限定しないで、ただぼんやり、訴訟リスクがあるのかと聞かれても、ちょっとお答えしにくいのではないかなと思ったものですから、ちょっと議事進行上、発言させてもらいました。 57 ◯白井委員 議事進行。ちょっと、よく分からない横からの議事進行なんですが、要するに、耐震診断をした上で、耐震診断結果を見る限り、一定の危険性があるということは市も明確に認めていたわけです。要するに、ゼロではないということも含めてですね。そういう危険性があるということが周知の中で、その隣の敷地に福祉会館を建てるということが、後々、その利用者、もしくはそこに働く方々のことを考えた上で、そういう意味での訴訟リスクというのをどう考えるのかというのを、私は尋ねたわけなんですね。だから、全くざっくりとした、何も具体性がない中での、そういう質問ではないわけです。それに対して、いったん、市長は答えているわけです。それを、改めて今、予算として出しているわけだから、具体的にどう判断したのかということを聞いているわけですから、何も、ぼんやりとした中で聞いているわけではないわけなんですね。  例えば、労働基準法でも、労働安全衛生法なんかでも、第2条では、労働災害は労働者の就業に係る建築物、設備、原材料が出す蒸気、粉塵等により、または作業行動その他の業務に起因して労働者が負傷し、疾病にかかり、または死亡することと、こういうことも書かれているわけです。だから、こういう対象にも合致するわけなんですよね。  だから、何らあいまいな中で質疑しているわけではないので、委員長の方で、ちょっと、そういった整理をお願いいたします。 58 ◯湯沢委員 議事進行。一番、何があいまいだと思ったかというと、つまり、今の土地に建てただけで、何らかの不法行為が発生すると考えているのか、それとも、考えたくはないですけれども、万が一隣地のマンションに何かが発生した場合に、一番は、先ほどおっしゃられたように、管理者責任とか所有者責任という話になるわけですけれども、それを超えて、市にも何か責任が生じる可能性があるのかという質問なのかということを、ちょっと確認させていただきたいと思いまして。 59 ◯中山委員長 ちょっと待ってください。議事を整理しますと、白井委員、それから湯沢委員から、議事進行のご発言があって、渡辺大三委員の方からも、ちょっと、市長から答弁いただけていないという議事進行上のご発言がありました。  私は、会派に関係なく、委員長の立場として公正中立に皆さん方の意見を尊重したいと思っておりまして、答弁者におかれましては、こういった、質問者のご意見、議事進行上のご意見を踏まえた上でご答弁いただければと思うんですが、ちょっと、議事の整理の都合上、まず、学務課の方で、先ほどの議事進行の部分について確認があったので、まず先に、そこを答弁お願いいたします。 60 ◯鈴木学務課長 すみません、答弁漏れがございました。  どのような範囲で合意を得るのかというご質問だったかと思います。基本的には、撮影範囲の中、映っているところに住んでいる住民の方と考えております。 61 ◯渡辺(大)委員 議事進行。市民の権利、人権にかかわることなので慎重に。  例えば、道路だけしか映っていなければ、建物は映っていないわけだから、1軒も合意を求めないということになるんですか。そうではないでしょう。道路が映っていたって、その隣には人がいるわけで、その家に入るためにその道路を通るわけでしょう。どこまでになるのかなということです。つまり、道路は映っている。その道路に面したところには家がある。その家は当然、合意を求めると思うんだけれども、その隣も、隣もあるわけで、そこの人は歩くわけですよね。そこを歩かないと家にたどり着かないから。あらあらでも、どの程度の範囲を考えているんですか。でないと、これから作業するのに困るでしょう、どこまで行けばいいのか分からないわけだから。どのぐらい考えているんですかということを聞いていて、ここはちょっと大事なところだから、はっきりさせてもらえないですか。 62 ◯鈴木学務課長 すみません、範囲と言われると、ちょっと答えが難しいところもございますが、設置されているカメラの方向に向かった、例えば、両脇にある住宅があれば、その住宅の方にはご説明を差し上げるという形になっているかと思います。 63 ◯中山委員長 何かご発言があれば議事進行で。もしあれば、主質問等々で。  では、福祉会館の件でご答弁いただきたいと思うんですが、先ほどのご発言、ご意向を汲んだ上でご答弁をいただきたいと思うんですが、厚生文教委員会とか総務企画委員会で同じような質疑も重複したかと思いますが、予算特別委員会ですので、まずは、ご答弁できる範囲でいただきたいと思います。 64 ◯稲葉市長 白井委員のご質問、そして、渡辺大三委員にも関連してのご質問にまとめてお答えさせていただきます。  まず、先ほど担当も答弁しました。議事進行で湯沢委員からも出ています。このマンションの安全の確保と危険の排除というのは、当然、この所有者の責任です。これをやるのは、この所有者の方々、自己責任でやっていただくのが基本であります。  そういう意味で、例えば、事故などが起こったときには、当然、責任を取っていただくということになるだろうと考えます。  では、そこに私たちが建てるかということになれば、私たちは、先ほど来、市民検討委員会を設けると言っています。専門の方々も入っていただきます。そこで、そういう状況、ただ、辛いのは、私たちは守秘義務を果たさなければならないということから、できれば、情報を開示していただいて、それを検討の材料にするかというのもあります。更に、基本設計、実施設計を作っていくわけです。これも専門家が入ることになります。そういう状況を把握しながら、どういう設計をしていくのかということ、どういうふうな安全策をとるかというのもそこに含まれていくだろうと思います。  あくまで基本は、やはり、所有している方々、権利者の方々がきちんと管理していただくというのが基本だと考えています。  ただ、耐震補強ということになるとすれば、私たちは、この耐震補強に関して、国の法律、市の条例等に合わせて協力していくというのは、当然のことだと思っております。 65 ◯中山委員長 ご答弁いただきました。  では、白井委員、3問目どうぞ。 66 ◯白井委員 まず、スケジュールのことは、部長から答弁いただきました。ありがとうございます。  覚悟とともに、スケジュールの件も述べられました。市民検討委員会については、今、まだ平成27年度のことだから、年度を超えての話は、まあ恐らく明確には言えない中でも、場合によっては、平成28年度も併せてご検討いただくということも見越しているというような発言もあって、恐らく、そういうことも考えておられるのかなと思っているんですが、ちょっと、いろいろ調べていますと、私、当時はいなかったんですが、貫井北町地域センターがございますよね。一応、それの議事録とかを幾つか見ていたんですけれども、第1回の市民検討委員会の議事録なんかも見ていて、基本設計が、行程フロー図みたいなのがあって、ここで、こういうふうにやっていきますよということが示されているわけです。恐らく、これに、近いものもあるのかななんて、イメージとしては持っているんですけれども、ただ、ここはワークショップをもうひっきりなしにやったりとか、結果はちょっと見ていないので細かくは知りませんが、ワークショップを2回、3回やっていきますよということを、ずっと掲げられているとか、結局、スパンとしては、確か10か月か11か月ぐらい、検討としては取っているんですね。それをもって、基本設計に反映させるということを、一緒に作り上げていくプロセスということでやられているんですが、恐らく、こういうやり方なんかも想定されているとは思うんですけれども、ただ、やはり、当初の設定自体が4か月というのは、あまりにも短過ぎるのではないかなと。それだったら、はなから、もう来年度まで見越してスケジュールを立てるべきだろうと思いますし、今の段階で、例えば、こういう行程フロー図みたいなものがしっかりとできていないと、なかなか、今から年度内にどこまでできるのかというのは、我々としては、なかなか、具体的に受け止められないんですね。  結局、11月下旬から設置して、年末はばたばたされているでしょうから、実質は、ほぼ3か月みたいなものですよ。その中で、何回、会議をするのかということを計算していたら、予算書を見ると、確か、65万円ぐらいでしたか、13人で割り返すと、5回ぐらいの会議の設定になるのかと思うんですね。違うのであれば訂正していただきたいんですが、やはり、実質的に短過ぎて、本来、ここで検討すべきことなんかは、やはり、検討できないし、そもそも、立地に関しても触れられていないところもあって、こういった、ガス抜きと私も表現しましたが、そういう市民参加のやり方などは、適切ではないと思うんです。  市長にも問いましたが、これに関しては、市長からは何も答弁がないので、私が言ったことをうんと飲み込んだのかなと勝手に解釈しているんですけれども、併せて、冒頭、一番最初に質問した時間外勤務の話なんですけれども、これについては、職員課からは、個別の課の相談状況などは、ここでは答弁できませんみたいな話ではあるんですけれども、別に、個別の職員を挙げて言っているわけでも何でもないですし、それぐらい、ちょっと、ないならないと答えていただきたかったなと。ないと答えないのであれば、あったのではないかと想像してしまうわけですよ。もう、答えられないというんだったらそれで結構なんですけれども、ただ、いずれにしても、1人事務職員を増やしたとしても、これまでの、特に共同設計に関する後処理と、閉鎖と仮移設、これに関する事務で、かなり、これだけの時間外勤務が増えているわけですから、ここで改めて、新しい福祉会館を作っていく上で、市民検討委員会を立ち上げて、これは、貫井北町地域センターの行程なんかを見ると、本当に大変なことをやらないといけないわけです。このままやるとは何も聞いていませんが、恐らく、これに似たような形で進めていくとすれば、もっともっと、事務作業が増えるわけですよね。増員が1人で足りるんですかという話ですよ。これはどうされるんですか。今の段階で、これだけ時間外勤務が増えていて、もう既に職員が疲弊している中で、更に、新しい福祉会館を、まだ現行の福祉会館の閉鎖と仮移転がめどが立っていない段階、まだまだやることはたくさんある中で、同時並行で進めていくというのは、やはり、市長、無理があるんじゃないですか。  何事も、確かに、あれもこれも急ぐというのは、当然、気持ちとしては分かるものですけれども、物理的に限られているわけですから、そこは、優先順位をつけてやっていくということが必要ではないかなと、私は思うんです。だから、ここはもう、質問は入れませんけれども、やはり、今の地域福祉係、今年度、考えられる地域福祉係のやるべき仕事の作業量とキャパシティを考えて、やはり、今は、閉鎖と仮移設、市民説明会含めてやらないといけないですし、これにもっともっと多大な労力がこれからもかかってくるわけですから。そこに集中すべきであって、本補正予算で提案されている市民検討委員会の謝礼であったりとか、基本設計、これは、いったん保留されてはどうかと思うんですね。  市長は、今後の、12月に控えている市長選挙に対して、渡辺大三議員の一般質問でも、特に出馬するともしないとも、面現はされなかったわけですけれども、なおさら、市長選挙をひかえている中で、今後、誰がそこの場所に座るかわからない中で、今、こういう政策的な判断をするというのは、やはり、どうかと思うんです。  なので、先ほど申し上げたように、ここに関する予算は撤回されたらどうかということだけ要望しておきますので、もし、市長の方で何かあればお知らせください。  あと、隣接マンションの件なんですけれども、市長がさっき議事進行の中で答弁いただきました。ありがとうございます。やはり、民間のマンション、民間の方で責任があるという、そこの危険の排除は所有者でやるべきだと、それはごもっともな話です。それに対しては、私、何の否定もしませんので。細かいことはありますけれども、それ自体は、基本的にそうだと思うんです。  私が言っているのは、こういう状況がもう周知になっている中で、さっき湯沢委員からも議事進行がありましたけれども、別に、そこに予算を付けること、もしくは建てることだけは、別に何ら問題はないというか、建てる中で何か起こったときにはどうするんだという、そこの契約上の責任の範疇なんかは必要かと思いますが、結局、公的機関はそこに建てて、そこで事業を職員もしくは利用者が集う中でやっていくわけなんですね。そういう危険性が排除されない中で、今、こういう状況を知っていて、そこに建てることについて、そういうリスクというのがあるんじゃないかなと思うんですが、どうかという話の中で、結局、専門家を交えながら結論を出していきたいと、厚生文教委員会でおっしゃったんです。専門家をまじえながら結論を出しいきたいと言ったんですが、今の段階で、それが出ていないわけじゃないですか。  さっきおっしゃったのは、結局、これからやっていく検討委員会の中で、専門家も入っていくし、例えば、基本設計や実施設計の中でも専門家が入るから、その段階で判断するんだみたいなことをおっしゃるんですけれども、そこの判断は、今、やるべきじゃないんですか。違うんですか。後で判断して、これはまずいよとなったら止めるんですかね。その中でできることをやるとなったら、ものすごい限られるんじゃないですか。その中で、これはちょっと、ここに建てるべきではないよ、みたいな話になったときに、どうされるんですか。  だから、今、急いで進めるべきではないんじゃないですかということを、私は、申し上げているんです。そこについ、もう一回、市長、見解を教えてください。今、やるべきじゃないんですか。これから進めていく中で、専門家に入ってもらって、要するに、予算を何千万円もかけて基本設計に入っていって、今はだめですよという話になっていいんですか。基本設計に関しては、もう少し、様子を見たらどうですかと、私は言っているんです。ちょっと、そこがよく分からないんです。  専門家の方を交えながら結論を出していきたいというのは、さっき答弁されたことだと思いますけれども、安全性が確保できるというもとでやっていきますと、厚生文教委員会で述べられましたけれども、確保できるというもとでやっていきますって、どういうことなんですか。できなかったらどうするんですか。できるという算段があるから、そうおっしゃるんですよね。だから、そこの根拠が分からないということを、ずっと述べているわけです。めどが立っていないでしょうというのが、そういうことなんですね。そこをもう一回、市長、責任を持った言葉で答弁をお願いいたします。  あと、通学路の防犯カメラについてであります。すみません、ちょっと、学務課長、私が聞いたのは、学校だよりでお知らせしているというのは分かりましたと。ただし、それは、結果として、事実としてそういう行為をしているだけであって、本当に保護者が、みんながみんな分かっているかというと、そうではないですよと。個別に、そんなの知らない、聞いていないという声を結構聞いていますよという話をしたんです。  だから、私が言っていたのは、今の段階でこういう状況だということを、しっかり伝わるように伝えてくださいねと言ったんです。ところが、何と答弁があったかと言うと、結局、この予算を議決した後に、まず、今の設置場所、制定されているところに、関係している方々には話をして、協議をして、確定したら説明していくとか、保護者にお知らせしていくみたいなことをおっしゃいましたけれども、ちょっと、趣旨が違うんですね。  今の段階で、こういう状況だということをちゃんと伝えていく。伝わるように伝えてくださいねと言ったつもりなんです。全てが終わってから、こうなりましただと、それは、事後の説明で、何らその方々の意見を反映させることはできないわけじゃないですか。パブリックコメントは、多分、学務課の話ではないと思いますけれども、あのパブリックコメントの、昨日の総務企画委員会の質疑の中でも、9番以降、丁寧に質問に答えるべきだと。全然、一つの言葉で全部くくってしまって、乱暴でしたねという話があったわけですよ。それは学務課ではないと思いますけどね。そういう対応がおかしいという話もあった中で、ちゃんと丁寧にやっていくのが大事ですよと。  私も、もう究極的に言うと、防犯カメラの設置自体は、私は反対ではないんです。ただし、丁寧にやるということと、こんないきなり、36台付けるのはどうかなみたいなのはあるんですけれども、改めて、そういう点で考えても、丁寧にやってくださいということをお願いしているので、ちょっと、それについてもう一回、ちゃんと答弁もらえますか。  あとは、事故の防止に当たるかどうかという話がありましたね。それはおっしゃったように、当然、防犯カメラを付けるだけではなくて、人がいて、それを見守る体制があって、トータル的に、子どもの安全・安心を守っていくというのは、当然の話だと思うんです。それが前提で、今回も提案されているというのは理解できます。ただ、言っていたように、事故の防止というのを、例えば、東京都の要綱でも、防犯カメラの設置の場所の条件というか、そういうところに書いてあるということを説明されたから、そういう質問をしたわけであって、そういう交通の危険性があるところは、逆に防犯カメラではなくて人がいるんじゃないですか。だって、防犯の効果はないわけでしょう。車って、日々、往来しているわけですから、そここそ、カメラじゃなくて、人が必要なんでしょう。その切り分けがおかしいんじゃないですか。  私として思うのは、結局、人等含めて、カメラも含めて、子どもの安全性を守っていく、それはもう同意しますので、ここはもう要望で結構なんですが、人が必要なところは、ちゃんと地域の方々、お願いして、今もやっていただいていますが、重点的に人が守るところ、防犯カメラは防犯カメラとしての役割、そこをしっかり、どういう体制で子どもの安全・安心を、通学路を守っていくかというのを、もう一回ちょっと、カメラを設置したからどうと言うつもりはないし、建前だけでそれが守られるわけではないので、そこをトータル的に、どのようにやっていくかというのを改めて整理していただければと。そこは要望で結構です。  最後に、3問目なので、触れておりませんでしたが、福祉共同作業所の予算も出されていて、これは、ちょっと質疑を入れなかったので、要望だけしておきます。  東小金井の高架下に設置されるということで、それについては家族の理解も得ているということだったので、説明も以前にありましたので、私としてはいいと思っております。要望としては、周辺にはきらりという市の施設がありますし、新しい店舗ができている部分があったり、新しいビルも建っています。地域の商店街なんかもあります。だから、一定期間、あそこでその施設が設置されるわけですけれども、一定期間だからとは言わず、やはり、地域になじんでいただくということなんかは、非常にお互いにとって重要なことだと思いますし、場合によっては商店街なんかとも協力して何かイベントをやるということもあるかもしれませんし、何かそういうことを、一定期間とはいえ地域に根付くということを、私たちはもう、すぐ移動するんだよというのではなくて、地域に根付くということを、そのとき、そのときでしっかりやっていただければ、お互いにとっていいことじゃないかなと思いますので、それだけは要望しておきます。 67 ◯稲葉市長 まず、市民参加であります。  現在、建設計画の案を持っております。これを作るに当たっても、多くの市民の方々のご意見を聞いて作ってきたという経過もございます。更に、これから市民検討委員会、市民の声を聞きながら進めていくというのは、同じ流れであります。  今回、今年度中の予算の執行は5回ということになるだろうというふうに思っております。ただ、ここで全てが終わるのではなくて、また新たに新年度の予算の中に、市民参加の予算、市民検討委員会の予算をお願いすることになるだろうと思っています。そういう意味で、継続してやっていくというふうにご理解いただきたいと思います。ガス抜きでやっているというお言葉ですけれども、決して、そういう考え方ではございません。  それから、隣接するマンションとの関係です。繰り返しになりますけれども、所有している方の責任できちんと対応するのが一義的なものだと思っております。我々があそこに建てるとなれば、どう危険を回避していくかというのは、今後、検討委員会なり、基本設計、実施設計の中でやっていくと。では、その時点でどうなったらということのようですけれども、今、あれを調査してやっても、同じような結果になる可能性もあるわけで、私たちとすれば、この事業を進めながら、そういうことも検討していくし、また、それに対応できる設計の仕方をしていくということだと、多面的に考えてまいりたいというふうに思っています。  それから、私の任期の関係から、政策的判断というのはいかがかということでございますけれども、市長の任期は最後の1日まで、私は、政策的判断が必要なものにはしていくというふうに考えております。4年丸々なければできないというわけではないし、3年でなければだめとか、2年でなければだめとかというのではないし、与えられた任期、与えられた役割をきちんと果たしていくのが、私の仕事だと思っております。  いろいろ、白井委員、ご意見があろうかと思いますけれども、私は、この予算を撤回するという考え方は全く持っておりません。 68 ◯鈴木学務課長 白井委員からの3問目のご質問になります。  委員がおっしゃっていることは、よく分かるところもございます。ただ、学務課の方といたしましては、これまでも、様々な通知を学校を通じて保護者の方にお知らせさせていただいている状況がございます。今回の防犯カメラに限らず、保護者の方に伝わっているという認識で、配布の方をさせていただいております。  ただ、これからも、様々なご意見が寄せられることも想定されますので、そういった場合は、丁寧に対応してまいりたいと考えてございます。 69 ◯中山委員長 主質問者、関連質問のお二人を含めてですが、1問目、お一人目が終わりまして、2時間30分かかっております。今後も、時間に限りがありますので、効率的な質疑のご協力をよろしくお願いいたします。  では、続きまして質問をお受けいたします。 70 ◯紀委員 それでは、質問させていただきます。  10点あるところですが、皆さんの、ほかの委員の質疑を保障するために、2点に絞りましたので、よろしくお願いいたします。  1点目として、29ページ、大腸がん検診に要する経費、1,107万7,000円、この点について質問させていただきます。  公明党では、がん対策の前進に長年取り組んできて、着実に成果を残してきました。乳がんの早期発見には有効なマンモグラフィーの全国配備、がん専門医の育成、技術医療の開発など、支援するために、提言や要望を重ねて、国の予算に反映させてきました。無料クーポン券も推進してきました。  その中で、この大腸がん検診に要する経費で、2,500人増加したと言われておりました、早期発見のためにも、この検診というのは大変、重要でありますけれども、我が市において2,500人増加したというのは、大変、良かったなと思っているところです。この増えたのはなぜか、お伺いしていきたいと思います。  2点目は、39ページ、41ページにございますが、学校施設整備に要する経費で、766万2,000円、非構造部材改修設計委託料ということで、766万2,000円が出ております。これは、小・中学校の学校設備に要する経費ということで、非構造部材の改修、設計、委託料ということであります。資料をありがとうございました。各小・中学校の非構造部材の設計委託に関しての内容が記されているところです。  私は、数年前から、非構造部材の耐震化をしていくように要望、提案をしてまいりました。今回、改修設計の予算が計上されておりますが、スケジュールとして、いつごろ、この設計が出てくるのか。そして、設計が出てきて、次は改修ということになりますが、先日も地震があって、小金井市でも震度4でありました。本当に早急に対処しなければならないということを痛感した次第です。その点について質問させていただきます。 71 ◯高橋健康課長 紀委員の1点目の、大腸がんの関係でございます。
     大腸がん検診なんですけれども、例年、5,000件から6,000件ぐらいの受診という実績がございます。特定健診の受診案内に、大腸がん検診の案内を同封しているということで、年々、微増という形ではありますけれども、検診の実績は伸びてきているというのが、ここ数年の傾向でございます。  それで、平成27年度から、特定健診の受診期間が変更になったことに伴いまして、平成26年度までの40歳から64歳までの受診案内、これは、例年5月に行っているんですが、ここに大腸がん検診の受診案内も同封しているというのが、ここ数年の扱いなんですけれども、これに加えまして、65歳から74歳までの対象者全員に受診案内を行ったということで、それに伴って、大腸がん検診の案内も、約9,400通ぐらい、例年に比べると多く発送することができたということで、一言で言ってしまえば、これまでより広く周知ができたのではないかということと、検診の結果が各医療機関から返ってきてございますが、大体、40医療機関ぐらいの方で検診を実施していただいているんですけれども、細かく見ていきますと、前年度よりも受診者数が増えております。これは、ひとえに医療機関のご協力というか、積極的に大腸がん検診をお勧めいただいたというようなことが、この結果にあらわれているのではないかと分析しているところでございます。 72 ◯河田庶務課長 非構造部材の改修の委託料につきまして、ご質問いただきました。  今後のスケジュールということでございますが、今回の予算をご議決いただきました後に、委託の締結依頼をしまして、こちらの方の委託は数か月の履行期間でできるということのようなんですが、また、次年度以降、今回の委託契約の結果をもとに、また、改修の方の計画を作っていきたいと考えております。 73 ◯紀委員 ご答弁ありがとうございました。  1点目については、5,000件から6,000件、毎年、特定健診があるということで、特定健診に受診の案内もしているということと、平成27年度から、40歳から64歳までもしているということと、加えて、65歳から74歳へも周知をしているということで、いろいろ、市の方でも工夫されていると思います。  そして、また、医療機関の方でもいろいろ工夫していただいて、広く周知していただいているおかげで、このように検診が進んでいるということでありました。  本当に、早期発見、早期治療が大変有効でありますけれども、来年度も、また更に、こういったいい事例を、良かったことを、是非、続けていただきまして、市民に広く周知していただきたいと思います。  そして、春とか、市報についてもお知らせしていたと思うんですが、そういったことも重要であると思っております。  そして、がん検診のご案内ということで、私も、市役所に行きましたときに、がん検診のご案内ということで、今から、定期的に受けることが大切ですということで、こういったチラシも置いてありました。その中には、やはり、平成27年度中にこれから申込みができる検診のみをご案内しているということで、詳細は市報をご覧になるか、お問い合わせくださいということで、個人で検診をすると、検診の種類によると数千円から1万円ぐらいの費用がかかります。是非、市が実施するがん検診を受診してくださいということで、健康管理に役立ててくださいとありました。  先日も、敬老会がありましたが、90歳以上の方が、市では1,355人ということで、本当に長寿になっていると思っております。市民の健康を守るためにも、是非、こういった早期発見、早期治療につながる案内を徹底していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  市のホームページでも、こういったがん検診についてもっと詳しく書かれている、すぐにリンクできるようになっているのでしょうか。その点、お伺いしたいと思います。  そして、2点目につきましては、非構造部材につきましては、委託を締結して依頼し数か月かかるということでございますが、数か月というのは、大体、どれぐらいでしょうか。  そして、この766万2,000円ということで、小・中学校ともにかかるわけですけれども、実際に、この改修をしていくということになると、大変、莫大な費用がかかると思うわけです。こういった中にあって、いっぺんにやっていくというのはなかなか難しいと思いますけれども、優先的にどういったことで進めていくのかお伺いしたいと思います。 74 ◯中山委員長 ご答弁お願いします。 75 ◯高橋健康課長 紀委員の2点目のご質問でございます。  がん検診に周知については、担当の方も、チラシも含めて、受けてみようかなと思わせるような工夫というのも、毎年行っておりますので、その点につきましては、継続して実施していきたいと。また、ホームページにつきましても、トップページのお知らせ欄に、健診のご案内ということで、毎回、載るように、こちらの方で市報と同時にホームページの方の掲載も実施しているところでありますので、こちらの方も、今後とも継続して実施してまいりたいと考えております。 76 ◯河田庶務課長 先ほど、2、3か月かかると申し上げましたが、もう少しかかるようでして、年度内にはこちらの方の結果が出るような形になるのは確実だと思います。  優先的にやっていきたいものとしましては、やはり、避難所にもなります体育館の吊り天井の落下防止対策が、まず、第一にしていきたいと考えておりますが、なかなか、体育館の天井を工事する場合は、アリーナ全面に足場を組む等の、結構、高額な費用がかかると聞いておりますので、また、財政の方とも相談して進めていきたいと思います。 77 ◯紀委員 ご答弁いただきました。  1点目では、トップページでお知らせを、ホームページでもしているということで、今まで同様、もっと、それ以上に周知を徹底されまして、早期発見につなげていただきたいと思います。要望しておきます。  2点目については、依頼をして数か月ということでありましたが、2、3か月というよりも、もう少し長い期間、年度内になるということでありましたので、年度内ということは、来年の3月31日までということになるのかなと思います。  そして、その次に、実際に改修していくということになりますが、費用としては本当にどれぐらいかかるのかと、想像がつかないぐらい、私自身、そうなんですけれども、やはり、避難所となる体育館の施設に関しまして、落下防止を図っていくということで、優先順位を図っていくということでありました。何と言っても、先ほども申し上げましたが、先日も地震があって、本当に、直下型地震と言われていてもすぐ来るのだなということを、市民の方々も実感しましたし、私自身も実感させていただきました。子どもたちが集まる場所でもあります。教育の現場でもありますし、そして、避難所となる場所でありますので、この非構造部材の耐震化、是非、よろしくお願いしたいと思います。これで終わります。 78 ◯鈴木委員 私の方からは、3点、質問させていただきます。  まず、35ページ、災害対策に要する経費ということで、自主防災組織の育成コミュニティ助成金事業補助金ということで、200万円。これは、事前のご説明の中で、松風防災会が申請されてご活用になるということだと伺いました。今年度も、実は、申請を受け付けているということであります。この事業の概要と、今年度の対象となる自主防災会の反応について、どういった状況か、分かれば教えていただきたいということが1点です。  それから、私も防犯カメラについての質問です。私の場合は、小学校の特別支援学級の児童の場合は、小学校4年生を超えるとスクールバスの利用ができなくなるために、自主登校ということで通学されているということであります。こうした、日々、毎日学校に通うわけですね。私、考えるのは、多分、特別支援学級の場合は、設置校が市内3校、これも増やしていただいた結果の3校なんですが、学区をまたいで通学されているわけです。こうした場合、何かあった場合に、例えば、何かの理由で行方が分からなくなってしまうケースがたまにあったりすることが、他市のお話を伺う中でもあるんですね。こうした場合に、一つの学校だけで、その画像を確認するということができなくなってくると思うんですね。こうした場合に、時間的な余裕もない中で、学校同士のこうした情報の連携について、運用の中でどういった考えをされているのかということ。  それと、これはすぐ分かると思うんですが、設置後の維持費の負担の考え方を教えていただきたいと思います。  それと、3点目は、43ページ、スポーツ推進員に要する経費ということで、ニュースポーツの出前教室指導員謝礼であります。これは、どなたか要求していただいた資料を見させていただいたんですが、3校ある特別支援学級対象に、12月、各学級1回ずつ、出前教室を行っていただくと。これは、よく見ると、出前教室を行う指導員の謝礼だけでなく、多分、備品購入費ということで、一定の金額がここで措置されているわけですね。ということは、その後のニュースポーツの普及というか、教室についての考え方というのをお持ちだと思うんですね。この辺の、パラリンピックを前にした様々な取組ということで、歓迎する考えなんですが、事業を行ったその後の考え方について教えていただければと思います。お願いします。 79 ◯吉田地域安全課長 それでは、まず、1点目の自主防災組織育成コミュニティ助成事業補助金の件でございます。こちらの趣旨につきましては、一般財団法人自治総合センターが宝くじの社会貢献候補事業としてこちらの要綱に定めるところにより、コミュニティ活動に必要な備品や集会施設の整備、安全な地域づくりと共生のまちづくり、地域文化への支援や地域の国際化の推進及び活力ある地域づくり等に対して助成を行うものでございます。  地域のコミュニティ活動の充実・強化を図ることにより、地域社会の健全な発展と住民福祉の向上に寄与するところでございます。そういった趣旨のもとに、補助金が出ているところであります。  それで、今回、平成27年度につきましても、8月の下旬に自主防災組織の総会がありましたので、そちらの方で皆様にお伝えするとともに、そちらの反応ということでございますが、幾つかの、自主防災会の方から質問等はありました。その中で、現在の状況でございますが、締切が、地域安全課の方は9月14日ということで、昨日までだったんですが、そちらの方について、1団体から申請をしたいという申出がありましたので、そちらについての書類の精査等々、今、行っているところでございます。  なお、こちらの、やはり、宝くじということがありますので、必ずしももらえる補助金ではありません。平成26年度については、東京都で5団体、平成27年度では、小金井市も含めて6団体ということになっておりまして、平成28年度に向けて、これから申請をしていくところではあるんですが、宝くじということもありまして、なかなか、当たるか当たらないかというところはありますが、申請の方は粛々と進めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 80 ◯鈴木学務課長 それでは、鈴木委員からのご質問になります。特別支援学級の児童・生徒のご質問かと思います。  実際に、行方が分からなくなってしまったとかという場合には、学校から教育委員会の方にも連絡が入りまして、必要によっては警察の方に連絡をとるとかいう形で、身柄の確保というか、子どもの捜索に入るとかいう対応になってくるかと思います。  直接、その防犯カメラを活用していくかというところにつきましては、想定としては、住民の生命、財産を守るとかいう観点からいけば、そういったときに必要があれば活用する場合もあるかなとは思っておりますが、ちょっと、その辺については、実際、事例がまだございませんので、そういうことにも活用できるのではないかというふうには思っております。  それから、維持管理の関係についてでございます。防犯カメラの維持管理費の関係につきましては、電気料、電柱の使用料等、それから、保守点検委託料というところを見込んでおります。 81 ◯石原生涯学習課長 鈴木委員の3点目の質問でございます。ニュースポーツの出前教室につきましては、特別支援学級以外についても、全校対象に年1回程度行ってきたところでございます。昨年度、初めて、特別支援学級を対象に、第一小学校において、第二小学校、東小学校の児童にも一緒に来ていただいて、合同という形で、一回、ニュースポーツ出前教室を開催いたしました。そのときの反省点として、第二小学校、東小学校については、第一小学校まで付き添いで保護者の方などが来ていただくということが、若干、負担もあり、できれば各校でやっていただけないかというようなご要望をいただいたところでございます。これに関して、スポーツ推進員の中で、是非、今年度以降については、これからの各校の特別支援学級を対象に、今後、ニュースポーツの出前教室を行っていきたいという、そういった意欲のもとに、今回、スポーツの補助金の方も、5分の4の補助ということで、有効に補助金が活用できることから、今後、ニュースポーツを普及していくために、備品の購入も併せて予算化したものでございます。 82 ◯鈴木委員 コミュニティ助成事業については、概要は分かりました。ありがとうございます。  例えば、200万円の助成がいただけた場合の心配をしているんですね。様々、いろいろな備品の購入を考えると思うんです。そのときに、次に問題になるのはスペースなんですね。保管場所。例えば、助成事業ですから、防災倉庫が頂けるかもしれないんです。しかし、置き場所がないという話を、実はよく聞くんですね。この辺は今後の課題なんですけれども、こうした中で、装備を充実していく、都も一定、そういう考え方でこれを推進していくわけですね。事業としては宝くじの収益の中からということですけれども、自主防災組織のこうした拡充を考えていく上では、防災倉庫の置き場所ということが問題になってきます。  私も、幾つかご要望をいただくんですね。置きたいけれども場所がないというところでの調整ですね。これは、結局環境政策課の方と、地域安全課の方、二つ、関連する場合があるんです。こうした場合の、要望の受け止め方と今後の展開について、もしお答えできるようであれば教えていただきたいと思います。  防犯カメラです。課長、安全を確認してほしいという要望は過去にも出ているんです。何年かに1度、必ずあります。これがスクールバスで全て解消するということともまた違うんですね。毎日、保護者の皆さんは、付き添いができる場合とできない場合があります。小金井市の場合もそうですけれども、移動支援のサービスが通学には使えないので、ボランティアの方もいない。これが、小金井市に限らないんですけれども、こうした特別支援学級に通学する保護者の不安というのは、これは毎日あるんです。ここを、是非、理解していただきたいんです。  こうしたニーズというのは、実は、声は上がりませんけれども、そういうニーズは潜在的に多くあるということをご理解いただいて、こうした場合、学区をまたいでいますから。学区をまたいで通学する場合の安全確保です。万が一、何かそういった情報提供が必要な場合のカメラの運用、画像の活用の方法については、目的外なのかどうかということも含めて、これまでも議論があります。プライバシーの問題もあります。しかし、こういったニーズがあるということを前提に、協議はしておいてください。お願いします。  維持費の問題では、この維持費は教育委員会がまとめて負担していくという考え方なのかどうかということについてだけ確認させてください。  スポーツ推進、出前教室ですね。これは、昨年度から行っていただいているということ、これが、一定、充実が図られるという中で、今回は3校で行われていくということですね。  これは、推進員の方には1回、出前教室をしていただく、その後、各校で新しく配置される備品を使った、何か、障がい者スポーツの事業というか、活用ということについては、どういった活用をされるのかということだけ、教えていただければと思います。 83 ◯吉田地域安全課長 それでは、防災倉庫の件でございます。こちらの防災倉庫につきましては、先ほどもお話しした、8月下旬に行われました自主防災会の総会の方でもご意見をいただいているところであります。また、町会・自治会の要望でも上がっているところは、確認しているところであります。  それで、個別に相談いただいてという形にはなってくるかなと思うんですが、限られた公共敷地の中で、なかなか、あちらこちらということにはなりませんので、こちらの方につきましては、関係各課とも調整しながら、置けるスペースがある場所については進めていきたいと思っております。  また、野川沿い、私もちょっと確認してみたんですが、空いている土地、残地みたいなところがありますので、そちらの方も、東京都の方とは調整をしながら、もし、無償で貸与していただけるところについては、積極的にお声掛けをしていきたいと思っております。 84 ◯鈴木学務課長 それでは、鈴木委員からのご質問になります。  先ほどの、特別支援学級の児童・生徒の関係につきましては、GPSなどを貸与している状況もございます。それから、これから、防犯カメラを設置しまして、運用の中で、身体・財産を守るために緊急やむを得ない事由がある場合にはというときもあるかと思いますので、その辺もちょっと想定して考えていきたいと思います。  それと、維持費の関係につきましては、設置者が教育委員会、管理責任者が学務課長という形を想定しておりますので、予算の関係につきましては、学務課の予算でやっていく予定でおります。 85 ◯石原生涯学習課長 ニュースポーツの備品の関係でございます。  この出前教室を開催するに当たりましては、いつの授業でやるかとか、何人ぐらい指導員が要るかとか、事前に各学校の方と十分に調整した上で行っております。そういったことから、臨機に特別支援学級の先生の方が、今週やってみようかというような形で行うということは、なかなか難しいかと考えてございまして、備品の方は、生涯学習課の方で、総合体育館なり、上水公園運動施設なりに一括して管理するというような形になってくるかと思います。  ただ、常時、こういった備品を使うということではございませんので、学校の方から希望があれば貸し出しもいたしますし、そのときに、少しの指導員でも構わないので協力してくれないかというお話があれば、それについては協力していくことになろうかと思います。 86 ◯鈴木委員 1点目、2点目についてはよく分かりました。引き続きの検討をお願いいたします。  3点目であります。大体分かったんですけれども、お答えになっているのが生涯学習課長なんです。これは、授業中の取組にはならないんですか。そこのところだけ確認させてください。例えば、いわゆる通常の授業時間の中にこうしたカリキュラムが入り込んでいくのか、それとも、放課後の取組なのかということについてだけ確認させていただきたいんですが、いかがでしょうか。 87 ◯高橋指導室長補佐 授業中における取組というご質問かと思います。  特別支援学級の方では、まず、学習指導要領に沿って授業を進めていくということがございます。また、子どもの障がいの状態等に応じて学習プログラムを立てていくということもあります。  その中で、生涯学習課の方で進めていた教具等も活用できる学習内容等があれば、また、学校の方で計画を練って、教育課程に沿って授業を進めていくということになると思います。 88 ◯中山委員長 では、歳出で、ほかの質問がある方、どうぞ。 89 ◯板倉委員 今までに何人かの方が質問されていますので、重複しないように質問したいと思います。  予算特別委員会では、まず、17ページの基幹系システムに要する経費、マイナンバー制度の部分であります。これについては、23ページにも出てきますので、併せて伺いますけれども、マイナンバー制度、基幹系システムに要する経費の部分で、多くの国民、市民の不安な部分は、年金機構が起こしたような個人情報の漏洩事故が起きないのだろうかという部分が、一つは大きな問題としてあります。  もう一つは、国が法律施行前に国会でどんどん進めている、いろいろな情報を一元化してしまうということで、それについてはいろいろな危惧を持っている方もいらっしゃるんですが、ここでは、小金井市のシステムが、年金機構が起こしたような状況に陥らないのかどうかという部分での、小金井市の取組について、まず、伺いたいと思っています。  小金井市は、今回、資料要求で出されたもので、平成26年度と平成27年度の同様なシステム整備を行っているかについて分かります。平成26年度は基幹系システムの修正というのを行っています。住民基本台帳システムですね。それと、新年度、今年度は同じように、基幹系システム修正で、住民基本台帳システムの修正が行われているという資料が出ております。  一方で、小金井市は、特定個人情報保護評価を4月16日に出しております。管理書というものが出されています。重点項目評価書も併せて、4月16日で出しておりまして、これは、私がホームページ部分から見ているわけなんですけれども、4月16日であります。  それで、国の基本的な方針というのは、昨年10月までにプログラミング、システム改修を行いなさいという指導が行われていたと思います。ただ、出されている資料を見ますと、今年度も基幹系システムの修正が行われている、住民基本台帳システムの修正が行われていますから、それは、まだ今年度もそれは対応しなければいけない状況になっているんじゃないかと見てとれるんですね。  プログラミングと情報保護評価計画管理書、それと重点項目評価書、これとのスケジュール的な部分はどうなってきているのか、それをまずはっきりしてもらいたいということであります。  次に、年金機構はどういう問題を起こしたかと言いますと、基幹ネットワークの個人情報をコピーして移動して、情報系ネットワークの端末で作業していたことが問題だったんですね。その移動という場合に、ディスクという媒体で移動していたということなんですが、小金井市は、まず、そもそも、年金機構が起こしたような問題点については、クリアできているのか、そういうシステムになっているのかどうかという点であります。出されている資料では、総務省からシステムの調査が来ていて、既存住民基本台帳システムとインターネットを介した不特定の外部との通信を行うことはできない状態にしているということなんですが、年金機構が起こしたようなディスクという媒体、あるいは、その移動、コピーをやっていくという感じで、結局、移動した先のところで情報が流出してしまうという、そういうケースは防げているのかどうか、それを伺いたいということであります。  それと、今回、このマイナンバー制度の機構ですけれども、そこが簡易書留で各家庭に、世帯分を、10月5日以降、小金井市は10月中旬以降という答弁をされておりますが、各家庭に簡易書留で郵便局職員が1軒1軒訪問して、相手がいらっしゃったときには、そこで世帯分を渡すという形になるんですが、相手がいない場合に、何回か訪問すると思うんですが、最終的にお会いできない場合に、小金井市はどうするんですか。その対応の仕方について伺いたいということであります。  それと、個人番号カードの交付予約管理システムの概要という資料が出されております。これは、事前に、その次のページを見てみますと、簡易書留で世帯ごとに通知カードを送付するわけですけれども、このときに、個人番号カードの交付申請書、マイナンバー説明書類、個人番号カード申請用封筒が入っている。それを、恐らく各自治体に、市役所に、個人番号のカードを交付したい、受けたいという方は郵送してきて、それを元に予約管理システムで、いついつおいでくださいと、あるいは調整すると思うんですね。これは、インターネットを活用してやることになるんですが、インターネットが活用できない人はどのようにやっていくのか。この予約システムにおいて、どのように整理していくんでしょうか。  この個人番号カードは、家族の中の特定の人だけが交付を求めた場合、その中の家族が受け取りに来ても大丈夫なんでしょうか。要するに、家族であれば本人でなくても大丈夫なのかということですね、その点を伺いたいということであります。  次は、福祉会館に要する経費、25ページであります。私も、先ほどの質問と答弁を注意深く伺っていて、気になるのは、新福祉会館建設検討委員会、白紙諮問ではなくて、諮問という言い方はおかしいですね、白紙で臨むのではなくて、建設計画案、小金井市がこの間、議会に示したものを基本に叩いてもらうということになります。  問題は、費用対効果ということを言っています。だから、今、地下にあるお風呂については、費用対効果で小金井市は建設計画案には入れないとなっていますよね。先ほどの答弁だと、公民館の事務所の機能も入れないとなっていますね。しかし、そういう要望が新福祉会館建設検討委員会で出てきた場合に、反映されるのか。結局、器はもう決まっていて、入れる内容も計画案で、市はもう考えを持っていて、そこからはみ出たものが出てきた場合、どうするのかというのは、新福祉会館建設検討委員会の存在にもかかわる部分ですから、どのように考えているんでしょうか。どこまでの裁量を小金井市は考えているのか、その点ははっきりしていただけないでしょうか。そうしないと、先ほどから言われているように、新福祉会館建設検討委員会というのは、ただ形ばかりのものになってしまうと思うんですね。それだったら、やはり、失礼だと思っています。どのようにお考えでしょうか。  出されている資料で、設置要綱が出ています。新福祉会館建設検討委員会設置要綱で、学識経験者が、ここでは、福祉に関する学識経験者が1人以内と、建築に関する学識経験者1人以内というのが出てきます。この学識経験者は、市が委員に予定している人を指名するのでしょうか。何を想定しているかというと、分かりやすく言うと、小金井市の考え方に沿った人を指名するのかなというふうに受け止めるんですね。しかも、任期は今年度いっぱいだから。どのような考え方を持っているのでしょうか。  新福祉会館建設検討委員会の検討内容についてという資料もありますが、費用対効果について、何をもって費用対効果にそぐわないかというのを、市は検討委員会に示す考えなんでしょうか。そうなると、そこで、もうたががはめられてしまうような気がしますので、要するに、新福祉会館建設検討委員会が発足したときに、一番最初に、小金井市は、多分、建設計画案を示すのでしょう。それをもとにやるというわけですから。そこで、費用対効果というものも、たがをはめてしまうのでしょうか。あるいは、新福祉会館建設検討委員会の中から意見が出てきて、こういうものを入れたいというときに、費用対効果でこのように考えていますということで、もうここでばさっと切ってしまうんだろうか。どのように、この新福祉会館建設検討委員会を進めようと考えているのかが分かりませんので、その点を明らかにしていただきたいということであります。  次は、39ページの、先ほどから質問が出ております、通学路防犯カメラであります。出されている議会側が要求した資料を見てみると、まず、第1回町会長・自治会長連絡会で出されている東町協和会からの質問に対しての答弁文書では、学校保護者、地域ごとのご理解とご協力のもと成立すると。保護者の方々の意見を踏まえての回答を、2月末にも調査しておりということなんですが、よく分からなかったのは、結局、小学校なり中学校なりの保護者の方々に、今まで、説明会はやっていないわけですよね。各学校の考え、教育委員会から来たものを、各小学校は各家庭に文書をわたしたと。その保護者の方々の意見を踏まえての回答を2月末に調査しておりというのは、一体何を言っているんでしょうか。どういう調査なんでしょうか。  この7月7日、教育委員会が市立中学校に出しているこの通知文書でも、地域住民の皆様その他関係者の皆様の合意と言っていますよね。この関係者というのは何でしょうか。どの範囲を指しているんでしょうか。その裏のページに、平成27年1月に開催された非公開校長会にて、改めて本事業の説明を行い、その上で希望調査を実施しと書いてありますね。これは、各校長会、副校長会とPTAの役員だけに行っているんでしょうか。あと、自治会、町会にもそういう調査の文書を出しているのでしょうか。  ここでもう一つ伺いたいのは、この同じ通知文書の中で、あと、条例にも出てくるんですけれども、プライバシー保護に配慮することはもちろん、不必要な部分にマスキングをかけられる機種の選定を予定しておりますということなんですが、このマスキングをかけるのは、どういう場合にこの対応をとるのでしょうか。例えば、捜査機関とか裁判所とか、あるいは個人から情報開示を求められたときにマスキングを行うというふうな作業を、どこがやるんでしょうか。市の教育委員会が行うんでしょうか、学校長が行うんでしょうか、それとも、捜査機関が行うのでしょうか。この主語がよく分かりませんので教えてください。それによって動きが分かると思います。  いずれにしても、保護者の方々の理解が得られているかどうかがちょっと分かりませんので、今、言ったところについてのご答弁をお願いしたいと思います。 90 ◯宮下委員 関連。板倉委員の、マイナンバー制度のところで関連して、ちょっと確認という意味で質問させていただきます。  マイナンバー制度、非常に重要な制度だと思いますが、やはり、板倉委員も指摘するように、重要な情報が記載されますので、その扱いというものは自治体にとっても、確実にやっていく必要があると思います。  それで、質問の中で、年金機構が起こしたような事故は起きないのかということで、個人情報の管理、大丈夫なのかという質問がありました。私の、今までの認識の中では、今度の社会保障税番号制度、マイナンバー制度については、これまでと根本的に管理の仕方を変えているんだというふうなことで、認識しております。社会保障税番号制度が導入されることで、各行政機関が保有している個人情報を、例えば、特定の機関に集約して、その集約した個人情報を各行政機関が閲覧する、どこか1か所にばっと集約してしまっているという、そういう一元管理の方法をとるものではないんだというふうに理解していまして、では、何がどう違うのかということで、今回は、社会保障税番号制度が導入されても、従来どおり、個人情報は各行政機関が保有して、ほかの機関の個人情報が必要となった場合には、番号法別表第2で定められるものに限り情報提供ネットワークシステムを使用して情報の照会・提供を行うことができる。これを一言で言うと、分散管理という方法をとるというふうに聞いております。この辺で、工夫しているんだというような認識でいるんですけれども、こういった理解でいいのかどうか、間違った認識もあるかもしれませんので、一応、念の為確認させていただきます。  それから、マイナンバーの導入に向けて、一番最初にこの通知カードが届くわけなんですが、これが、原則として、住民票に記載された世帯ごとに、外国人も含めて送られるということですので、この通知カードが届かない場合もあるということなんですね。過去、これまで一般質問等でも、様々指摘されていますけれども、東日本大震災により被災した方で、やむを得ない理由により居所、今いるところに避難している人とか、DVの被害者で、やむを得ず別なところに移動しているとか、長期間にわたって医療機関、また介護施設等に入所している、そういったことが見込まれて、かつ、入所・入院期間中は住所地においても誰も住んでいないという状況等々、こういったときには、やっぱり、最初の通知カードが届かないわけですね。  こういったところで、別途に居所情報の登録手続をとるという対応をとっていると思うんですが、この対応についてお聞きしたいと思います。 91 ◯林委員 関連。板倉委員の1点目と3点目に関連します。  まず、マイナンバーの方なんですけれども、これまで、一般質問でも取り上げてきましたし、昨日の総務企画委員会でも一定の質疑はあったかと思うんですが、この個人番号が振られることによって、市報に載っていたのも、また、国がいろいろ宣伝しているのも、メリットばかりが強調されていて、個人情報の漏洩というのは最大のデメリットだとは思うんですが、そういったところについてはほとんど周知がされていないというのが実情だと思うんです。  国の制度なので、これは自治体だけでできるものではないと思いますけれども、小金井市が幾ら情報を漏洩しないようにしていったとしても、これから、国の方では、制度を運用してから3年の間に見直しをするんだと言いつつ、個人番号の利用をどんどん拡大していこうという形をとろうとしています。消費税も還付ですか、上限、4,000円で、まるで、カードを使ったらポイントが返ってきますよみたいな、本当に、いろいろなお店が特典として付けているかのような仕組みを、これから消費税を使ってやろうとしているようなことも起こり得る事態になっています。  この番号だけでは大した価値はないかもしれませんけれども、これから、個人番号カードを自分たちが取得して、それを使うということだったり、それから、小金井市は独自利用はまだ考えていないということだったので、私は、その部分については評価していますけれども、独自利用の部分が広がってくれば広がってくるほど、このマイナンバーというものの価値が上がってきてしまう。そうすると、この情報を欲しいというようなことも起こってくると思うんですね。  そういったデメリットについて、きちんと、市としても広報していくべきだと思っていますし、国に対してもそれを求めていくべきではないかと思いますけれども、いかがでしょうか。  それから、3点目の通学路の方なんですけれども、今、出していただいた資料は、各学校区ごとなので、小金井市の地図に落してみたら、やはり、学区域は違うんだけれども、カメラの設置そのものとしては、割と近い場所に付いているところというのも、幾つか散見されました。そういった部分については、学校ごとに調整をして、台数を減らしていくということは想定していらっしゃらないんでしょうか。  それから、板倉委員も、その前の白井委員や渡辺大三委員も求めていたと思いますけれども、やはり、保護者への説明というのは、より丁寧にしていくべきだと思っています。このカメラの設置については、要望書も出ていて、小金井市長と小金井市議会議員の皆様ということで、要望書も出されています。その中で、やはり、小学校の全保護者に周知を図ってくださいということも書いてありますし、一般生活道路に36台ものカメラが本当に必要なのか、検討してくださいということも書いてあります。  ここに書かれてある要望は、どれ一つをとってもごもっともな要望だと思っています。この要望に答えるためにも、説明はきちんと行われることが必要だと思いますし、昨日の総務企画委員会では、説明会を検討するというようなことも市長から発言があったと思います。これを、着実に行う考えがあるのかということをお尋ねしたいと思います。  それから、このカメラ設置を要望されているところについては、本当にカメラが必要なところと、それ以外の方法で子どもの安全が守れるところがあるんじゃないかと思っています。それを測るためにも、まず、今、各学校で行われている見守り活動ですね、それがどのようなものがあるのかというのを、まず、知る必要があると思うんですけれども、どういった見守り活動が行われているのか、確認します。 92 ◯菅野情報システム課長 それでは、板倉委員から何点かご質問いただきました。また、宮下委員からもご質問いただいてございます。私の方でご答弁する部分、させていただきます。  まず、1点目、今回、年金機構の報道を受けて、市のシステムについてはどうかということでございますが、本市のシステムにつきましては、今までもいろいろとご答弁させていただいた中で、基幹系システム及び内部情報系システムという大きな二つのシステムがございます。基幹系システムの方が、いわゆる窓口であったり、税、福祉などに使われている、いわゆるメインとなるものでございますが、内部系につきましては、インターネット環境にある、例えば、グループウエアなどのシステムが中心となります。これらにつきましては、分離された環境にございまして、今回、年金機構で起きたような事故に該当するかあれなんですけれども、今、分離された環境にあるということはお答えできる部分となってございます。  それから、ディスクの移動というお話がございましたが、こちらにつきましては、原則、例えば、USBメモリであったりとか、CD-Rとか、そういった外部端末装置につきましては使用できない形となっております。ただ、業務上、例えば、都からだとか国からCD-R等でデータが来た場合に、開放しなければいけないということもありますので、その場合には、情報システム課の方に申請の上、開放するということがございます。ですから、データの移行という部分では、基本的にはできないという状況でございます。  それから、宮下委員からのご質問で、根本的にというご意見がありましたけれども、多分、中間サーバーのことをおっしゃられているのかなと思います。中間サーバーにつきましては、各自治体が、番号法別表第1、第2にかかわる業務で、必要な業務を特定個人情報という形で、団体内統合宛名システムの中に保管し、それを、J-LISが用意します中間サーバーの方に副本として保管することになります。したがいまして、ここの管理につきましてはJ-LIS側が行うことになりますけれども、データの管理につきましては各自治体が行うということで、委員がおっしゃられたとおり、管理につきましては自治体ということになります。 93 ◯今井企画調整担当課長 では、板倉委員の2問目の、特定個人情報保護評価のスケジュールについてのお問合せということで、私の方からお答えさせていただきます。  通常の場合ですと、システムで要件定義、基本設計、詳細設計を終えた段階、プログラミングの前までに特定個人情報保護評価というのは実施することが推奨ということで、特定個人情報保護評価指針の方にも記されているところではございますが、前年度につきましては、経過措置の部分を、当市としては適用させていただいてございます。  というのは、指針適用日、平成26年4月20日から6月を超えない範囲で、システムの開発におけるプログラミングを開始する場合におきましては、プログラミング開始後、特定個人情報ファイルを保有する前に個人情報保護評価を実施することができるという経過措置が定められているところでございます。ついては、この内容に沿って、基幹系システムの改修、システム修正の方を行わせていただいてございます。具体の日付けで申しますと、私ども特定個人情報保護評価の部分、情報システム課と連携させていただいて、システム修正のあらあらの方針が定まった時点で、11月下旬になりますけれども、各課の方に照会をかけ、特定個人情報保護評価の事務の洗い出しを行ってございます。その後、評価とシステムの修正指針に基づいて、12月から実際のプログラミングの開始をさせていただいていて、その間、同時並行で、各課において特定個人情報保護評価書の作成に取りかかっていただいているところです。1月末までで修了し、2月頭に重点項目評価書、こちらについての点検レビューを終え、個人情報保護審議会にお諮りした上で、4月16日、国への公表という形のスケジュールで進めさせていただいたところです。
    94 ◯松井市民課長 まず、板倉委員と宮下委員からご質問いただきました。  まず、板倉委員のご質問の中で、通知カードを送った際に、相手の方がご不在であった場合、どうするのかというご質問をいただいております。返戻作業につきましては、簡易書留でございますので、ご不在の場合、郵便局で一定、保管期間を経て、それでもお受け取りにならなかった場合は、送付先の元である市町村へ戻ってまいります。市では、市へ戻ってきた通知カードにつきましては、どのような対応をするかということでございますが、基本的には、国の事務処理要領に基づいて対応してまいります。市役所の窓口でご来庁いただいて、ご本人の本人確認を行い、お渡しすることもできますので、ご本人または代理人の方にご来庁いただいてお渡しすることが原則かと考えております。  次に、予約管理システムでございます。まず、通知カードから個人番号カード交付の流れについてお話ししたいんですが、通知カードには、個人番号カードの交付申請書等、封筒などが入ってまいります。その際に、交付を希望される方は、申請書を、同封される封筒の郵送先が地方公共団体情報システム機構になってございますので、基本的には機構の方へ申請書を郵送していただくことになります。機構では、市が事務委任をしておりますので、カード作成作業に入ります。作られましたカードは、市町村へ納品されてまいりまして、その際に、市民の方へ、市がお送りする交付通知書というものも入ってまいります。市は、その納品されたカードの券面確認や住民異動がないかなど確認を行い、検品を行った上で、市民の方に、あなたのカードが作成して市に届いておりますというような意味合いで、交付通知書というものをお送りさせていただきます。その際に、市民の方は交付通知書というものを持ってカードを受け取りに、市町村へお越しいただくということになるわけです。そのお越しいただく際の予約の時間をお願いするのが、予約管理システムでございます。  委員からご質問いただいた点が、インターネットが使えない方はどうするのかということでございます。予約システムは、交付対象者ご自身がインターネットで入力し、カードの受取りの日時を予約していただくわけですが、パソコンやスマートフォン操作に配慮を要する、例えば、高齢者の方などについては、ご希望に応じて、市の職員が電話による入力の代行をさせていただきたいと考えております。結果として、予約をせずにご来庁いただく方も中にはいらっしゃるかと思います。予約の空きの状況というのは、市の方で把握することができますので、空きの状況などもご案内しながら対応させていただく対応をとりたいと思っています。  しかしながら、直接ご来庁いただいた場合は、一定、お待たせする可能性もございますので、待ち時間の短縮、混乱回避のためには、基本的には予約サイトをご利用いただいてお越しいただくよう、お願いしたいと考えております。  それから、個人番号カードですが、受取りの際に、ご本人ではなく家族が受け取れるのかというご質問でございます。個人番号カードにつきましては、あくまで本人確認書類となっております。公共機関が発行する顔写真付きの、免許証のレベルに相当する本人確認書類となってまいりますので、原則的にはご本人が受け取っていただくということになります。しかしながら、例えば、病気であるとか、身体の障がい、やむを得ない理由により申請者の方のご来庁が困難と認められる場合に限って、代理人の受取りが可能とされております。その際には、代理権の確認であるとか、ご本人、または代理人の方の本人確認も厳重にさせていただいてお渡しすることになると思います。  続きまして、宮下委員からご質問いただきました、通知カードが住民票に記載された世帯に届くということで、やむを得ない事情により居所でお住まいの方の対応でございます。委員にご説明いただいたとおり、東日本大震災の際の被災者の方、DV等の被害者の方、または長期入院、入所によりご自宅で受け取れない方等についての対応でございます。市といたしましては、関係各課と調整をし、個別対象者が特定されている方には、一定、ご連絡は済んでおります。また、行政の把握していない対象者の方も一定、いらっしゃると思いますので、市報、ホームページ、掲示板やCoCoバス車内の掲示をもって、広く周知を図っております。既に、数十件の問合せをいただいております。申請もお受けし、登録作業も進めております。引き続き、丁寧な対応をしてまいりたいと考えております。 95 ◯今井企画調整担当課長 それでは、林委員の関連の質問の方にお答えさせていただきます。  お問合せの内容としては、公的個人認証の利用拡大についての動向ということかと思いますが、ご指摘のように、国においては様々な分野との連携や、新たな公共サービスについての検討も進められているようでございます。こうした検討の中では、個人番号カードの普及が公的個人認証の利用シーンの拡大等の鍵であるとされており、国家公務員身分証明書としての利用を始め、クレジットカード、キャッシュカードとしての利用、医療保険の被保険者証としての利用などが活用例として示されているのは、本市としても確認してございます。また、IT総合戦略本部では、首相から、健康保険証等のカード類の個人番号カードへの一元化について、2020年度を目途に実現することとし、具体化に向けた作業を加速化していただきたいとする発言もなされているようです。  公的個人認証の利用シーンが拡大されるにつれまして、民間企業との連携等が進み、市民の皆さんも多くのメリットを享受されることとなる可能性は否定しませんが、利便性が高まるにつれて、情報漏洩リスクも高まるものというところは考えられるところでございます。国などに意見を申し述べる機会が与えられる都度、市民に対して十分な安心を与えられてこそ推進されるべき制度であるという市の考え方を伝えてまいりたいと考えております。 96 ◯鈴木学務課長 それでは、板倉委員からのご質問に順番に答えていきたいと思いますが、答弁漏れがございましたらご指摘いただければと思います。 97 ◯中山委員長 ちょっと待ってください。福祉会館の質問がありましたので、先に地域福祉課長、ご答弁お願いいたします。 98 ◯関地域福祉課長 申し訳ありません。順番が逆になりました。  2問目の、福祉会館の検討委員会の在り方についてのお問合せです。この資料にあるとおりですね。(仮称)新福祉会館建設計画(案)をもとにご検討いただき、この建設計画案を一段も二段も三段も高いレベルにしていただいて、案を取って最終的には基本設計につなげていくというのが、根底にあるものと考えているところでございます。  ただ、枠の中でおさめたような議論で抑えるのかということになりますと、やはり、この資料にありますとおり、現在、利用者の方、もしくは市民の視点で引き続き必要な機能、また、新たな機能として必要なものについてもご検討いただくということも想定してございます。例として、ふろのことを挙げられたかと思います。当然、ふろという意見もあれば、検討委員会の中では議論の対象となるかなと思ってございます。ただ、一定、ここに書いてございます費用対効果ということも考えていかなければならないと思ってございます。その後の維持費とかランニングコスト等、本当に、そういったことを総合的に勘案して、本当に、新福祉会館に必要なものなのかどうかということも慎重にご議論いただきたいかなと思っているところでございます。  あと、市民検討委員会の中で、学識経験者の選び方について、任意なのかということでございます。こちらにつきましては、今、こちらの方では任意という形で選ばせていただきたいと思っているところでございます。 99 ◯中山委員長 すみません、失礼しました。学務課長、お願いします。 100 ◯鈴木学務課長 それでは、板倉委員からのご質問と、林委員からのご質問にお答えしたいと思います。答弁漏れがございましたらご指摘いただければと思います。  初めに、学校の方に出しました調査の関係でございます。教育委員会では、平成26年度に設置を予定している他市状況を調査し、更に、設置希望の状況を把握するために、平成26年8月19日付けで、通学路防犯設備整備事業に関するアンケート調査を、小学校9校に実施いたしました。その結果、8校からの設置希望が挙げられました。その後、課内で打合わせを行いまして、校長会に概要説明、理事者協議、関係課との打合わせを経て、平成27年1月19日付けで、再度、通学路防犯カメラ整備補助事業に関する調査を各学校に行いました。この調査の結果、9校のうち8校からの希望があったものです。  そのときの調査の内容としましては、学校、保護者、地域の方々と調整していただいた結果、防犯カメラの必要性、主な設置理由、設置希望箇所の回答を出していただき、現在の設置の場所になってきたものでございます。  それから、7月7日付けの文書の関係での、合意という部分でございます。基本的に、合意という部分なんですけれども、実施に当たっては、学校、地域、また保護者等による児童を見守る体制があること、防犯カメラの設置に関し、地域住民の関係の合意が得られること等の条件を満たして初めて、設置が可能になることから、今回、設置する地域の近隣の方の合意が得られた場合に初めて、設置ができてくるという意味合いで載せていたものなんですけれども、ちょっと、文章的に分かりにくいところがあったかもしれないというところは、申し訳ないと思っております。  それから、マスキングの関係なんですけれども、先ほども、渡辺大三委員からのご質問にもありましたとおり、プライバシーの関係もありますので、撮影範囲の中にプライバシーを害してしまうようなところには、マスキング加工ができるというところのマスキングの意味が一つと、情報公開の関係で、加工して出すのか、出さないのかというお話がありましたけれども、基本的には、管理しているのは教育委員会の学務課の方になりますので、情報公開とか個人情報の公開というときには、学務課の方でデータを確認していくような手続になるかと思います。  今回、初めて市全体に設置していく防犯カメラでもございますので、情報公開の関係に関しましては、関係課と調整しながら慎重に対応したいと考えております。  それから、林委員からのご質問でございます。まず、カメラの台数がこんなに必要なのかということでございます。36台の必要性につきましては、設置の主な理由等につきまして、学校長に対しまして、東京都から示されている通学路防犯カメラ整備事業概要の関係を説明しまして、学校と保護者、地域の方々と設置について検討していただき、防犯カメラの必要性、設置箇所、主な設置理由の回答をいただいて、8校が希望する36か所という形になってきたものです。学校間のところで防犯カメラが近い位置にあるのではないかというところのご質問もございましたが、各学校で必要とされている場所に設置していくという考え方のもとに進めておりますので、調整というよりも、各学校で必要とされているところに設置していくということでございます。  それから、説明会をどうするかというご質問でございます。先ほども、白井委員からのご質問がありましたとおり、現時点では、保護者に対しましては、予算可決後に、場所が確定してから、学校を通じて通知するとか、市民に対しましては、市報ですとかホームページにてお知らせしていきたいと考えております。保護者、地域の方々には、ご意見等につきましては、引き続き丁寧に対応してまいりたいと考えております。 101 ◯中山委員長 答弁は出ました。  では、そろそろ3時休憩の時間帯ですが、休憩したいと思いますので。(不規則発言あり)答弁漏れがありましたか。では、学務課長、お願いいたします。 102 ◯鈴木学務課長 すみません、見守り活動のところが、ちょっと抜けておりました。  各学校の見守り体制の状況につきましては、スクールガードリーダーの配置、保護者による登下校の見守り活動、あいさつ運動、わんわんパトロール、地域住民による登下校の見守り活動、新学期当初には、保護者を交えた集団登校、子どもたちが安全で安心して通学できるようご協力いただいておりまして、教育委員会といたしましても、この場を借りて感謝申し上げたいと思っております。 103 ◯中山委員長 よろしいですね。  ここで、3時休憩のため、おおむね30分間休憩いたします。        午後2時56分休憩      ────────────        午後3時30分開議 104 ◯中山委員長 再開いたします。  休憩前に引き続き、質疑を行います。  板倉委員、2問目、どうぞ。 105 ◯板倉委員 ご答弁ありがとうございました。  それでは、幾つか再質問させていただきます。  まず、マイナンバー制度ですけれども、年金機構が起こしたような失態の形態になっていないということが一定出されたかなと思っておりますが、外部機関に情報を提供あるいはやり取りをする場合に、インターネットが接続されていないシステムから、ディスク媒体など、USBなどを使って情報をコピーし、それで外部機関とのやり取りをする場合に、どのようなセキュリティを持っているでしょう。例えば年金機構の場合には、パスワードなどをかけなければいけないとなっていたのに、それをかけずにやっていたということで流出されたという問題が起きました。小金井市はどのようにうたっていて、厳格にどのようにやっていくのかについてご説明いただけますでしょうか。  次に、プログラミングと特定個人情報保護評価のスケジュールの関係ですけれども、私、先ほど、プログラミングの終了を昨年10月と話をしましたが、今年3月末までにということで、私の認識が誤っていましたので、3月末までにやらなければいけないというふうになっています。  それで、第三者評価というものは、やはりどうしても求められてくると思います。このような状況で果たして個人情報の流出が防げるかどうか、システムの状況は大丈夫なのかというものを第三者の方に点検を受けて、チェックをしてもらうという体制が必要だと思いますが、その点、小金井市は行うようになるのか、それとも内部でやってしまうのでしょうか。お願いいたします。  次は、個人番号のカードの送付のことですけれども、先ほど市民課長からは、市役所にカードを取りに来てもらうことについて、私の方で、自分の家族の分について、家族の方が、例えば親御さんなら親御さんが来てカードを受け取ることは可能なのでしょうかという質問をしています。その点について、実態上、どのようになるんでしょう。いろんな年齢、条件によって分かれている部分もあるようなんですが、こういう場合にはこういうことで対応できる、こういう場合にはこういう場合で対応する、あるいは原則個人に交付なので、家族といえどもだめなのかどうか、その点についてどのような仕組みになるのでしょうか。これがマイナンバー制度であります。  次に、福祉会館に要する経費です。中止が建設検討委員会の裁量の範囲なんですね。建設計画案をたたいてもらってやるんだというご答弁です。  この間、連合審査などでも議論してきましたけれども、費用対効果の問題とか、建設計画案に入っていない部分について、建設検討委員会から入れるべきだという意見が出された場合に、担当部としてはそれに口を挟むんでしょうか。お風呂については費用対効果でだめだというふうに私たちは結論付けていますとか言ってしまうんでしょうか。公民館の事務室は、私たちは入れる考えはありませんというふうに言ってしまうんでしょうか。  要するに、建設計画案にないものが出てきた場合には、火の粉を払うような役割を果たしてしまうんでしょうか、分かりやすく言うと。(「火の粉」と呼ぶ者あり)火の粉ではおかしいか、逆だな。要するに、水をかけてしまうんでしょうか、ということだな。要するに、市の担当部署の方は、あるいは市の方は抑えるという作用をしてしまうんではないかと私は懸念している、費用対効果とか、建設計画案をもとにということになると。  そうすると、市民検討委員会と言いながら、結局、小金井市の手のひらの上でしかものをやれない。果たしてそれで市民検討委員会と言えるのかという問題が起きます。途中で口を挟むようなことになるんでしょうか。  学識経験者については、任意で小金井市の方が指名をするんだと、委員会に入るということですよね。そうなると、私が懸念するのは、結局、小金井市の意に沿った方を入れようという考えになるんではないかなと思っているんです。もっと何かほかに選ぶ方法などはないんでしょうか。要するに、もうちょっと公平性を持たせる形での選び方というものは考えられないんでしょうか。  何人かの方、小金井市と付き合いがありますよね、この間も。建築関係者も含めて、いろんな方、付き合いがあると思うんですよ。そこから、小金井市で、この方というふうにやるんではなくて、もうちょっと客観的な選出方法というのは考えられないんでしょうか。そうあるべきだと思いますが、いかがなんでしょうか。  費用対効果については、結局、小金井市は、この間、示した内容で検討委員会の中ではそれを主張していくということになりますか。いかがでしょう。  次に、通学路の防犯カメラであります。学務課長、ご答弁いただいたんですけれども、この通学路、防犯カメラの検討状況等についてという資料のところで、昨年の8月19日に小学校9校へアンケートを行ったと。このアンケートというのは、結局、学校長に対するアンケートなんですか。アンケートの対象が分かりませんでしたので、どなたにアンケートを出したんでしょうか。  次に、1月19日に9校に調査をかけたと。ご答弁ですと、学校、保護者、地域と調整していただいたと述べましたよね。それは恐らく校長辺りから回答を得たんだろうと思うんですけれども、この保護者、地域というのはどの範囲を言っていますか。保護者への説明はやっていないんでしょう。この保護者というのはどこの範囲なんでしょう。地域というのはどの範囲のことを言っているでしょうか。  一番懸念するのは、防犯カメラについては賛否分かれています。お子さんをお持ちのご家庭はやはり不安なものですから、防犯カメラを設置してほしいという要望もあると思います。それは私も理解しています。その一方で、プライバシーの問題で懸念する声もあります。だから、全体の理解と合意なしには、なかなか進めにくい部分がありますので、保護者、地域というのはどの範囲までを、1月19日の段階で対応しているんでしょうか。その点を教えていただきたいのと、マスキングについて、情報公開の場合とか、開示の場合には、マスキングを教育委員会側で行うということなんですが、捜査機関などから情報提供を求められた場合に、捜査機関から大ざっぱな言い方で来られた場合に、マスキングかけられませんよね。どのように対応するんでしょう。捜査機関から、例えばこの日の一日分のデータを丸ごとくれと言われたら、それは渡してしまうのか、それとも、教育委員会では、どの部分が該当しますかというふうに詳しく聞いて、該当する部分以外はマスキングをかけて、マスキングがかけられたデータとして渡すのか、その点はどのようにお考えですか。マスキングは教育委員会が行うということに、先ほどの答弁でしたね。その点はどのような流れになるんでしょうか。 106 ◯中山委員長 ほかにありますか。 107 ◯宮下委員 ご答弁いただきました。今動いている住基カードからの引継ぎになると思いますが、住基カードの方では特に大きな問題は聞いていないと私は認識しておりますので、きちんと、このマイナンバー制度、導入できるといいなと思っております。  小金井市議会ではマイナンバー制度のデメリットばっかりが議員の発言であるものですから、ちょっとメリットの方もつぶやいておきたいと思います。  マイナンバー制度は、本当に困っている方に、行政間の連携を図って、所得や年金の受給状況などをきちんと把握して、それで困っている人に必要な給付をしたり、適切な支援とか迅速な対応ができるわけですよ。困っている人、そういう人をきちんと的確に把握するというのが非常にマイナンバー制度で重要になってきます。  それから、年金や福祉関係の申請の際に、これまで必要だった住民票や課税証明書など、行政手続の際に必要な添付書類が削減できると。それから、図書館のカードとか印鑑登録証とか健康保険証の代わりに利用可能となってくるとか、個人番号カードが1枚あれば様々な行政サービスが受けられるとか、そのほかにも様々あります。ほかにもたくさんあるんですよ。いい面がたくさんあるので、今回導入に踏み切っているわけですから、こういう点をきちんと認識した上で、この予算に対しての採決に臨んでいきたいというふうに決意を表明して終わります。 108 ◯中山委員長 ご意見でよろしいですね。 109 ◯宮下委員 はい。 110 ◯林委員 ご答弁いただきました。意見を出す機会があるごとに、国に対しては意見を述べていくというふうには言っていただいたんですけれども、小金井市として、今、宮下委員はメリットだよというふうにおっしゃっていましたけれども、メリットって、裏を返せばすぐにでもデメリットになってしまうんだよなというふうに思っています。裏返ってデメリットになったことで、望みもしないのに番号を振られた私たち自身の不利益になっていくということがあるわけですから、ここについてはきちんと小金井市としても広報をしてほしいと思いますし、そのために自己防衛としてできるのは、とにかくまずは個人番号カードは取得しないということも大きな自己防衛の一つかなというふうにも思いますので、この通知カードと、ほかに自分の身分を証明できるものがあれば様々な手続は可能なわけですから、そういったことも改めて小金井市としても広報してほしいなと思っていますけれども、ここについてはいかがでしょうか。  それから、防犯カメラについてです。市長は説明会をやること、検討していくというふうに、確か総務企画委員会で答弁をされていて、私、ユーストリームで聞いていたので、そういうことだと思うんですけれども、学務課のご説明では予算が通って合意がとれてから保護者の方には通知をするし、それ以外の地域にお住まいの方についてはホームページなどでお知らせをしていくということだと思うんですけれども、是非ここは説明会、丁寧にやってほしいと思います。それをして、ある程度の合意もできていくでしょうし、ここにカメラがついているのねということで、皆さんが認識を深めていくということになるとも思いますので、それは必ずきちんと丁寧にやってほしいと思っていますけれども、説明会は開催されないのかどうか、もう一度確認をします。  それから、いろいろなスクールガードリーダーとか、登下校の見守りや、わんわんパトロール、保護者の方や地域にお住まいの方たちが、子どもの登下校時の通学路の安全を見守るためにいろいろなことをされているということでご紹介をしていただきました。  実は、私も先日、学芸大学で、みんなの学校というふうに今紹介されている、大阪の小学校の校長先生の講演会がありまして、それを聞いてきました。この中にいらっしゃる方、何人か講演会、聞かれた方、いらっしゃると思うんですけれども、そこで元校長先生がお話しになったことは、先生はその学校に吹く風で、地域は土であると。その土をしっかりと耕していくことが必要なんだということをおっしゃっていました。私もそのとおりだなと思っています。  そのしっかりとした土である地域を耕していくということは、いたずらに防犯カメラにだけ頼るのではなくて、やはりそこに住んでいる人たちが子どもたちの見守りをしていくようなことを少しずつ少しずつやっていくことで耕されていくのかなというふうに思います。  ということであれば、やはり36台ものカメラを付けるということよりも、そこにかけるお金で人づくりをしていくということの方が私は大事だと思っていますけれども、特にここは危ないというふうにPTAの方や学校が認識されているような場所が改めてこうやって出てきているわけですから、そういうところについて、人による見守りの体制が本当にとれないのかどうかということは、教育委員会としてもいろいろな市民の方たちの知恵や、またほかの地域でやられているようなことも参考にしながら、小金井市でもそういった人づくりをしていくことにシフトしていくべきではないかと思いますけれども、そこについてはいかがでしょうか。 111 ◯菅野情報システム課長 それでは、板倉委員の2問目の、再質問にお答えさせていただきます。  まず最初に、外部機関へ提供する際というご質問を頂きました。基本的には個人情報になります。外部提供することはないと思うんですけれども、いずれにいたしましても、基幹系システム等から何かデータを加工するような場面がある場合には、内部情報関係に落とす場合には、必ずパスワードを設定するというのが原則となってございます。  また、外部機関等へ、これは個人情報含まず、関わらずですが、提供する場合には、例えば先方から来たメールであれば、そのままダイレクト返信はできますけれども、初めて送るような場合には、一度空メールを送って、誤送信がないような対応をするように求めております。当然、そのデータを全く違うアドレスに送ってしまえば、そこから情報が漏れることもありますので、空メールを送った上で、適切に届いていることを確認してからデータをやり取りするというのが本市の原則でございます。 112 ◯今井企画調整担当課長 特定個人情報保護評価について、重ねてのお問い合わせだと思います。  特定個人情報保護評価につきましては、諸外国のプライバシー影響評価に相当するものであり、特定個人情報ファイルを保有しようとする者又は保有する者が特定個人情報の漏えいその他の事態を発生させるリスクを分析し、そのようなリスクを軽減するための措置を講ずること、さらにこのような措置が個人のプライバシー等の権利利益の保護措置として十分であると認められることを自ら宣言するものとされているところでございます。  本市におきましては、重点項目評価書、2点、二つの事務がございますが、こちらについては、こういった基本理念を踏まえまして、第三者視点による適正な評価が必要と考えたところでございます。つきましては、情報セキュリティ管理委託受託者の点検レビューを受けて、改めて公表させていただいているものということで、第三者点検にかえてございます。 113 ◯松井市民課長 それでは、板倉委員から個人番号カード交付の際に、お受け取りについて、家族が代わって受け取ることはできるのかというご質問、1問目で、ちょっとご質問の趣旨を取り違えまして、答弁間違えまして申し訳ありませんでした。  年齢に関わらず、原則ご本人にお越しいただくことが基本となっております。例えば未成年の方であっても、その方がカードの申請者であるという、ご本人であるということを、顔写真とご本人の顔の申請について確認をさせていただくことになりますので、基本的にはご本人は原則お越しいただく。その上で、例えば15歳未満の方、または成年被後見人の方については法定代理人の方に同行していただくこととなります。例えば15歳未満の方であれば、親御さんのどちらかにご一緒にお越しいただいてカードの交付ということになろうかと思います。  林委員からご質問いただきました個人番号カードと通知カードのことでございますが、確かに委員がおっしゃるとおりに、通知カードと本人確認書類があれば、番号の通知に関しては足りるところでございます。  一方で、個人番号カードについては1枚で足りるという利便もございます。個人番号カードや通知カードの特性については引き続き周知してまいりたいと思いますし、今周知しているよりも、より一層詳しい内容について、市報やホームページでご案内させていただきたいと思います。  補足で答弁させていただきたいんですが、個人番号カードは、市といたしましては、コンビニ交付を推進してまいりたいと思っております。市民課の例えば繁忙期でありますと、住民票1枚とるのにも30分も40分もお待たせするというような現状があって、クレームも頂戴するような結果にもなっております。個人番号カードがあれば、コンビニ交付をご利用いただけて、住民票については、例えば市内であれば44店舗、全国でも何万店舗のコンビニエンスストアで、朝6時半から夜11時まで住民票を取得できるということになりますので、是非個人番号カードをお取りいただいて、その利便について、ご利用いただければと思っております。 114 ◯関地域福祉課長 2問目の福祉会館の市民検討委員会の関係です。  検討委員会を進めていく中で、検討委員さんに対して事務局の考えを述べる場面というのは当然出てくるかなと思ってございます。また逆に考えについて求められる場面もあるのかなと思ってございます。ただ、ご議論いただく中で、事務局として、そのご議論について、こちらから積極的な、いわば消火活動をするような形はならないのかなというふうには思っています。すみません、ちょっと言葉を借りてあれなんですけれども。ただ、慎重な議論の上、積極的なご議論は期待したいと思っているところでございます。  あと、学識経験者についてでございます。客観的な選定の考えということもお尋ねがあったかと思います。我々として、任意と先ほど答えさせていただきましたけれども、意に沿った人をというよりも、やはりここにあります、福祉もしくは建築に関する学識についてお持ちの方を選んでいくということだと思ってございます。  あと、費用対効果についてです。やはり何事も限られた予算の中で執行していくものだと思ってございます。当然、かけるべき効果のあるものについては経費をかけるし、またその逆も当然あるのかなと思ってございます。そのバランスの中で検討していくものだというふうに思っているところでございます。 115 ◯鈴木学務課長 板倉委員からのご質問でございます。  一番最初に、8月19日のアンケートの内容についてでございます。こちらの方は、設置についての希望ということでアンケートを取らせていただいていまして、まずは学校の方で希望するかしないかというアンケートを取らせていただきました。  それで、1月19日には、具体的に必要箇所ですとか台数ということで2回目の調査をさせていただいたところでございます。その時点で、学校の方には保護者の方々、PTAの代表の方もいらっしゃるでしょうし、学校の中で一定検討をということで、地域からの設置についてのご要望が上がっているという声も聞いておりましたので、学校の方で保護者と地域の方というのは、そういった意味合いで調整をしていただいて回答を出していただいたという状況でございます。  それから、マスキングの関係なんですけれども、基本的にマスキングは教育委員会で行うというお話をさせていただきましたが、今のところ、設置者が教育委員会、管理責任者は学務課長という想定でおりますので、そういった管理の部分で学務課の方でマスキング等を行うということでお話をさせていただきました。ただ、実際的にそれを業者に出さないとできない部分もあるかもしれませんので、ちょっとその辺はこれから検討しなければいけないかなという状況でございます。  目的外利用で捜査関係の方から画像データの提供というお話があった場合には、その撮影期間について、一応7日間の撮影で上書きをしていくというような想定で、今考えておりますので、捜査機関の方からどういうふうに提供してほしいかということが出てきたところで、提供していくというような形になるかと思います。  それから、林委員からの説明会の関係でございます。先日、要望書の方、教育委員会にも届いております。こちらの中で、一定、保護者の方もいらっしゃるようだということでありましたので、学校の方にもちょっと確認をさせていただいております。特段、保護者の方からの意見・要望については、学校の方に現時点でもう寄せられていないというお話が、校長の方からは寄せられております。今後も校長会等で確認をして、丁寧に対応していきたいと考えているところでございます。  それから、見守りの体制の地域の方々の土壌づくりというようなご質問だったかと思います。今も学校や地域の連携を更に充実して、地域に密着した方法で温かい見守りをしていただきたいと考えておりまして、通学路に設置する防犯カメラにつきましては、保護者や地域の見守り活動の更なる補完をするために、通学路上に児童・生徒の安全確保を一層高めるために設置をしたいと考えているものでございます。 116 ◯中山委員長 よろしいですか。特にないですね。  次、渡辺大三委員、主質問をお願いします。 117 ◯渡辺(大)委員 主質問をさせていただきます。  25ページの福祉会館に要する経費について主質問で伺います。  先ほど、白井委員に関連して、少々細かなことについては伺って、一定の答弁を頂いたところでありますが、答弁を聞いていてもいろいろ矛盾が出てきているように思いますので、そこら辺も含めた主質問ということになります。  まず、検討委員会の設置要綱についてでありますが、分かったことは、先ほどの答弁で、柿崎部長はこのように先ほど答弁されているんです。私が、建設計画の案はどういう形で取れていくのかということを伺ったわけですね。それに対する部長の答弁は、検討委員会の中で建設計画についても議論をしてもらって、1段も2段も高いものにしてもらって、本年度中に案を取っていきたいんだと。最後は当然庁議でということになるんでしょうけれども、そういう趣旨の流れをたどるということをさっき説明されました。  ところが、この要綱をご覧いただきますと、所掌事務第2条なんですけれども、委員会は基本設計等に関する次に掲げる事項についてということで書いてあって、(1)、(2)には機能等と書いてあるのみなんです。したがって、部長が今考えていらっしゃる、先ほど答弁されたことと、実際に我々の手元にある要綱案は、所掌事務にはずれを生じているんです。あくまでもこの要綱案というのは、機能等についての意見を述べる場なんだということになっている。これを、私の資料請求で出てきた、所掌事務を、行間を読むために出してもらったわけなんですけれども、何を検討してもらうかの検討内容についての方の資料についても、あくまで機能等についてということになっている。それで、新福祉会館建設計画案をもとにというふうに書いてあるんです。分かりますか、どこに矛盾があるか。  つまり、現状は我々の手元にある資料、この要綱案にしても、それから実際に要綱案は、意味するところを示しているこの資料にしてみても、あくまで建設計画というものについては、それはもうもとになっているんです。それで、あくまでそこでどんな機能を入れますかと、今まであった機能の中で残さなければいけないものは何ですか。それから新たにもし入れなければいけないものがあるとすれば何ですかということの意見を伺うだけになっているんですね、要綱も、その要綱を補完するそちらの趣旨の説明も。  ところが、先ほどのような私の質問をすると、この建設計画案、現在は案、この建設計画案についても、これを審議して、1段も2段も内容的にも高いものにしてもらって、その上で最終的に決めたいということで、かなり矛盾を生じていますよ、これは。先ほどの答弁と、我々の手元にある要綱は矛盾を来しているんです。どちらかにアジャストする必要がありますが、どちらにアジャストしなければいけないかと言えば、当たり前ですよね。要綱がこの設置の基本になるわけですから、先ほど部長が建設計画案を、これも審議していただいて、内容的にも高めていきたいというのであれば、これは要綱を変えなければいけないですよ。基本設計等に関する次に掲げる事項ではなくて。ここに少なくとも建設計画ということも入ってこなければいけないわけですよね。どうなんでしょうか。完全に、答弁と、我々の手元にある要綱案で矛盾があるんですね。これをちゃんと整合性をとる必要があると思っています。  さっき言ったとおり、整合性をとるとすれば、それは答弁を訂正するのではなくて、基本的には、この委員会の所掌範囲を広くするという観点からいっても、まず、手元に来ている要綱案を訂正して出し直してもらう必要があると思うんです、もしさっき答弁したことが本当ならですよ。やはり要綱に書いていないことを、後から答弁で、こんなことも場合によったらやってください、こんなことも場合によったらやってくださいと、これはよくないと思うんですよ、要綱が基本になるわけですから。その点について、整合性のあるお話を聞いておきたい。要綱を訂正する気はないでしょうか、先ほどの答弁に則しても。その点に関して伺っておきたいと思います。  次に、この要綱を見ると、先ほども関連質問でも指摘をしたんですが、これはあくまで意見を述べるというふうに書いてあるわけなんですよね、この所掌事務として。答申をするわけでも建議をするわけでもないんです。単に意見を述べるというふうにしてあります。なぜこういうふうに、文章上せざるを得ないのかの真意について伺いたいんです。なぜ意見を述べるという書き方になるんでしょう。なぜ答申をもらわないんでしょう。なぜ建議ということも書かないんでしょう。意見を述べるというのは、各委員が寄り集まって、ああでもない、こうでもないと意見を述べるわけですよね。ところが集約するということも書いていないんです、単に意見を述べると書いてあるんです。なぜこういう形で、端的に言うと検討委員会の権限を非常に弱いものとしているのかということについて伺いたいと思うんです。  これまで、例えば新ごみ処理施設建設の市民検討委員会にあっても、庁舎の市民検討委員会にあっても、基本的には答申を頂いてまいりました。つまり小金井市は基幹的な公共施設の市民検討委員会を設置する場合には答申を頂くことになっているんです、これまでの前例でいけば。今回あえて答申を入れないということは、これまで設置されてきた、少なくとも庁舎とごみの検討委員会の権能において明確にここに差別する、区別する、段階を異なるものにする何かの意図があるんですね。その意図は何でしょうか、説明をしていただきたいと思うんです。
     一般的に、役所は前例踏襲ですから、ごみや庁舎でやってきた、この市民検討委員会の前例があれば、その機能そのまま引き継いだって構わないではないですか。あえてなぜここで機能を弱める必要があるんでしょうか。福祉保健部はどういう意図を持ってこういうふうにしているでしょうかということについて見解を頂きたいと思っております。  それから、これもさっきの1番目の質問に絡んでくるんですが、基本的には立地はもう既に行政で決めているんだから、それは議論してもらっては困るんだよというスタンスですね。立地、建築方法、それから床面積をどうするかとか、安全性はどうなるんでしょうかということは、この検討委員会の議論の対象外ということになっているとしか受け止めようがないですね、導入機能について議論すると書いてありますから、要綱上は。  ただ、先ほど建設計画案についても、この検討委員会で審議をしてもらって、1段も2段も高めたものにしてもらって決めていきたいとも答弁されているんですね。そこにまた矛盾が出てきていないでしょうか。つまり建設計画案というのは、基本的に場所を定め、建物の規模を定め、建て方なども定め、その他もろもろ、基本的なことを決めるわけでしょう。それについて議論してもらいたいと言っているんでしょう。それでいいものにしたいと言うんでしょう。だとすると、立地とか、建築方法とか、床面積どうするかとか、安全性の確保とか、こういうことを、先ほどの柿崎部長のご答弁を借りれば議論できるはずではないですか、この検討委員会で、どうなんでしょう。ご意見いただく、場合によったら場所の変更だってあり得るんではないですか、ここではだめですねとか、こういう建て方ではだめですねと。そうではないですか。ちょっとそこのところも整合性がとれていない気がするんですよ。  場所が決まっているから、もうその前提は崩しませんよと言ったって、建設計画案自体が、もう議論していただくんだというふうに、さっき部長、おっしゃっているわけですから、そうしたら、当然場所だって変わる可能性があるでしょう、言ってみるならば。諮問している内容は確かに本町暫定庁舎と第二庁舎北駐車場なんですけれども、それで、一部諮問という形をとるかどうか分からないけれども、それが諮問ですよ、言ってみるならば、それから議論が始まりますから。ただ、それに対して違う答えが出てくる可能性だってあるわけでしょう。でも、それはそういうことにはさせないということなんですか。  立地の議論が始まったらば、それはやめてくださいと、ここで議論する話ではありませんと言って、さっきの板倉委員の表現を借りれば、消火活動をするんでしょうか、よく分からないんですけれども、そこはどういうふうに整合性がとれるんでしょうか。建設計画案を議論してくださいという一方において、土地のことは議論させないとか、そういうことにならないでしょう。そこら辺、どういうふうにしていく。  だから、我々がここでまだこれを出してくる、こういう予算が出るのは時期尚早ではないかと考える大きな理由が実はそこにあるんですよ。頭の中がまだ行政の中でもよく整理できていないんではないですか。答弁で建設計画案自体、議論してくださいと言っているんでしょう。ところが場所は決まっているんだから、それは対象外ですみたいなことを言って、全然整合性がとれていないんですよ。場所のことまでお願いするなら、お願いするしかないんではないでしょうか。そこのところは練れていない、矛盾が生じているんですね。  このまま開くと混乱します、この検討委員会は、間違いなく。だって何を議論するのかもよく分からないような状況になります。答弁が要綱とも矛盾しているんですから。こんな状況で、市民を集めて検討委員会なんて本当に開いていいんでしょうかということで、もっとよくきちんと整合性をとるべきなんです。その点、どうでしょうかということです。  あと、細かい話で、出されている要綱案では、委員の任期は、協力を依頼した日から任期がもう始まるということなんですね。これもちょっと違和感があって、協力を依頼した日から任期が始まるということは、例えば公民館運営審議会に依頼をしたら、その日から公民館運営審議会に関しては任期が始まるんですか。社会福祉協議会に話を持っていった日に任期が始まるんでしょうか。  ただ、これは団体に委嘱するわけですよね。団体の中で、では、誰を出すかと決めることになるんだけれども、協力を依頼した日から任期が始まるんですか。ということは、これは人が決まらないのに任期が始まるんですか。そうですよね。推薦してくださいと団体に協力を依頼するではないですか。でも、人も決まっていないのに協力を依頼した日から任期が始まるんですか。人が決まらないのに、任期が始まるってあるんでしょうか。あえて、何で協力を依頼した日から任期が始まるという作り方をしなければいけないんでしょうか。何月何日からというふうにすればいいんではないでしょうかね。あえて協力を依頼した日から、つまりばらばらにそれぞれの委員の任期が始まるというのはなぜなんでしょうか。これ、独任制の機関ではなくて合議制の機関ですよね。それ、何でこういうふうになっているのか、ちょっとご説明願えないでしょうか、(不規則発言あり)ということです。だとしたらそう書くべきですよね。委嘱状を渡した日からと書けばいいわけで、協力を依頼した日からと書いてあるわけですからね。何でこういう書き方なのか、私、非常に不自然で、こういうのを余り見たことがないので、ばらばらに任期が始まることになるので、変ではないかと思いますが、いかがかということ。  それから、大きな2点目ですが、基本設計等の委託概要という資料が出ているんですね。それで、これもまた、さっき答弁を聞いていて矛盾が出てきてしまっているんです。  まず、委託概要の4を見ていただきたいんですよ。4に委託内容と書いてあるでしょう。(1)にコンサルタント業務と書いてありますよね。それの、まずイのところを見ていただきたいんです。こう書いてあるんです。建設計画策定に関する市民検討委員会(運営方式は受託希望者の提案による)の支援及び議事録資料作成等と書かれておりますので、これをそのまま額面どおり受け止めると、市民検討委員会の運営方式は、この本来支援業務をやるはずの受託希望者が運営方式を決めることになりますよね、その提案によって運営すると言っているんだから。ところが、この要綱にまた戻りますよ。この要綱は、検討委員会の運営については何て書いてあるでしょうか。まず、検討委員会の方は第5条の2、こう書いてありますよ。委員長は委員会の会議を招集し、会務を総理するというふうに書いてありまして、委員会運営を全体的に総理するのは委員長ということになっているわけで、受託業者ではないんですね。さらに、第9条はこう書いてあるんです。この要綱に定めるもののほか、委員会の運営に関し必要な事項は、委員長が会議に諮って別に定めるというふうに書いてありまして、この要綱に書いていないものも、これはあくまで委員長が委員会に諮って決めることになっているんですよ、要綱上。  しかし、あなたたちがやろうとしていることは、市民検討委員会の運営方式は受託希望者の方の提案で運営していくということが書いてあるわけでして、これは要綱に書いてあることと業者に発注する内容が全然矛盾しているではないですか。  もっと言ったら、何で受託希望者の業者さんが市民検討委員会の運営まで全部左右するわけですか、そういうふうに読めないですか、これ。だってそうでしょう。運営方式は受託希望者の提案によると書いてあるわけですよ。でもこれは運営方式は検討委員会が決めるんではないですか。ちょっとよく分からないので教えていただけないでしょうかね。矛盾があると思うんです。  それから、もう一つが、市民の声を聞く会、さっきちょっと出ましたよね。5の業務スケジュールの(3)市民の声を聞く会、これも受託希望者の提案によるというふうに書いてあるんですが、この意味もちょっとよく分からないので、意味するところを明確にしておいていただきたいんですが、これも、通常これまで小金井市の市民参加のいろんな中でやってきたことは、市民検討委員会が設置された場合は、市民検討委員会の方が市民の声を聞く会とか、そういうものを自ら設営し、自らそれを開いて意見を聞いてきて、答申などに反映させてきたんではなかったでしょうか。  ところが、今回は、その話は市民検討委員会からは切り離されていて、市民の声を聞く会の開催主体はどこなんでしょうか。しかも受託希望者の提案によるというふうに書いてあるんですよ、これは、はっきり言って。何でその業者さんの提案によってやらなければいけないんでしょうか。この運営形態は市民検討委員会で決められないんですか。  さらに、6の成果物一覧の中を見ると、2行目、意見を聞く会資料等と書いてあるんです。意見を聞く会ってどこにあるんですか。市民の声を聞く会はやるんでしょう。意見を聞く会の資料って何なんでしょうか。間違えですか、単なる、ミスプリ、誤字ですか。これは市民の声を聞く会の資料ですか。意見を聞く会資料とあるんだけれども、意見を聞く会というのは、上を見てもどこにも出てこないんだけれども。これは総務課のチェックミスでしょうか。それとも別の会があるの、これ。市民の声を聞く会のほかに意見を聞く会って、よく分からないんだけれども。何でしょうか、単なる誤字なんでしょうか。よく分かりませんけれども、だから、そういうことも含めて、何か慌てて作って、あちこち整合していない気もする上に、そもそも上に出てこないものが成果物の中に入っているというのは、どういうことなのでございましょうかということです。そういうことは伺っておかなければいけないのかなと思います。  次に、大きな3番目は、資料で、業者の選定方法について出ているんですね。それで、1次審査は職員だけで行って、2次審査は職員と外部委員でやることになっているんですが、この1次審査の書類審査については、類似業務の実績経験の有無というふうに書かれています。  これは事務的な質問になるんですが、この類似業務というのは、単純に公共施設の設計の受注実績ということで見ていくのでしょうか。それとも市民参加というか、市民の声の反映といいますか、そういうふうにやっていきたいという考え、担当、持っていらっしゃるとするならば、そういうことの実績の有無ということですね。単に設計をやっていたというだけでなくて、そこら辺も、公共施設に関しての市民参加、市民の意見を設計に反映させてきたというような業務の経験があるものを含めて実績というふうに捉えて書類選考されるのか、類似業務なる概念をちょっと明らかにしておいていただきたいということであります。  あと、市が抱える課題というところについては、さっき関連質問でもいろいろと伺ったところであります。ちょっとそれで伺いたいんですね。市が抱える課題ということに関しては、隣のマンションの耐震強度不足については、それは違うんだよという話が最初の答弁でしたけれども、その後、今度は、いや、そうではなくて、そういうことも含めて、つまり隣のマンションの耐震問題、議会で議論になっているわけですから、議会でいろいろ議論になっていることも含めて、小金井市が抱える課題をどの程度理解してくれているのかをチェックするんだと、さっきの主質問と関連質問の中でこういうふうに答弁が変わったわけなんですね。  ところが、ここにあるんですが、では、市が抱える課題ということを、いろんな業者さんが手を挙げてくると思いますが、業者さんはどうやって知るんですかということなんです。小金井市が先に説明するんですか。ただ、どの程度知ってくれているかどうかをチェックしたいということは、小金井市からは、試験をやる側が、この間の司法試験みたいに答えを教えたりしないですよね。ということは、これは業者さんには市からは情報は提供しないと、業者が自分で調べてきなさいということなんでしょうか。  そこで問題になるのは、隣のマンションの耐震問題というのは、業者さんはどうやって知ることができるんでしょうかということなんです。どうやって知ることができると思いますか、想定しているんでしょう。それも含めてということだったら、隣のマンションの耐震問題はどうやって知るんですか。まちづくり推進課の金庫か何かの中、これロッカーに入っているんでしょう。地域福祉課も耐震調査のデータ、持っていないですよね。どうやって知るんですか、それも含めた話だというなら。ちょっと、そこら辺、説明しておいてもらわないと全然分からないですね。これは説明しておいていただけないでしょうかという点です。  次に、福祉共同作業所暫定施設についての質問なんですけれども、私は建設の方は疎いので、うちの会派の百瀬議員に問題点はないかどうかを事前に確認をしていただいたんですが、そこで分かったことは、今回、設計図面というか、アバウトな図面が出ていますよね。これは左側が北側になるということだと思うんですが、それで、今回は共同作業所ということで、床面積が300平米あれば足りるということで、300平米のスペックでこういう建て方をするわけなんですけれども、だから、共同作業所ということではこれで足りるんだと思います。面積的には充足するんだと思うんですが、ただここで問題があるのは、いずれこの物件は、リース契約が終わった段階で所有権が移転されるわけです、小金井市に。つまり建物は、ずっと払っていって期限明けには所有権移転で小金井市のものになるんです。  となると、その後、これはまた何かに当然転用するということになりますよね。全部それで、所有権、せっかく移転されたのに、壊すばかはいないので、この建物をそのまま使うと思うんです。となると、共同作業所で300平米あればいいから300平米のものを建てるという考え方で建てたとして、いずれ別の福祉会館ができて、共同作業所が新しい福祉会館に入るということになれば、この建物は何か別のものに転用することになるんです。となると、別のものは300平米で足りるのかということなんです。だとすると、大は小を兼ねるですから、少なくともこの敷地の中で建てられるスペックでいったら、なるべく大きなものをこの中で確保しておいた方が、いずれ転用が、いろんなものにするときに便利がいいのではないかということで、百瀬議員の疑問は、東小金井駅のところにいろんな高架下の店舗があります。柱を中に取り込んだ建て方になっていて、つまり言ってみると線路の幅に対して床面積が最大になるように建てているんですね。あれが無駄がない建て方だからです。  今回の場合は、図面を見る範囲では、3本ある橋脚を外して建てているんですね、こういう設計にしているために、敷地に対して確保できる床面積がちょっと少なくなるのかなという思いもあるんですが、それで、私も余り詳しくないので伺いたいんですけれども、これ、何に転用するかはまだ余りはっきりしませんよね。市政センターも作るんだか、作らないんだか分からないような話なので。ただ、何に転用するかはともかくとして、理屈から言うと、ここは最大、もしこの敷地の中で何かこういう建物を建てるとしたら、何平米のものまで建てることができるんでしょうか。今この敷地に対して300平米のものを建てると言っていますよね。もうちょっと面積、大きくとれて、建たないでしょうかね。つまり、この柱の部分とかを除いて何平米のものが、ここは床面積で建築が実際可能なんでしょうかということ。  それで、ちょっと聞きたいのは、こういうふうなものにしたいと、共同作業所に関しては、自立生活支援課の方で作られたと思うんですけれども、これ、将来の転用のこととか含めて、企画当局とはどういう調整になったんですか。転用するわけでしょう、これ、ほかのものに。だから、自立生活支援課と、例えば企画政策当局などで、将来のそういうことも含めて、調整した上でこういうスペックの建物というふうに決まったんでしょうか。それとも主管課の判断でこれでいいんだよね、今回はと、ということなので、ちょっとこれについて教えていただけないでしょうか。  あと、最大有効使用した場合、どれだけの面積のものが建つのかも教えていただきたいと思っております。  それから、所有権移転の件で、事後どういうことに使っていくかということについては、市政センターということだって当然あり得るんでしょうし、ただ、いずれ庁舎を蛇の目跡地ということで考えていくと、ほぼ東小金井駅と武蔵小金井駅の中間に庁舎が位置することになって、そういう状況を踏まえても、これは市政センターということなのか、いろんなところでいろんな答弁が出ていた記憶もあるんですけれども、ちょっと整理して、もう一回、今日的には転用はどういうことに転用するという前提に立っているんでしょうか。ちょっとそこのところについて教えておいていただきたい。  それから、リース業者との契約で、警備についてなんです。仕様書の(7)賃貸借物件の条件のア、イ、ウ、エ、オでいったらケというのがあるんですね。それで、賃貸借期間中の本施設の警備については、賃貸者、つまり貸してくれる側です、の負担にて行うことというふうに書いてあるんですが、これって中に溶け込んでしまうから分からないんですけれども、小金井市はこの方が得だということでいいんですよね。相手にやってもらった方が。ただ、それって、結局賃料とかに全部乗ってきているわけですよね。当然それは民間だから、全部それごとに利益を乗せているわけですよね。これ、自前でやるのと向こうにやってもらうのとは、どうなるんでしょうか。ただでやってくれるわけではないです。多分、こういうことをお願いすれば、リースのお金に全部賃料に乗ってきているわけですから。  第二庁舎のときは、警備を本来市がやった方が安いのに大家の方でやっているから高くついているということで大問題になっていて、当時、野見山さんという議員がいたんですけれども、野見山さんが相当しぶとく粘って、そこら辺で少し共益費の削減を何とか実現したというのがありました。これ、私、分からないで聞いているので、事務的に教えてもらいたいんですけれども、どちらが警備をやった方が割安になるんですか。相手に任せたらば、結局溶け込んで分からなくなってしまって、割高に、警備の分まで利益を乗せてこっちにとられることになるんではないですか。うちでシルバーか何か頼んだ方が安いんではないですか。どうなんでしょう。そこら辺、教えていただけないでしょうか。あるいはどういう分析をしたんでしょうか、こういう仕様書にするに当たって。それを教えていただきたいということであります。  それから、最後に、共同作業所の仮移転ということになるんですけれども、やはり公民館本館の閉鎖、また福祉会館の閉鎖ということで、小金井市全体の会議室不足というか、スペース不足ということがかなり出てくるだろうということが、この3月31日に閉鎖した後に予測をされます。  それで、今日提出されている資料で、小金井市内の集会施設などに関する資料の一覧表などが出ておりますが、ちょっと私の方から提案して市長のお考えを伺っておきたいんですけれども、例えば萌え木ホール、例えば前原暫定集会施設、例えばマロンホール、婦人会館、上の原会館、前原町西之台会館、桜町上水会館などなどの会館級について、今現在、多分月2回の定休日でやっているというふうに思うんですけれども、新しい福祉会館や公民館本館が確保できるまでの間、これら少なくとも会館級について、休館日を月2回から月1日に減らすことができないだろうかということでご検討を頂きたいんですが、それだけでもかなり捻出できるんではないか。ただ、もちろんウイークデーでの捻出になるので、土日の不足は変わらないんだと思うんですけれども、少なくともウイークデーで確保、福祉会館もウイークデー中心に活動している団体も結構ありますよね。だから、そこら辺で、ウイークデーで一日休みを減らすといいのと、あと、公民館の各分館などの定休日ですね、ここら辺も工夫が、今言ったような趣旨でできないであろうか。  あと、実は、今、会館級と公民館のことを申し上げたんですけれども、従来の福祉会館に一番近い位置にある集会施設というのは、実は中町桜並集会所なんです。今、多分月2回のお休みだと思っているんですが、割方、実は中町の人からもお電話を頂きまして、福祉会館が閉鎖されてしまうと会場などの確保が相当厳しくなって、多分いろいろやっている会のうち、幾つかは存続が難しくなるのではないかという懸念を表明されておられまして、せっかく長く続いてきたそういう市民活動が、このことでやはり会を解散しなければいけないような憂き目になることだけは絶対に避けなければいけないと思っているんですよ。  そういう点で言うと、福祉会館に非常に近い場所にある中町桜並集会所などに関しては、管理者さんの体制との、いろいろ相談とかもあるんですけれども、場合によったら休館日なしでいくか、少なくとも1日減らすか、そういうことで、少しでも市民にご迷惑をかけない体制にするためにはそれがあるんではないか。  稲葉市長にも、実はこの間、ご努力いただいていて、なるべく休館日を減らそうということで、この間、頑張っていただいたとは思っているんですが、福祉会館の閉鎖、普通なら、古いものを壊して新しいものを建てるのが同時だったらいいんですが、今回、相当長期にご迷惑をかけるので、ちょっとそこら辺の抜本的な措置を講じていく必要があるのではないのかなと思っているんですが、ただ、それとて条例改正とかいろいろ必要でしょうね。  あと、管理人さんにどこまで無理が言えるのかとかいうこともあって、ちょっと調整するのに時間がかかると思うんですが、今ぐらいからそれをちゃんと検討しておかないと3月31日の閉鎖までに間に合わないと思うんですね。なので、このことについては、直接予算から若干離れますけれども、仮移転に伴う影響を最低限に抑え込むという意味では、今からやっておくべきことではないかと思うんですけれども、市長の方でリーダーシップもとっていただいて、暫定的でいいと思うんです。期限を決めての休館日減ということで考えていただけないかなと思うんですが、そこら辺、もし内部で既に検討中ということであればそれでもいいんですけれども、まだ総務企画委員会とかその他でも余り聞かなかったと思うので、ちょっと考え方を教えていただけないでしょうか。  ほかにもいろいろあるんですが、そのぐらいで伺っておきます。 118 ◯森戸委員 関連。渡邉(大)委員の2点目ぐらいなのかな。新福祉会館建設検討委員会の設置について伺いたいと思いますが、板倉委員もちょっと質問したんですけれども、この検討委員会の位置付けについて、どういう位置付けなのかということであります。  渡辺(大)委員からもありましたけれども、意見を聞くということになっていて、建議とか答申とかとはまた違う言い方になっているわけですよね。その点でどういうふうに考えられるのか。  それから、やはり整理しなければいけないなと思うのは、一方では建設計画報告書という形に、基本設計と委託概要ではなっていて、一方では基本設計となっているという辺りについては、どういう意味かというのは、やはり明確にご答弁いただきたいなと。  議会は、私たち議会の立場もはっきりさせておかなければいけないのは、27陳情第6号、第2回定例会で、新福祉会館の建設に対し市民検討委員会の設置を求める陳情書を一会派を除いて全会派の賛成で採択をしているわけです。そういう中で、市民検討委員会の設置の予算が出され、もう既に削除の予算が出されているという意味が、私はちょっとよく分からないんですが、賛成多数で市民検討委員会、策定しようと、設置しようときたわけですよ。設置要綱に問題があるんだったら、私は議会と行政当局ときちんと話し合って、一体となって変えられるところは変えて、協議をして、変更すべきところは変更すると、私はそういう協議の場が必要なんではないかと思うんですよ。  第2回定例会で設置したことと、この定例会で出てきた予算は一体どういうつながりがあるのかと市民から聞かれたときに、私たち議会も説明責任を果たさなければいけないんですけれども、ちょっと今日の議論を聞いていて、なぜ市民検討委員会設置がだめなのかということが、十分に私は議論できていないなと思っています。  本町暫定庁舎用地に建設することが前提だからだめなんだということなのか、では、そういう人たちは再開発事業でやるべきだと思っているから、この市民検討委員会のこういうやり方はだめなんだということなのか、その辺りを、議会の方向はどこに向いているのかということをはっきりさせないとまずいと思うんですよね、それは。その点で、私、市長に伺いたいのは、これは設置要綱案というふうになっています。  そういう意味で、議会は賛成多数で市民検討委員会を設置して、多分誰も反対されなかったはずなんだけれども、今日来てみたら削除だという話になってくると、では、私たち議会も折り合いを付けることができるのかどうかというのは、予算委員会の協議の場できちんとやらなければいけないと思うんですけれども、市長部局も議会から提案があったら検討する、協議できる、そういう場を設けられるのかどうか、私はそこが非常に重要になっているんではないかと思います。反対の会派がいらっしゃったらこれは別ですけれども。  そういう点では、やはり両方ともお互いの説明責任が問われると思いますので、その点について市長部局がどういうふうにお考えになっているのかということを、まず伺っておきたいと思います。 119 ◯中山委員長 関連。 120 ◯白井委員 渡辺(大)委員の設置要綱についてです。主質問で若干聞かせていただいた部分もあったんですが、今、渡辺(大)委員もおっしゃったように、今回、設置要綱は意見を述べるという形になっていて、第4条では市長は協力を依頼するという形になっていると。その辺が違うという話はありまして、さっきも若干引用したんですが、貫井北町地域センターをやる際には、当然同じように要綱がありまして、そこにはちゃんと委嘱するという形になっているんですよね。ここの場合は、例えば任期としては委嘱の日から平成24年3月31日までということで、結局委嘱した日が平成22年7月だったと思うので、1年半の期間を設けて、やはりしっかり検討委員会として形を整えているわけです。  それと比較すると、今回の要綱が余りにも、さっき私もちょっと述べさせていただきましたけれども、意見を述べるだけということと、4か月であるということ、協力を依頼するだけ、ここの違いというのはどういうふうに思っているのか、ちょっとこの辺を、例えばこれまで市として設けてきた市民検討委員会との整合性という観点で考えると、今出されている要綱というのがどういう位置付けのものなのか、すみませんが、私としても、この辺は市としてしっかり述べていただきたいと思いますので、いかがでしょうか。 121 ◯中山委員長 主質問者、多岐にわたる項目になりましたが、ご答弁をお願い、(「答弁調整を」と呼ぶ者あり)答弁調整、分かりました。  それでは、答弁調整ということで、その前にお諮りしたいと思います。  ここでお諮りいたします。ただいままでの議事の進行状況から考えて、しばらく時間延長いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 122 ◯中山委員長 ご異議なしと認めます。したがって、しばらく時間延長いたします。  答弁調整のため、若干休憩いたします。        午後4時32分休憩      ────────────        午後5時25分開議 123 ◯中山委員長 再開いたします。  休憩前に引き続き、質疑を行います。  部局の答弁を求めます。 124 ◯稲葉市長 答弁調整のための休憩を頂きましてありがとうございます。  一応答弁調整は整ってはいるんですが、委員の方々のおっしゃっている内容と我々の考えている間にそごがあるかなと。答弁はできるとしても、必ずしもそれで納得していただける内容にはなりにくいかなと思っています。そういう意味では、一度、先ほど森戸委員の方からも関連で質問されていたんですけれども、検討委員会の設置要綱等で、皆さんのご指摘で、お互いにすり合わせられるところがあればすり合わさせていただいて、それで一歩でも前に進めればなと思っていますので、渡辺大三委員のその辺の質問に関してはちょっと保留していただいて、それ以外の部分で答弁させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 125 ◯森戸委員 議事進行の方がいいのかな。  市長からそういう答弁を頂きまして、前向きにお互いに協議するということで、私たちが議会で議決をした意思も尊重される方向で答弁を頂いていますので、できましたら委員長、この委員会全体が一致するかどうか分からないんですけれども、市民検討委員会の設置に賛成した会派を含めて、ちょっとやはり調整をした方がいいのではないかと。もちろん反対された会派を除外するつもりはありませんので、一緒に協議に参加したいということであれば、全会派が一致して市長部局と協議すると。その前に議会としてどういう要綱であれば私たちも大枠賛成できるのかというところを、是非協議する場を設けていただきたいと思いますので、いかがでしょうか。委員長の方でお取り計らいをお願いします。 126 ◯中山委員長 ありがとうございます。  先ほど市長よりもご発言がありまして、議会としても市民検討委員会の設置に関しましては、陳情に賛成多数で判断していますので、そういう意味で言うと、今、森戸委員のご提案のあったように、今後議会としてどこまで市長、それから部局に歩み寄れるか、これは市民検討委員会の設置の件で。あと、設置の要綱の案に関しても、市長部局側と協議をして詰めていって、落としどころといいますか、お互いに納得できるような要綱に作り直すことができるのであれば協議する余地はあるかなというふうに思っておりまして、ほかの皆様方の委員のご意見もお伺いしたいんですが、今日はその部分については保留にして、予備日に向けて議会の方も調整していくというような形で進めたいと思いますが、いかがでしょうか。 127 ◯森戸委員 委員長、できればちょっと協議会を開いていただいて、皆さんのご意見を聞いた方がいいかと思いますので。 128 ◯中山委員長 分かりました。  では、ちょっと休憩します。        午後5時29分休憩      ────────────        午後5時48分開議 129 ◯中山委員長 再開いたします。  お諮りいたします。渡辺大三委員の質疑に対する答弁につきましては、今後部分的に協議が必要となりましたことから、その点につきましては一時保留としたいと思います。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 130 ◯中山委員長 ご異議なしと認め、そのように決定いたします。  今決定いたしました保留事項を除く質疑を引き続き行いたいと思います。  それでは、共同作業所の答弁からになるかと思います。よろしくお願いいたします。 131 ◯今井企画調整担当課長 それでは、東小金井市政センターの件についてお問い合わせを頂いてございますので、私の方からご答弁させていただきます。  平成25年1月18日付けで、市とJR東日本との間でJR中央本線東小金井駅周辺高架下利用に関する覚書を締結してございまして、公租公課相当額で利用する場所及び利用目的が定められてございます。内容としましては、(仮称)市政センターとして面積約500平米となっているところです。これら都市計画の建ぺい容積とを照らし合わせますと300平米というところがフルスペックのものになるのかなという認識でございます。  なお、東小金井市政センターの部分につきましては、これまで種々議論がなされているところではございますが、新庁舎建設予定地が市域のほぼ中心に位置していることや、コンビニ交付サービスを開始したことなど、東小金井高架下に市民部所管の窓口機能を整備するとした場合、機能等の重複による費用対効果の低下が見込まれることなどから、検討体制を見直すこととし、平成26年3月、(仮称)東小金井市政センターに関する庁内検討委員会を新たに設置し、市政センター予定地及び周辺の状況整理と併せ、その機能についての調査検討を重ねてきたところでございます。  機能、要件等について、お示しできるところには至っていないところではございますが、JR東日本からのご助言などを踏まえ、今後も引き続き検討してまいりたいと考えています。  今般、福祉共同作業所として整備すべき内容があるところでございますので、一定の制約は生じるものと思いますが、今後の検討に当たりましては、公共施設マネジメントの視点を踏まえ、構造上、必要な柱や壁を除いたレイアウトの変更が可能な範囲や、空調配置、位置、床面での電源、通信回線の接続等、改修等に要する費用を抑制できるよう、スケルトン方式での整備を目指す方向で、自立生活支援課と適切に協議していくことといたしまして、庁内検討委員会においても了承いただいているところでございます。 132 ◯稲葉市長 市政センターに関しましては、公租公課分ということで、市政センターを作るということでJRの了解をとっていますし、沿線6市もそういう小金井市の考え方に協力していただいているところであります。  今回、このような状況から、当面、福祉共同作業所を置くことになるわけですけれども、基本にあるのは市政センターということになります。  いろいろこれまでも経過があるわけですけれども、内部でも調整しながら、またいろいろご意見を聞きながら、具体的な中身に関しては、この福祉共同作業所が新しい福祉会館に移った後の利用は相談していきたいなというふうに思っています。あくまで基本は市政センターであるということに変わりはございません。 133 ◯堀池自立生活支援課長 渡辺(大)委員の、参考図面においての立体交差高架の柱の部分を建物内部にというご提案でございます。  この柱につきましては、JR東日本による点検の対象物であると聞き及んでいることでもあり、詳細につきましてはJR東日本との協議や都の見解を頂きながら検討することとなるかなと思っております。  あと、前例といたしましては、KO-TOにおいても、この柱の部分は外部となっていると認識しており、仮に建物内部に含めるとしますと、やはり共同作業所の運営への支障や、障がいのある方なので、影響等を留意すべき点は多いかなというふうに現在は考えているところでございます。  次の、仕様書の警備についてでございます。担当といたしましては、基本的には、こちらは賃貸借契約でありますので、仕様に書いてあるとおり、賃貸借の負担にて行うことと考えてございます。  ただ、警備につきましては、その警備方法によってかかる費用も異なりますので、本施設に適した警備を検討する中で、費用面も考慮していきたいというふうに考えているところでございます。 134 ◯平岡コミュニティ文化課長 それでは、集会施設の休館日の関係でございます。  集会施設の所管としましては、今回の件につきましては、当然として協力する立場にあるというふうに考えておりまして、委員からご質問いただいた件につきましても、一定検討を要するものというふうに考えているところでございます。  しかしながら、現状を申し上げますと、施設運営側としましては、維持管理に必要な点検などを行う時間というのが一定必要でございまして、休館日はそういったものに当てている現状がございます。  そういったような事情があることに加えまして、今回、仕様にもお示ししたように、利用率の高低差はありつつも、全てがご要望に沿える日とは限らないまでも、空き時間としてはある程度の余力は現状の施設の状況の中でもあるかなというふうに思っているところでございまして、今回、このような一覧にて、まずは情報提供をさせていただくこととしたところでございます。  委員からのご提案につきましては、現時点ではご意見として伺っておきたいと思います。 135 ◯前島公民館長 公民館の休館日を減らすというご提案ですが、公民館といたしましても、まだ法定点検あるいは定期清掃、また全分館集まって休館日に事務打合せをしたり、また、企画実行委員の皆さんと打合せしたり、また、広報紙の編集なども行っている状況がございます。休館日でないとできないこともありますので、一つのご提案で、一つの方策だというふうには思うところではありますが、維持管理、また業務的にも難しいということで、現段階では休館日を減らすということは考えていないところでございます。 136 ◯渡辺(大)委員 保留になりましたところは、また日を改めて伺いたいと思いますが、今、ご答弁いただいたところで、こういった時間帯ですので、意見と要望だけで済ませたいと思います。  まず、面積で、300がアッパーだということであります。  あと、ちょっと検討してみていただきたいのが、柱が、いわゆる点検対象物ということで、取り込むのに一定の支障があるのかもしれないんですが、KO-TOもそういうふうになっているということでありました。ただ、ちょっと、やはり普通のマンションもそうなんですけれども、角が多いというのかな、後日使い勝手が悪いということが、レイアウトするにしても、いろんな使い勝手の悪さというのか出てくると。今回は福祉共同作業所さんの暫定使用ですけれども、その後、またいろんな用途で転用されていくと思うんですが、そういうときのことなども少し視野に入れて、これはJRとの調整になると思うんですけれども、柱も中に取り込んで、なるべく余りでこぼこしないレイアウトにできないであろうかと。もし可能であれば検討してみていただきたいと。面積は分かりましたが、この形というんでしょうか、形状、これはもし工夫の余地があれば少しJRと交渉してみていただいて、将来にわたって利用しやすい、レイアウトしやすい形に整理をできるように、ちょっと当たってみるだけでも当たってみていただきたいということは要望しておきたいと思います。  それから、警備の件も、これ、私も分からないんですよ、どっちが安いのか。ただ、一般論的に言うと、例えば指定管理ではないにせよ、福祉共同作業所は。ただ、やはり例えばそこの運営委託するところで別途発注で警備のことを受託した場合とか、あるいはシルバーを使うとか、あるいは遠方監視でやるとか、何かそういう、現状、小金井市がやっているようなもので警備をやった方が、もし安いのであれば、やはり少しでも安いものを選択していくということは大事なのかなと思っていますので、今日の段階では数字のない中での質疑でありますので、これは担当におかれて、業者なんかともどういう根拠で出てくるか、数字をよく見比べていただいて、安い方をなるべく選択していただきたいということで要望しておきたいと思います。
     それから、所有権移転後の件で、一応、今、市長の方からもご答弁いただいて、基本は市政センターだということで、そういう流れでずっと来た経過は、当然私も存じ上げております。ただ、何といったらいいんでしょうね。世の中の状況がどんどん進んでしまったと言うべきでしょうか。庁舎の位置は蛇の目ということで、基本的には定まっている上に、コンビニでほとんどの用事が済むような時代になってきていると。さらには今般のマイナンバーというようなことでありますので、そういういろんな客観情勢を踏まえて、改めて東町、梶野町の方々などの意向を把握する必要があるかなと。  私、いろんな人と話していると、例えば駅前図書館というんでしょうか、ちょっとそういうようなものを非常に要望される声も聞きます。もし駅前図書館ができると、多分武蔵小金井駅利用者も途中下車して東小金井駅前に降りたりするということもあり得るんではないかというふうに商店街の人なんかは言っていたりもするんですね。分かりません。何がいいかは余りここで断定的には申し上げないんですけれども、要するに、昔、そういう話だったということで、東小金井駅の市政センターの話は、何かそのために寄附してもらった土地を市が勝手に売り払って現金にかえてとか、いろんな陳情書なども出たことがあって、調べようもないわけなんですけれども、陳情者、飯田さんという方でしたかね。もういろんな陳情が出てきましたよ。何でそれで寄附してもらった土地が転売されているんだとか言って、是非、教育長と副市長も、興味があれば古い陳情書を見てください。とにかく私も、何が本当で何が本当ではないのか分からないような話があるんですが、ただ、言ってみるならば、当時と随分状況が変わったなということですよね。多分それは市長がよくご存じのとおり。そういう中で、東町と梶野町の方々の今日的なニーズを読み誤ることなく、柔軟に対応していただきたいというふうに申し上げておきたいと思います。  それから、公民館や集会施設の休館日の件でありまして、集会施設の方は、今、コミュニティ文化課長の方から、当然、今回の福祉会館の移転に当たって協力する立場にあって、検討を要するものということでご答弁を頂いたところです。いろいろ大変な面はあると思うんですけれども、お願いしておきたいのは、基幹的な公共施設が、5年間以上になるかもしれませんが、にわたって閉鎖される非常事態だと思っております。ですから、それにやはり対応してどこまでできるか。ただ、最低限の品質維持はありますよね。掃除しなくていいわけではないので、それは分かっているんですが、でも、早朝からかかってもらって、昼までに終わってもらえば、午後は貸せますよね、例えばですよ。そういういろんな工夫をして、何とか迷惑が多方面に及ばないように、借りられる時間枠を増やしていくと、こういう工夫は是非前向きに取り組んでいただきたい。  あと、公民館は直接的に、公民館本館が閉まるわけでありますから、既存の公民館の方も、これも非常事態だという認識は持っていただいて、平時の話をしているわけではないんですね。なので、公民館の各分館で、本館が閉鎖されるというこの影響をどれだけセーブできるか。もし公民館だけで吸収できるなら、集会施設の方までは影響が及ばないわけなんですね。それぐらいの緊張感を持ってやってもらいたい。  ただ、結果的にニーズがないのに開けてもしょうがないと思っているので、福祉会館の定期利用団体その他と十分にどのようなニーズがあるのかを把握していただいて、大分、今、福祉保健部の方でその調査を進めていただいているようですから、そことも連携して、なるべくそれをうまく吸収して、迷惑かけないように、会の存立に影響を与えるようなことにならないように、是非十全の配慮、緊急事態との認識を持っての配慮をお願いしておきたいと思っております。  以上、1件、要望です。 137 ◯中山委員長 どうもありがとうございました。  ほかにございますか。 138 ◯森戸委員 1点目は、17ページの基幹系システム、23ページの住民基本台帳であります。何人かからも質問がありますが、一つは、基幹系サービスについてなんですが、何が対象になるのかと資料要求したら、こんな資料を頂きまして、もうちょっときちんと言えばよかったかなと思ったんですが、市町村長に関わる、1表、2表ですね、何をカードの中に入れるかということで提出をしていただきました。  これを見ると、児童福祉法による障害児通所給付費から、保育所における保育の実施若しくは措置又は費用の徴収に関する事務であって、主務省令で定めるものとか、身体障害者福祉法による障害福祉サービス等々、市町村長が行うべきカードに盛り込むものというのが相当数あるわけです。  小金井市は、基本的に今考えていらっしゃるのはどういうものをこの中に取り込もうとしているのか、その点、1点伺います。  それから、2点目は、やはりマイナンバー制度で一番皆さんが不安に思っていること、一番怒りに思っていることは、なぜ国に12桁の番号を付けられて管理をされなければならないのかということと、自分の情報がどこかに漏えいするのではないかという不安があるわけです。  現状、安全対策としてはどういうふうになっているのか。これは担当者がID、パスワードを持って管理をするということになっているわけですね。例えば国民健康保険、それから市民税とか、子育てまでいったら子育て、こういうところがIDと暗証番号で情報を開いたり、閉じたり、更新したりとできるようになると思うんですが、そこのチェック体制はどういうふうになっているでしょうか。その点、確認をお願いします。  それから、マイナポータルの話は出ていないか。マイナポータル制度で始めるということで、これはインターネットで自分の情報がどう使われているかを把握することができるわけですが、これはインターネットを活用していないと分からないと思うんですね。その点は、来年の1月からこれは始まると聞いているんですが、パソコンがない方はどういうふうにしたら調べられるんでしょうか。その点について伺います。  それから、25ページの福祉会館問題です。保留になったところは保留として、また別の機会ということになるんですが、一つは代替施設の問題であります。厚生文教委員会でも様々な提案がされていまして、まだそう日数はたっていないと思いますが、厚生文教委員会で提案された内容がどういうふうに進んでいるか、もし進んでいることがあれば教えていただきたいと思います。  それと、私が提案をした都民住宅、都営住宅、これは一般の市民も自治会の管理者のところに連絡をとって借りられるようになっていると思います。それで、その辺りの情報を、是非自治会さんとかにも、また管理組合さんにも、ちょっと実情を伝える文書などを出して、できればお借りする方向で、借りられる状況を作っていただきたいと思いますが、いかがでしょうかということであります。  それから、2点目は、公共施設全体をどうしていくのかということであります。あそこを立地条件として、市が行政決定するに当たってどういう検討がなされたのかなということはあると思うんですが、今後、小金井市が取り組まなければならない事業として、中間処理場用地を取得する問題や、それから東小金井駅のまちづくりの事業用地の取得、図書館の改修工事とか、シルバー人材センター事務所、これは今回福祉会館の中に入れていくんですかね。また、東小金井駅の市政センター、それから、蛇の目工場跡地にあるリサイクル事業所、第一小学校、南小学校、児童館、婦人会館、あと本庁舎ですね、もろもろの公共施設の課題があると思います。  そう土地がたくさんあるわけでない、そして財源的にも裕福とは言えない小金井市が、緊急の課題から解決をしていかなければいけないという現状だと思うんですが、全体的な公共施設について、改めてこういう課題についてどういうふうに解決のプロセスをとっていかれるのか伺っておきたいと思います。  それから、三つ目に福祉会館問題で、隣地との関係なんですが、福祉会館を本町暫定用地で建設をするということになれば、当然隣地マンションの耐震化等を含めて、隣地マンションも検討することになると思っていて、これも3年なり4年の間の中で解決をしていただかないといけないのかなと。そうしないとマンション居住者の不安もあると思います。その点で、今朝ほどの答弁の中では、簡単ではない課題があり、マンションの建替え等の円滑化に関する法律による対応など様々な検討がなされているということだと思うんですね。  今日、私たちのところに来ている要望書の中でも、建設予定地で福祉会館の単独建て替えを行うと、都市計画等に及ぼす影響や、隣地マンションの建て替え不可能となるということが言われているわけですね。その辺り、きちんとどういうふうに解決していくのかということは、道筋を付けていかなければいけないところがあるのかなと思います。  福祉会館を建てても、都市計画の様々な建ぺい率、容積率等々、変更することができるのかどうか、一般的で結構ですので、一つの街区の中で建物が建ったと。もう一つあるけれども、やはりもっと容積率を上げなければいけないということになったときに、全く不可能なのかどうか、その点のお答えを頂ければと思います。  それから、40ページの福祉会館建設、共同作業所の仮移転、これは4ページの債務負担行為なんですが、先ほどの話の中で、何だか市政センターを作るのか作らないのか分からないとかいろいろあったんですが、窓口業務についてはどうかということで、(「作るのが基本だと言っていなかったっけ、市長。作るのが基本だと市長は言っているんです」と呼ぶ者あり)基本だって、いや、そういう発言をした方がいらっしゃるんだけれどもという、基本になるのは市政センターだということなんです。  マイナンバー制度ができて、コンビニ交付ができるからいいとおっしゃるんですけれども、コンビニ交付以外のいろんな手続があるわけですよね。マイナンバーもICカードをもらうには市役所まで行かなければいけない、本人確認が必要だということからすれば、やはりそういう相談窓口というか、発行業務を市政センターで行うとか、出産届や妊婦の届出とか、市役所の窓口業務はたくさんあるわけで、単に住民票や、それから戸籍謄本とか、そういうことだけではないわけです。したがって、私は窓口業務は基本的にもう少し、3年間あるわけですから、検討していただけないかと思います。  本来、総務企画委員会に市政センターの早期設置を求める陳情書が出ているにも関わらず、陳情者にも話をしない中で、この場所を共同作業所として設置をするんだという行政決定をされたのは、私は本当に不誠実だなと思っていて、その点からすれば、陳情もかかっているということがありますが、やはり窓口業務はしっかりと検討する方向でお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか、伺います。  次に、33ページの栗山公園健康運動センターの工事であります。それで、工事をしていただくのはいいんですが、あそこの管理をどうするかなんですよね。  おっしゃったように、水防との関係で、湧水を流しているということがあるんですが、以前は、設置された当初はあの池はきれいで、夏になると子どもたちがあそこで水遊びができたんですよ、市長もご存じのように。ところが、O-157の問題が出て、水は使えないよという話になってストップになった。でも、あの池になる北側の方はとても清掃が行き届いていないというのがあって、非常に汚い状況が続いているときもあったんですが、私は、あそこは本当に子どもたちの遊びの場になっていて、池をやめて水を流して、子どもたちが遊べるようにすべきだと。(「埋め立て」と呼ぶ者あり)埋め立てではない。池、水を流して、子どもたちが遊べるようにすべきだと。  本当に奇特な方がいらっしゃって、市長もよくご存じの方なんですけれども、お掃除をしていらっしゃるんですよ。本当に私も一緒にやらなければなと思うときがありますけれども、(「お医者さん」と呼ぶ者あり)そうなんです。今日もやっているよと言って、きれいに池を掃除してくださる、本当に大切な市民の方がいらっしゃいまして、そういうことで言うと、やはり掃除をしたけれども誰も使っていないみたいなことにしない方がいいのかなと思うところもありますし、その点で、是非今後、使い方について検討していただけないかということを要望したいんですが、いかがでしょうか。  最後に通学路の防犯カメラです。次のことについて要望しますが、市の見解を伺います。  一つは、本来なら設置に当たって第三者機関を設けて事前に協議を行うべきではないかと思いますが、今後そのようなことは考えないのか。  それから、2点目に、防犯カメラについては、設置者及び連絡先の明記をされるのかどうか。公道につけた、教育委員会が管理する防犯カメラなんですが、顔画像など、ほかのデータベースと自動的に照合して、特定の個人を識別する機器などを用いることがないようにしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。  そして、4点目に、任意の警察への提供はすべきでないと。令状をもって警察に提供するんだったら分かるんですが、任意では行うべきではないと思いますが、いかがでしょうか。  それから、5点目に、刑事訴訟手続の中で弁護人側が求めたときには速やかに映像が提供できるのかどうかです。誤認逮捕とかの中で、この市民の方々からいただいた要望書の中にもありましたけれども、冤罪で300日ぐらい拘留されるということがあって、弁護士を通じてもう一回カメラを見たら、実はその人が犯人ではなかったということなどが分かって、冤罪を免れたという例もあって、そういう点ではきちんとした運用やルールを作っておく必要があると思いますが、防犯カメラの条例との関係にもなってくるんですが、今言ったようなことについてどのように考えられるのか、見解を伺っておきたいと思います。 139 ◯片山委員 マイナンバーの関係でちょっと関連したいと思います。  通知カードの送付についてなんですが、10月5日からいつまでかかるか分かりませんが、送付されるわけなんですけれども、こちらについては、受け取り拒否をした場合はどのようになるかということをちょっとお伺いしておきたいと思います。また、住民票には、これは記載されるのか、希望したら記載するのかということをちょっと確認したいと思います。また、証明書等、そういった住民票等を持って対応できるのかという確認。そして、また、個人番号カードについては、申請した場合、初回無料かと思いますが、そうやって通知カードがない場合でも初回無料ということでよろしいかという確認をしておきたいと思います。  あと、防犯カメラについても関連をしたいんですが、こちらについては、昨日の総務企画委員会の中では、市長もパブリックコメントの回答についての、かなりいろいろと不手際というか不備があるというか、丁寧ではない回答ではあったということを認められたことがあったかと思います。そして、市民からの要望書についても、こちらについて、説明の、どういうふうにできるかということについては、これはこれから検討するというようなことだったと思うんです。教育委員会と相談しながら学校でやるのかどうするのかということがあると思います。これは学校の保護者だけではなくて地域にあるものなので、是非とも地域に開かれた形の説明会をしていくべきだと私は思うんですが、昨日の今日ということで、学務課との調整がされていなかったのかもしれないんですが、先ほどの学務課の回答としてはそういった説明会ということは視野に入っていなかったと思うんですが、市長答弁が昨日あったということで、これは今後調整されるというような解釈でよろしいんでしょうか。  また、昨日きっちりと確認を、私、最終的にしていなかったのであれだったんですが、パブリックコメントの回答については委員会の方で協議してほしいというような、そういうお話で終わられたんだと思ったんですけれども、委員会の資料として出たということはあるんですが、私はパブリックコメントの9番以降の回答について、一括されたところについて、でも、昨日、個々に答弁は出たわけなんですよね。そちらについての補足した回答についてを、どのような形で公表していくかということについては、もう一度この場でも少し確認をさせていただければと思っております。 140 ◯中山委員長 ご答弁をお願いします。 141 ◯今井企画調整担当課長 マイナンバー制度に向けての、今後の市の取組についてのお問い合わせかと思います。  本市では、平成19年12月から行政の簡素効率化及び市民の皆さんの利便性向上のため、基幹系システムを導入し、市民の皆さんからの申請や届出を通じて収集された個人情報をコンピューターにより記録処理を行っているところです。  つきましては、既に導入している、この基幹系システムにより得られている庁内連携機能を最大限発揮できるよう、庁内連携に関わる部分に限定して所要の事務を進めてまいりたいと考えているところでございます。  つきましては、本市ではマイナンバー制度の安定した運用が確認されるまでの間につきましては、法定利用事務による個人番号カードの利用に限定する考えです。福祉、保健もしくは医療その他の社会保障、地方税、または防災に関する事務に限り、独自で条例を定めることにより、本市独自の個人番号利活用も可能となるところではございますが、現時点においては、市民の皆さんへのサービス低下を招くことがないよう、国や他地方公共団体との動向を注視し、情報の収集、研究に努めてまいりたいと考えてございます。 142 ◯菅野情報システム課長 それでは、森戸委員の2点目のご質問です。担当者がID、パスワードをどのように管理しているかということでございますが、板倉委員のご質問でもお答えいたしましたが、本市のマイナンバーに関わります業務は、基幹系システムを利活用していくこととなってございます。システムの利用に当たりましては認証を必要としておりまして、委員ご指摘のとおり、IDやパスワードが必要となります。これらの管理につきましては、当課、情報システム課の方で現在管理をしているところでございます。 143 ◯松井市民課長 片山委員の関連で、マイナンバー、通知カードの送付の受け取り拒否をした場合はどうなるのかというご質問を頂いております。  受け取られなかった場合は、送付元である市町村へ戻ってまいります。返戻の際も受け取られなければ一定保管された後、廃棄となります。  住民票には個人番号が選択性で記載されるのかということですが、個人番号入りの住民票を請求していただくと、住民票にも記載されることになります。  基本的には、通知カード、もし受け取られなかった後に再交付は可能でございますし、個人番号入りの住民票を取得していただければ、番号は知ることはできるということでございます。  通知カードがなくても、個人番号カードの交付は初回無料なのかというご質問を頂きましたが、通知カードのあるなしが有料、無料に影響するということは特段ございません。 144 ◯中山委員長 企画調整担当課長、答弁漏れ。 145 ◯今井企画調整担当課長 マイナポータルに関するお問い合わせを頂いてございます。答弁が漏れまして申し訳ございません。  こちら、パソコンのない人は使えないのではないかという趣旨のご質問かと思いますが、今、総務省等で展開されて、QアンドAにおいても、パソコンを使用していない方については、役所等の主要な端末でご覧いただきたい旨のQアンドAが示されているところでございます。ただ、本市といたしましては、現在、このマイナポータルの使用に関するものというのが明確に示されている状況ではございませんので、それについての整備方針等は持ち合わせていない状況でございます。  なお、この部分については、平成29年1月から制度運用開始というスケジュールは伝わってきており、一定の画面等についての案が国のホームページ等で示されているところまでは確認しているという状況でございます。 146 ◯関地域福祉課長 それでは、福祉会館の仮移転の状況についてでございます。先日10日の厚生文教委員会におきまして、一定、仮移転の状況について報告させていただきました。その後、目に見えた形で何か進んでいるわけではないんですが、ただ、本日、資料としてもお出ししてございます、団体さんの代替場所としてご案内するための小金井市の集会施設、これはコミュニティ文化課に協力いただきまして作成いただきましたものと、あと、公民館の配置につきまして、これは早々に定期利用団体等さんにお送りする、今準備を進めていますので、これは早急にお送りしたいというふうにご報告させていただきます。  あと、それ以外の、今日、森戸委員からも、先日、厚生文教委員会でも、都民住宅等、いろんなご提案を頂いたと思ってございます。あと、ほかの委員からも質問というよりも提案という形でいただいたのかなと思ってございます。  事務局としまして、市内にこれだけある集会施設をまずご利用いただくというところで、まずやっていきたいなと思ってございます。あと、段階的に使える場所もあれば、それも利用できるのであれば利用させていただくような形で、段階を踏んで、まずは集会施設をご利用いただくということで、事務的に進めたいと考えているところです。 147 ◯水落企画政策課長 では、山積している課題解決に向けた考え方ということでございます。課題解決に当たりましては、多額の財源が必要となることは認識しているところでございまして、現在策定中の後期基本計画、またその財政的裏付けとなります中期財政計画の中での対応、また、こちらも現在策定中でございますが、公共施設等総合管理計画等を踏まえた対応等も考えられるところでございます。  課題解決に向けて、必要に応じて市民参加も活用しつつ、計画的、総合的な視点で取り組んでまいりたいというふうに考えてございます。 148 ◯北村まちづくり担当部長 6点目だと思いますが、新福祉会館の隣地の関係、その中で、建て替えにおいての都市計画についてというようなご趣旨のご質問かと思ってございます。本日答弁をいたしましたが、まず、耐震につきましては、耐震補強工事、それから建て替え、それからマンション建て替えによる敷地の売却制度等々、様々な方法、手法等の可能性というのは、本日答弁をさせていただいたとおりかなと思ってございます。  私どもといたしましても、所有者の方におかれましては、様々な手法を多角的に検討するのに併せて、種々の課題の解消につながるようにというふうに思っているところでございまして、それに併せての支援というのを精いっぱいさせていただきたいと思っているところでございます。  その中で、所有者さんのご検討が進む中で、具体的に建て替えでの方向性というご検討が進むということであれば、都市計画に関しましては用途地域等を変更するということであれば、これは都市計画課の方において、市の用途地域等の指定方針等々がございます。そういうのに照らしてということになると思ってございますが、それに併せての協議ということになるんだろうなと思ってございます。 149 ◯東山都市整備部長 私の方から、用途地域の変更について答弁させていただきます。  用途地域等を変更するにつきましては、小金井市の用途地域に関する指定方針及び指定基準に基づき目標とするまちづくりの実現に向け、地域の特性に応じた政策誘導型の土地利用を推進するため、誘導すべき政策課題を地区計画等で定めるとともに、道路等の整備状況や市街地開発事業との進捗状況に応じて変更していくことになってございますので、まちづくりの具体化に併せて検討することになるものと考えております。 150 ◯今井企画調整担当課長 それでは、市政センターの今後の窓口機能の検討についての市の見解ということでございます。  私どもの方、庁内検討委員会を設置して以降、全庁的なニーズの紹介並びに他市における高架下活用事例、駅前複合機能事例等、調査を進め、検討も重ねてきたところでございます。  また、JR東日本からもご意見をお聞きするタイミングがございまして、市民、駅利用者、施設周辺関係者の3者が利益を享受できる機能や、利用者が恒常的に訪れる機能、区画整理事業後の状況を推測し、必要とされる機能など、三つの要件等を備えるのがよろしいんでないかというようなご助言もいただいたところでございます。  こういった助言内容も踏まえまして、今後もしっかり適切に検討してまいりたいと思います。 151 ◯大関環境政策課長 栗山公園健康運動センターの修景池の質問でございます。この池の位置付けは、都市公園法の修景施設となってございます。  委員から、子どもが遊べるようにできないかとのご質問でございますが、午前中、白井委員のご質問にもお答えしましたけれども、消防法による消防水利に指定されていることや、これは以前にもお答えしたと思うんですけれども、やはり水質の管理の問題がございますので、遊べるようにということは、現状、ちょっと禁止をさせていただいておりますので、ご理解をいただきたいと思います。 152 ◯鈴木学務課長 それでは、森戸委員からのご質問にお答えさせていただきます。  初めに、第三者機関の設置についてのご質問でございます。現在、第三者機関を新たに立ち上げるという考え方は持ってございません。ただ、昨日もちょっと答弁させていただきましたけれども、現在、通学路安全点検ですとか、今、小金井市健全育成推進協議会というものが設置されてございます。ここの中で、防犯カメラの関係について、小金井市の子どもの安全確保についてという、所管しているところもございますので、関係課と調整しながら、そういったところでお話をさせていただければなというふうに考えております。  それから、表示の関係で、連絡先等を出すのかというご質問がございました。防犯カメラの設置に当たりましては、プレートを設置する形を考えておりまして、防犯カメラ作動中ですとか、そこの中には、小金井市教育委員会という文言も入れる予定でおります。  それから、顔認証システムのような防犯カメラを付けるのかというご質問でございます。顔認証システムという、そこまでのシステムになっているものを設置する予定はございません。  それから、捜査機関や弁護士の方からの任意の要求に関しましては、文書による要請のものという形で考えております。  それから、今後、そういったルールづくりとかということでご質問があったかと思いますけれども、今現在、要綱の作成を行っているところですので、その中に漏れのないような形で要綱を作成していきたいと考えております。 153 ◯吉田地域安全課長 パブリックコメントの件でございます。昨日ご指摘がありまして、確かに丁寧さに欠けていたのかなというところで、他市の状況なども確認させていただきまして、反省しているところでございます。  今後につきましては、今回答を作ってから、その後、どうするかというところもあるんですが、一応、ホームページ等で皆様に周知できればと思っております。その予定で進めていきたいと思っております。 154 ◯稲葉市長 教育委員会と協議して、保護者の方々もどういう要望を持っているかということを総合的に判断して教育委員会と相談させていただきたいと思います。 155 ◯森戸委員 マイナンバーについてですが、何をカードに入れるか、まだ決まっていないということですよね。法定関係は入れるということなんですが、これ、入れるんですか、全部。介護保険、それから、後期高齢者医療、身体障がい者に関わる様々な手続とか、老人福祉法による福祉の措置、費用の徴収、母子保健法による保健指導、新生児の訪問指導、健康診査、妊娠の届出、母子健康手帳の交付、妊産婦の訪問指導、低体重児の届出、未熟児の訪問指導うんぬんと、相当ありますよ。これ、全部入れ込むというのは相当大変ですよね。  今後どういうふうになっていきますか。条例、この利用に関する何らかのものを作るということになっていくと思うんですが、その点はどういうふうに考えているか。国や他の自治体の動向を考えてということなんですが、基本的なものでいきたいというのが小金井市の意向だということでいいかどうか。ちょっとそこも含めて確認をさせてください。その基本的なものが何なのかがよく分からないので、どこまでを言っていらっしゃるのか伺いたいと思います。  それから、基幹系システムは認証制度になっていて、情報システム課で管理をされていると。パスワードなどは、同じ方がずっと持っていることになるのか、今、私たちもいろんな登録をしている者などは、パスワードを変更してくださいというのが出たりするんですけれども、各課のパスワードの管理はどういうふうになっているのか。人為的なミスによって情報が漏えいされることが多いと言われているわけです。小金井市の職員に悪意のある人はいないと思っていますが、しかし、たまたまその方が、そのパスワードを使って何かをしたといったときに、基幹系システムからもう一つのシステムに移ったといったときに、情報の方に移ったとしたら、きちんと管理ができるのかどうか。その情報がストップできる状況になっているのかどうか、そこの確認をお願いしたいと思います。  それで、マイナポータルについては、PCを持っていない方は市役所の端末でできるということなんですが、市役所に来てもらって自分がどう使われているかという申請を出してもらって、それで確認するということですよね。しかし、そのことは、そういうことで見られるということについての、市民へのPRはどういうふうにされるでしょうか。  例えば、今回一緒に番号を送るときに、あなたがどのような形で情報が使われたかは、市役所のどこどこの課に来てご覧いただけますとか、そういうことになっていくのかどうか。その点について確認をさせていただきたいと思います。  それから、福祉会館ですが、段階的にというのは分かります。例えば、今後、来年4月からということになると、2か月前として、来年の2月ぐらいから集会施設の応募をすると。しかし、やはり当たらなかったと、うまくいかなかったと、福祉会館の代替施設としてやったけれども、だめだったというときには、きちんとその苦情を聞いて、次に進めるようにしていただくという意味で、段階的にやるんだということなのか、その点はどういうふうに捉えたらいいんでしょうか。  もう紹介したんだから終わりだというふうにしないでいただきたいと思いますが、その点、どうでしょうか。  それから、山積する課題についてですが、計画的、総合的に策定していきたいということなんですね。福祉会館については、本町暫定用地で建設をするという方向性は、私はある程度確定をしていかないと前に進んでいかないと思うんですよね。そうしないと、例えばシルバー人材センターの事務所、中間処理場の西側にあって、あれをこっちに持ってこないと、中間処理場全体もどうなるのかということに影響するんですよね、これは。そういうことを含めて、もう少し、本町暫定用地でやらなければいけない理由を、分かりやすく、なるほどと思う説明をしていただけないでしょうか。  あとの、例えば図書館とか、公民館本館などについては、いろんな考え方があると思うんですよ。まだ、一定時期があるので、市役所と一緒にやるのか、それとも誰かがおっしゃっていた、福祉会館の跡に作るのか、そういう検討というのはもうちょっと期間を持って検討できると思うんですが、福祉会館はそうではない。仮移転はされましたけれども、そうではないと思いますので、ちょっとその辺りをもう少し分かるように説明をお願いしたいと思います。  それから、都市計画との関係ですが、分かりました。用途地域の指定方針に基づいて、一定建て替え計画が進む中では、変更の協議もあり得るということで答弁いただきました。したがって、福祉会館が作られたから、都市計画、全く変えられないということではないよということでよろしいでしょうかね。そこは確認をさせてください。  それから、市政センターの問題ですが、JRとの関係でも市政センターとして活用するということが約束だったわけで、恒常的に市民が来られる状況を作るという点では、やはり窓口業務がある必要があるし、若い方はコンビニでできるではないかと言われますけれども、私も若い方だと思いましたけれども、コンビニでマルチ何とかというのを使って住民票ではないものをやろうとしましたけれども、何だこれだと思いながら、3回か4回やらないと私もできなかったですよ。それは簡単にできるシステムなのかもしれませんけれども、やはり困る人もいるわけですから、蛇の目跡地に市役所を建設するからいいんだという方、いらっしゃいますけれども、そういうことだけではない問題もあります。CoCoバスを通していただくんだったら、15分に1本ぐらいのCoCoバスが通ればまた別かもしれませんけれども、そうもならない状況があって、しかも駅前にあることが私は大事だと思っていて、そういうことで市役所の出張所が駅前にあるということで、皆さん合意してきたわけですよ、ここまで。したがって、是非市役所出張所の窓口業務含めて検討をお願いしたいと。市民課は嫌だよというか、やらないとおっしゃっているんですが、市民課、是非検討していただきたいんですよ。市民課だけではないんですよ、これは。いろんな課が関わってくるので、是非お願いしたいということを要望しておきます。  栗山公園健康運動センターはいろんな経過がありました、市長もよくご存じのように。あそこまで来ているわけですけれども、大変でしたけれども、結局、池なのか、水遊びなのか、よく分からないんですよ、あの位置付けって。深みに行けば池だし、行かなければ遊べるなと思うところで、非常に中途半端なんですよ。あそこでザリガニがとれると絵を描いてチラシで配った議員の方もいらっしゃいましたけれども、そんなことはとてもできないわけで、その点から言えば、栗山公園健康運動センターのあそこのところはほかの市の子育て世代が遊びに来るんですよ、武蔵野市とかね。どこも遊ぶところがなくて、ここは木陰があって遊べていいんですと遊んで帰られるんですよね。だから、その点から言えば、一つの非常に市が自慢してもいい公園だと思うので、是非そこは今後検討していただきたいということを要望しておきます。回答は禁止だって課長はおっしゃったので、そんな冷たいことを言わないで、是非。禁止ではなくて、遊んでもいいよというぐらいにしていただけないですかね。だって、深みにはまるところは柵ができているではないですか。だから、子どもたちはあそこ以上には行けないわけで、あそこの、(不規則発言あり)中、入っています。そうか。(「うちの子、落ちました」と呼ぶ者あり)そうですか。そういう点では、もう少し安全対策をしっかりしながらやるべきではないですか。(「遊べばいいのか、入ってはいけないのか、どっちかにして」と呼ぶ者あり)すみません。安全対策をやって、遊べるようにしていただきたいということです。  次に、通学路の防犯カメラの問題です。当初、冒頭の中でも議論がありましたけれども、必要性はどこにあるのかというところは、相当やはり慎重に検討する必要があると思います。犯罪が本当に起こる場所なのかどうかということですよね。渡辺(大)委員もおっしゃったように、第一小学校のOKストアのあそこって、犯罪が起きるのと。いや、あれはちょっと無理筋だなとか、個人的にはいろいろ、今日出された資料で思うところはあるんですけれども、それは地元からいろんな要望が出ているかもしれないけれども、やはり普通の市民を映すことになるんだということからすると、やはりもっと慎重になっていただきたいし、第三者機関は私は必要だと思いますね、そういう意味では。  周辺の住民に聞いて合意がとれればできるのが一つの条件になっていますが、周辺の皆さんは、多分いいと言う方は圧倒的に多いんだろうと思うわけです。しかしそこにプライバシーの問題を入れると、なかなか難しい状況も出てくると思いますし、やはり第三者機関を今後検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。  それから、プレートは分かりました。是非そこに市役所の電話番号を書いていただきたいと思います。例えば自分が映っているけれども、それがたまたま出てしまったといったときに、誰に意見を言えばいいのか、苦情を言えばいいのか分からないということがありますので、是非連絡先を、小金井市教育委員会だけではなく、電話番号も含めて入れていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。  3番目の、顔認証を設置する予定はないということで、分かりました。受け止めておきたいと思います。  それから、捜査の刑事上の手続、刑事罰、刑事手続に利用する場合には、目的以外に収集、保存、利用、第三者提供をしないということや、それから、証拠として利用する場合は刑事手続が終了するまで保存し、弁護人の側も見られるようにしていただきたいというふうに思うわけです。その点は、文書による何とかとおっしゃったんですが、よく、(「要請」と呼ぶ者あり)要請を出してもらってということなんですかね。  最近よくあるのは、防犯カメラに映ったのが、テレビでずっと放映されるというのがありますよね。それは認められるんですかね。結構出ていますよね。もちろんマスキングをして出しているところもありますけれども、周辺が分からないようにするとか、歩いている人の顔が分からないようにするとかありますけれども、そういうことに利用されても構わないということになっていくのか、その点、確認をさせてください。 156 ◯片山委員 マイナンバーの関係ですけれども、通知カードについては受け取り拒否をした場合でも、これは一定の期間は市町村に戻って、そのうち廃棄するという、一定の期間、どのぐらい保存になるんでしょうか。ちょっとそれを確認しておきたいと思っています。  そして、実際受け取らない、受け取れない場合もあるわけなんですが、その場合でも、住民票、この選択性では記載されるということなんですが、選択性の場合、何か値段が変わったりとかするんですか、もしかして。それは大丈夫でしょうか。住民票取得の場合に、何か手数料が変わるのかどうかということだけ確認をしておきたいと思います。  そして、ただ、住民票の、番号か分かるということではあるんですが、実際番号が分からなくても、各種申請書等について、市役所が扱うものについては、こういった記載がなくても受理するということが一般質問で答弁があったと思いますけれども、もう一度そちらについて確認しておきたいと思います。  ですので、実際、自分が、番号が分からなくても市役所の方では処理ができるということで、確認をしておきたいと思っています。  そして、防犯カメラなんですけれども、パブリックコメントの回答の訂正を早急にされているということで、よろしくお願いいたします。是非ともホームページで見られるようにしていただければと思っています。  また、説明会についても、市長の方からも、教育委員会と相談するという答弁がありましたので、是非早急にこれは検討し、きちんとした開催をしていただきたいと思っています。
     この防犯というか、私は監視カメラだと思っていますけれども、監視カメラを本当に各所に地図でこうやって落としていくと、実際、この地域の方が見たときにどう思うかということを、もう一度しっかり考えていただきたいなと思っています。私の方にも、貫井南町の方に住む方から苦情が来ておりまして、既にこちらの設置については全く聞いていない、とんでもないというような苦情が来ています。  また、前原町の周辺、私、前原小学校の子どもがいましたので、そちらを見てみても、実際、小学校の保護者、また地域の方などに相談というか、いろいろと声は多少聞いていたかと思うんですけれども、実際、校外を担当されているPTAの方が地図に落として、この辺が危険だとか、この辺が何とかだというのは、ものすごくいっぱい、いろんな箇所、きちんと見ているんですよね。そして、そこにどういうふうに、こういった時間に誰かがついているとか、どういうふうに見ていったらいいかというのは、細かくPTA、また地域の方と相談しながら子どもの見守りを考えているわけなので、こうやって、ただ設置を、この場所にすればいいというものでは全くないなというのが、この地図を見て思ったところですので、これは是非地域地域でしっかりと説明、また、意見交換をしながら、本当にこういった場所にこのようなものが必要なのかということについては再検討してもらいたいと思っています。 157 ◯中山委員長 防犯カメラのところは要望でよろしいですか。 158 ◯片山委員 はい。 159 ◯中山委員長 わかりました。  では、ご答弁、お願いします。 160 ◯今井企画調整担当課長 委員ご質問の、別表第1と別表第2についてのご説明からまずさせていただきたいと思います。  別表1というのは、個人番号を利用できる対象範囲を番号法によって定めた事務のことでございまして、こちら、98の事務がございます。代表的なものといたしますと、生活保護の決定や地方税の賦課徴収、介護保険の給付事務などに当たります。  別表2というものが定めておりますのが、個人番号を用いた行政機関の間での情報連携を行う事務の対象範囲となります。こちらが別表2にて定めてございまして、120の事務が示されているところでございます。代表的なものといたしますと、自治体が保有する地方税関係情報、所得や課税情報、また、住民票関係情報、介護保険給付の関連情報となります。こちらについては行政間で情報連携がされるものになってございまして、本市が行っているシステム改修については、他地方公共団体、行政機関から求められるであろう、この120の事務についての連携ができるように整えているもの。また、本市の基幹系システムにおいて既に宛名番号等で情報連携させていただいてございますけれども、個人番号を利用できる範囲の別表1の範疇においての、98の事務に該当する事務について、個人番号を振れるようシステム改修を行っているものでございます。  ついては、個人番号カードにこれらの情報が登載されるということではなく、個人番号カードをご提示いただきますと、本人確認が容易で、我々の事務手続上の書類等の省略化ができるというところになってまいります。ですから、あくまでも個人番号カードに登載される情報が、98の事務、120の事務ではなく、自治体間で行われる連携については120の別表2、私どもの方で、庁内で行うものの事務について認められているものは98の事務ということでご認識いただければと思います。  以上の答弁でよろしいでしょうか。(「これを全部やるという……」と呼ぶ者あり)この法定利用事務についてはしっかり対応できるようにするということと、他の自治体からの情報連携の提供の求めに応じられるように環境整備を整えるというところになります。 161 ◯菅野情報システム課長 いつも以上にちょっと頭がぼーっとして、答弁不十分で申し訳ございません。  パスワードの関係のご質問を頂きました。まず、パスワードにつきましては、これは内部、基幹系ともに、まず利用する職員が設定することになります。パスワードは一定の期間が来ますと変更を義務付けると、変更しなければならなくなっております。したがいまして、その期間満了しますと、パスワードを変更しない限りにおいては利用ができなくなると、内部についても基幹系についても同様でございます。  また、基幹系の方になりますけれども、認証につきましても業務ごとに権限を付与してございまして、必要な業務のみアクセスできるようになっておりますので、全く関係ない業務の部分の閲覧とか、利用することはできないようになってございます。  あと、年金の業務などに携わっていた職員が全く異なる部署へ移動したような場合には、そこで使っていた、認証に伴って必要な方式のものを、一度我々情報システム課の方に返却してもらうことになります。そして、そこで設定されていた権限等、パスワードを初期化します。新たに異動してきた職員には、その課から申請を頂いた上で、認証に伴う必要なものをお渡しするのと同時に、初期化した状態のパスワード、一度当該職員に送り、改めてパスワードを設定してもらうというような対応をしているところでございます。 162 ◯今井企画調整担当課長 マイナポータルの制度運用についての再度のご質問かと思います。私どもの方で、マイナポータルの部分について、詳細について、まだ国から情報を頂いているわけではございません。  ただ、伝わってきている内容といたしますと、スマートフォンや携帯デバイス、パッド式のデバイスなんかになるかとは思うんですが、そういったところでも本人確認の上、個人番号がどのように利用されたのかなどの履歴が見えるようになるというご案内を受けているところではございますが、詳細について、これがどういうデバイスで、どういったブラウザー方式で、どういったセキュリティ権限があってというところまで、細かな仕様をつかんでいるわけではございません。  そういったところの状況が分かり次第、国の方から示され次第、一定の対応は考えさせていただくところではございますし、一定周知されるということになれば、しっかり市の方としても周知をさせていただければと考えているところでございます。 163 ◯松井市民課長 片山委員の関連でございます。通知カードの保管期間でございますが、国の事務処理要領に示されている期間はおおむね3か月とされております。住民票を選択性で個人番号を入れると値段が変わるのかということですが、特段値段は変わらず、窓口交付の場合は300円で交付させていただきます。  答弁、後先になって申し訳ありません。森戸委員の1点目の個人番号カードについて、補足でご説明させていただきます。  ICチップの登載内容でございますが、住民基本台帳事務で利用する情報、カードの券面記載事項と写真、それから署名用電子証明書と利用者証明用電子証明書の2種類の電子証明書、合計4点が標準登載というふうになっております。  住民基本台帳事務であったり、券面記載の内容でございますが、氏名、住所、生年月日、性別、個人番号、券面の写真というのが基本の情報となっております。 164 ◯柿崎福祉保健部長 それでは、福祉保健部関連の、福祉会館の関係でございます。  まず、来年2月ぐらいからという具体的なお話を頂きました。今進んでいる状況につきましては、先ほど地域福祉課長の方はご答弁させていただいたところでございまして、今後、我々としますと、まずは各団体さんと個別の相談をさせていただきたいなという考えでいます。その中で、各施設に配置をさせていただければなということも考えておりますし、具体的に、例えばその中でどうしてもというお話があったときに、公共施設等々がもういっぱいになってしまったなどという、そういった状況も出てきた場合については、今後、やはり個別にご相談をさせていただきながら、終わりだよという話ではなくて、続けて継続的なお話合いをさせていただくような形になるのかなと思っているところでございます。  あと、本町暫定北駐車場敷地になぜしたのかといったような形のご質問だったかなと思います。9月10日の厚生文教委員会でもちょっと答弁させていただいたところではございますけれども、まず、行政決定した場所であります本町暫定施設北駐車場の敷地のところについては、現在地よりも比較したときに、駅からも近く、また、バスの停留所なども近いことから、利用者にとっては当然利便性の向上になるのかなと、高齢者の方ですとか、障がいのある方々が主な利用者になりますので、そういったところでは、駅の近く、それからバスの停留所も近いということで、利便性の向上にはなっているなと考えているところでございますし、また、反対に、駅の利用者の方々が、今後、福祉会館の利用者になる可能性もございますので、そういったところでは、保健福祉に対する周知にも当然つながっていくこととなるのかなと思っております。  それから、現在考えています建設計画案の中で、今回、市内に点在しています障がいのある方々等々の相談窓口機能についても集約をすることと考えているところで、集約すること自体で、利便性の向上にもなりますし、さらに施設が、市の中心地であるところから、更に向上も図れるのかなと思っているところでございます。  また、2025年の地域包括ケアシステムの構築というのが各自治体に求められている中で、現在市の中には四つの地域包括支援センターが、各地区で中心施設として今後も更に機能していっていただくことになりますけれども、その機能を支えるための一つの手段である、ボランティア等による活発な各地域での福祉活動があるかなと考えております。その活動を束ねる中心的な施設となるのが新福祉会館であるということで、こちらも市の中心地に配置するということで、その利便性がまた上がるのかなと考えているところでございます。  それから、もう一つ挙げるとすれば、共生社会の実現に向けて、市の中心地に障がいのある方々が活動している施設を建設するということは、障がいのある方々の日常生活や社会生活を送る姿を通して、一人でも多くの方に障がいに関する正しい知識への取得や理解を深めていただく機会となるのかと考えているところでございます。そのことが日常生活や社会生活における、障がいのある方の活動を制限し、社会の参加を制約している社会的障壁を取り除くための周知にもつながりますし、障がいのある方を含む、市民一人ひとりの取組にもなっていくのかなと考えているところでございます。 165 ◯稲葉市長 本町暫定庁舎、そして北駐車場のメリットということで、今担当部長の方から申し上げさせていただきました。現在の福祉会館は借地であります。年間約1,000万円を支払うということになります。継続していくということになると、かなりの金額になる。建て替え等々を考えると、使わない期間も払わなければならないという、ちょっと難しい問題があります。  今、市が考えている場所に関しては、あの土地は売却ということを考えたときがあったわけですけれども、用途上の問題がありまして、住宅は建たないという形になります。ですから、売却が非常に難しい。マンションが建つんであればそんなに難しい話ではないんですけれども、それで、まだ現在、市有地でもある、それで利用の目的が当面ない。そして売却も難しいということから、やはり公共が使うのが一番いいということで、あの場所を我々は決定したということであります。  他の場所よりも、やはり今の場所にも近いし、担当が申し上げているとおり、交通の利便性等々考えれば、障がいのある方々、高齢者の方々が来るのにも一番適地ではないかなということで決定しております。あそこのメリットというのはそういうところにあるというふうにご理解いただきたいと思います。 166 ◯東山都市整備部長 用途地域の変更、先ほど答弁しましたが、市の用途地域に関する指定方針及び指定基準に基づき地区計画を定めて、道路等の整備状況、市街地開発事業等の進捗状況に応じて変更していくこととなっておりますので、そういったものが進めていかれるんでしたら、まちづくりの具体化に併せて検討するものになると考えております。 167 ◯鈴木学務課長 それでは、森戸委員からのご質問にお答えさせていただきます。  繰り返しの答弁になってしまいますが、新たに第三者機関の設置を現在考えてはおりません。ただ、今回の設置に当たりましては、学校の通学路、一番よく把握している学校、それから保護者、地域の方と学校連携をとっているところなどは、かなり学校の方と調整をして、先日も通学路安全点検の際には、保護者の方からかなり積極的なご意見もいただいているというふうに、学校の方からは伺っております。  今回提出させていただきました、設置予定の通学路の防犯カメラの設置場所についても、ただ単に通学路上に設置するというものではなくて、学校の方、保護者の方、地域の方から、ここは子どもたちにとって必要なんだというところに設置させていただいておりますので、そういったところで今回は学校の要望、通っているというような状況もございます。  あと、プレートの電話番号の関係なんですけれども、今、電話番号まで考えておりませんでしたので、今後ちょっと検討させていただきたいと思います。 168 ◯今井企画調整担当課長 片山委員からのご質問、回答、答弁漏れてございました。  番号記載がなくても市役所で受理できるのかというお問い合わせでございますが、こちらは一般質問の際にお答えをさせていただいているのは、国税庁、武蔵野税務署などの事案をもとにお答えをさせていただいているものでございます。  個人番号の通知カードが届かない場合や、ご自身の個人番号が分からない場合、制度当初の部分は想定されるところでございますので、当面の間はそのような対応も税務署としては考えていると。当然、市としても同様の状況が推察されるところでございますので、同様の措置はとらせていただくことはあろうかと思いますが、基本的には、今後、様式等を定めていく中で、番号記載を求めていく書式については番号を記載していただきたいという状況になろうかと思います。  一切、今後番号の記載がなくても受理するということではないというご認識でお願いいたしたいと思います。 169 ◯吉田地域安全課長 それでは、最後の森戸委員のご質問の防犯カメラで撮影した映像の公開についてでございます。防犯カメラにつきましては、犯罪被害を未然に防ぐ抑止効果が期待されるとともに、その後、事件の早期解決にもつながっているところではございます。よく静止画像であったり映像が報道機関等で公開されているところではございますが、当然、法令等に基づきまして、警察等にはデータをお渡しするような形になると思うんですが、そちらの方から情報が漏れるということはまずないということで答弁しておきたいと思います。  それで、よくそういう報道等で見るということがあると思うんですが、こちらはちょっと私の思いになってくるんですが、確認はちょっとしていないんですが、撮影された方がそちらの方については個人的に提供されているものかなというところで想像はしておるところでございます。 170 ◯中山委員長 よろしいですね。  ちょっと休憩します。        午後7時11分休憩      ────────────        午後7時25分開議 171 ◯中山委員長 再開いたします。  以上で、保留部分を除いた歳出に対する質疑を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 172 ◯中山委員長 ご異議なしと認めます。したがいまして、保留部分を除いた歳出に対する質疑を終了いたします。  お諮りいたします。本件につきましては、現時点での質疑を終了し、保留といたします。ご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 173 ◯中山委員長 ご異議なしと認め、本件につきましては保留と決定いたしました。   ────────────────── 174 ◯中山委員長 次に、議案第45号、平成27年度小金井市国民健康保険特別会計補正予算(第1回)を議題といたします。  本日、部局から資料が提出されておりますので、初めに資料の説明を求めます。 175 ◯本木保険年金課長 それでは、市民部保険年金課から資料の説明をいたします。  国民健康保険特別会計平成27年度繰越金(平成26年度歳入歳出差引額)の主な要因でございます。  詳細につきましては資料をご覧ください。 176 ◯中山委員長 よろしいですね。  では、これから質疑を行いますが、質疑につきましては歳入歳出一括、総括の順序で行うことにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 177 ◯中山委員長 ご異議なしと認めます。したがいまして、歳入歳出一括、総括の順序で行うことといたします。  初めに、歳入歳出に対する質疑を行います。 178 ◯森戸委員 今、お配りしているとおりですみたいな話だったんですが、もうちょっと繰り越し1億6,453万6,000円の、なぜこれが出たのかということについて、担当課として分析をされている中身について伺いたいと思います。  というのは、国民健康保険税、2014年度は増税をされたんですね。増税をされているわけですけれども、当初予算との関係で見ると、現年課税で賦課分で3,566万4,000円の減になっているわけですよね。それで、滞納繰越分で7,401万2,000円の増になっていると。滞納繰り越しでかなり徴収をされてきたのかなというふうに思うわけですが、一方、保険給付で見ると、退職被保険者については保険給付は当初予算額から見ると1億2,360万1,000円増になっています。  退職者を除く部分でも8,747万9,000円の保険給付は当初予算から見ると増になっているわけですね。したがって、療養給付費交付金の減などがありますけれども、もう少し、なぜ増に、繰り越しが出る結果になったのか理解できるように説明をお願いいたします。 179 ◯藤本市民部長 まず最初に私から説明いたします。  本市の国民健康保険の財政運営は平成23年度から実質の収支が3年連続の赤字となっておりまして、平成26年度におきましても、上半期から保険給付費が増大しまして、決算においては4年連続の実質収支の赤字となるというふうに見込んでおりました。また、保険給付費等は年々増加しておりまして、平成27年度の予算編成においても歳入予算に不足が見込められたという状況でありました。  この間も、その中で、平成26年度なんですけれども、主な原因としましては、徴収率が向上したこと、あと、医療費が見込みより少なかったこと等が要因しまして、今回、黒字の決算となったという次第になります。  詳しい内容につきましては、保険年金課長からご説明をいたします。 180 ◯本木保険年金課長 申し訳ございませんでした。説明をさせていただきます。  資料の、まず一番目を見ていただきますと、単年度収支ということで載せさせていただきました。平成25年度は赤字でございましたので、その分マイナス1億3,150万8,000円、平成26年度が黒字になりましたので1億6,453万6,000円ということで、いわゆるプラスとマイナスにはなりますけれども、それらが差引かないものが2億9,604万4,000円ということで、これが単年度で見たときに、これぐらいのプラスの要因があったということでございます。  この2億9,604万4,000円に合わせる、黒字の金額に合わせる形で、項目の2番の平成26年度の主な相違額の要因を出しております。プラス要因に合わせるように歳入では決算の方が多ければプラスで、歳出では決算の方に不用額が出ればそれをプラスでということで、ちょっと引き算を逆にして、2億9,600万円がそれぞれの要因で分かりやすいようにしたものが2番の項目でございます。  ただいま部長が申し上げましたように、まずは収入率の方で頑張らせていただいたというのが一つ大きな点でございます。調定では6,468万円下がったわけなんですけれども、被保険者人数が減少傾向にありまして、この辺りが影響したのかなというところで、やや見込み違いがあったということですが、それをカバーするように、収入率の方が91.0%から91.9%、近年の予算上の91%の目標に対して決算では91.9%ということで、非常に大きく超過している状況となりました。  また、滞納繰り越しにつきましても18%の、これは平成25年度とほぼ同じぐらいの水準なんですけれども、それに対して率でも額でも1.5倍ぐらいに相当する金額ということで、7,401万2,000円がプラスになったということでございます。  この滞納繰り越しに合わせまして、延滞金の方も予算から見ますと2,123万6,000円増えたということで、これらを合わせますと、収入率の方で頑張らせていただいた関係で1億2,000万円ぐらいの関係がプラスに作用したということでございます。  それから、3番につきましては、国庫負担金は、例年、国の方の予算に合わせまして、いつも多目にくれると。要するに来年返還する分も含めて多目に、最後の調整率を少し多くしてくれるという傾向がございまして、その関係で6,720万円多かったという関係がございます。  退職の方は、退職の保険給付費は下がるんですが、それと同等に退職の療養給付費交付金というのが減る関係にございますので、こちらは歳入歳出、ツーペイの関係がございますので、4)番につきましては若干の数字はありますけれども、それほど大きな影響はなかったということです。  保険給付費の5)番、退職を除くですけれども、こちらにつきましては、最後の最終補正で5,000万円ほど補正をさせていただいたんですけれども、結果的には最後の月、2か月ぐらいが急激に保険給付費がおさまったということもございまして、上半期の予測からは非常に心配もしたんですけれども、いろんな項目を全部足しますとこれぐらいの不用額が生じたということでございます。  最後に、これは3番目に大きな理由にもなるんですけれども、都内の区市町村、全て行っている共同事業の関係です。こちらについては、他市町村の給付の動向によりますので、その推測は非常に困難なんですが、当初予算では国民健康保険団体連合会で集計した数値をもとに予算を計上させていただいたんですが、歳入と歳出の関係から見ますと、歳出の方が歳入をオーバーして歳出超過になっているという状況でございましたけれども、これが一転して歳入の方が超過したということです。これは逆に言うと他の区市町村の保険給付費の伸びよりも小金井市の保険給付費の伸びの方が大きかったということで、結果として共同事業の方で歳入の方が超過になったということで、こちらの方の収支ということが全体で7,728万7,000円ということになりました。これらの要因が約3億617万6,000円ということで、先ほど申し上げました平成25年の赤字と、平成26年の黒字の差の金額の約3億円ということに相当しているということでございます。  あと、補足になるんですけれども、3番の項目で、繰越金1億6,453万6,000円ということで、この度補正計上させていただきました。ただ、実際、この中身というものは、9月補正予算にも載っております退職の療養給付費交付金の精算にかかる返還金が2,715万5,000円、これを9月に支払わなければいけません。それと、これは確定したいので予定になるんですけれども、療養給付費の国庫負担金の精算にかかる返還見込み額が8,227万円ということになりまして、これらを差引きますと、実質的なプラス、黒字額は5,511万1,000円ということでございますので、実質的には保険給付費は70億円近い規模でございますので、適正な範囲内と、このように考えてございます。 181 ◯森戸委員 課長の頭がいいものですから、入りと出というのが十分によく分からなくて申し訳ないです。私も勘違いをしていたところがあって、結局、保険給付は不用が出たということですよね。退職も、それから退職を除くのも含めて出たということで、これが一つは大きかったのと、それから、もう一つは、やはり滞納繰越分をかなり徴収をされてきたということなのかなというふうに思っています。  この国民健康保険税が上がるときに、医療負担も含めてどうなるのかというのがあって、医療から離れていくんではないかということを懸念していましたが、これがそうなのかどうかというのはなかなか難しいところではありますけれども、本当に国民健康保険税を引上げる必要があったのかどうかということは、私は十分に今回のこの結果を見ると、かなりの増額だったと思うんですが、上げる必要はなかったんではないかなというふうに思うところがあります。その点は意見として申し上げておきたいと思います。 182 ◯中山委員長 ほかにございますか。      (「なし」と呼ぶ者あり) 183 ◯中山委員長 以上で、歳入歳出に対する質疑を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 184 ◯中山委員長 ご異議なしと認めます。したがいまして、歳入歳出に対する質疑を終了いたします。  次に、総括質疑を行います。      (「なし」と呼ぶ者あり) 185 ◯中山委員長 それでは、委員長報告において概要を報告することとなっている総括に対する意見・要望がございましたら発言をお願いいたします。      (「なし」と呼ぶ者あり) 186 ◯中山委員長 以上で、総括質疑を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 187 ◯中山委員長 ご異議なしと認めます。したがいまして、総括質疑を終了いたします。  以上で、本件に対する質疑を終了いたします。  ここで、本件の討論、採決は一時保留とし、議事の進行を図りたいと思います。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    188 ◯中山委員長 ご異議なしと認めます。したがいまして、討論、採決は一時保留といたします。   ────────────────── 189 ◯中山委員長 次に、議案第46号、平成27年度小金井市介護保険特別会計補正予算(第2回)を議題といたします。  部局から発言がありましたら、これを求めます。   (「特にございません」と呼ぶ者あり) 190 ◯中山委員長 これから質疑を行いますが、質疑につきましては、歳入歳出一括、総括の順序で行うことにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 191 ◯中山委員長 ご異議なしと認めます。したがいまして、歳入歳出一括、総括の順序で行うことといたします。  初めに、歳入歳出に対する質疑を行います。      (「なし」と呼ぶ者あり) 192 ◯中山委員長 以上で、歳入歳出に対する質疑を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 193 ◯中山委員長 ご異議なしと認めます。したがいまして、歳入歳出に対する質疑を終了いたします。  次に、総括質疑を行います。      (「なし」と呼ぶ者あり) 194 ◯中山委員長 それでは、委員長報告において概要を報告することとなっている総括に対する意見・要望がございましたら発言をお願いいたします。      (「なし」と呼ぶ者あり) 195 ◯中山委員長 以上で、総括質疑を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 196 ◯中山委員長 ご異議なしと認めます。したがいまして、総括質疑を終了いたします。  以上で、本件に対する質疑を終了いたします。  ここで、本件の討論、採決は一時保留とし、議事の進行を図りたいと思います。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 197 ◯中山委員長 ご異議なしと認めます。したがいまして、討論、採決は一時保留といたします。   ────────────────── 198 ◯中山委員長 次に、議案第47号、平成27年度小金井市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1回)を議題といたします。  部局から発言がありましたら、これを求めます。   (「特にございません」と呼ぶ者あり) 199 ◯中山委員長 これから質疑を行いますが、質疑につきましては、歳入歳出一括、総括の順序で行うことにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 200 ◯中山委員長 ご異議なしと認めます。したがいまして、歳入歳出一括、総括の順序で行うことといたします。  初めに、歳入歳出に対する質疑を行います。      (「なし」と呼ぶ者あり) 201 ◯中山委員長 以上で、歳入歳出に対する質疑を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 202 ◯中山委員長 ご異議なしと認めます。したがいまして、歳入歳出に対する質疑を終了いたします。  次に、総括質疑を行います。      (「なし」と呼ぶ者あり) 203 ◯中山委員長 それでは、委員長報告において概要を報告することとなっている総括に対する意見・要望がございましたら発言をお願いいたします。      (「なし」と呼ぶ者あり) 204 ◯中山委員長 以上で、総括質疑を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 205 ◯中山委員長 ご異議なしと認めます。したがいまして、総括質疑を終了いたします。  以上で、本件に対する質疑を終了いたします。  ここで、本件の討論、採決は一時保留とし、議事の進行を図りたいと思います。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 206 ◯中山委員長 ご異議なしと認めます。したがいまして、討論、採決は一時保留といたします。  休憩いたします。        午後7時40分休憩      ────────────        午後7時41分開議 207 ◯中山委員長 再開します。  お諮りいたします。本日の審査はこの程度にとどめ、延会とし、この続きは9月18日に行いたいと思います。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 208 ◯中山委員長 ご異議なしと認めます。したがいまして、ただいま申し上げましたとおり決定いたしました。  本日はこれをもちまして延会いたします。        午後7時42分延会 Copyright © Koganei City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...